11月2日は明治、大正、昭和にかけて活躍した詩人、歌人で今も残る数多くの童謡の作者「北原白秋」の命日です。
北原白秋の生家がある福岡県柳川市では、命日を偲んで水上パレードが開かれました。
『 北原白秋をしのぶ水上パレード 』
⇒読売新聞
北原白秋による童謡
「この道」 この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる
「待ちぼうけ」 待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと 野良稼ぎ
「からたちの花」 からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ
「ちゃっきり節「 唄はちゃっきり節 男は次郎長 花はたちばな
この他にもまだまだ多くあります。
誰もが一度は聞いたことのある、そして記憶に残っている歌ではないでしょうか。
北原白秋
⇒好書好日
童謡の歌詞もよく読んでみるといろいろと興味が湧いてきます。
例えば、「あめふり」の2番の歌詞
「あとから ゆこゆこ かねがなる」
このかねは、学校の下校を知らせる音でしょう。
だとすれば、お母さんが迎えに来て、その後について行こう、行こうと言っている。
最初は、鐘の音の擬音語かなとも思いましたが、ゆこゆことなる鐘の音はさすがにありません。
しかし、学校の下校の合図だとすれば、それ「帰れ帰れ」と聞こえて、転じて「ゆこゆこ」となる
ゆこゆこ鐘がなる、というのもありかなと・・・・ちょっと無理があるような感じですけど。
どちらにしても、「ゆこゆこ」の表現は単純ですが心に残ります。
こんな風に状況を想像しながら、細かく重箱の端をつつくように、意地悪さも加えて読んでみればなかなか面白くて終わりません。
シンプルほど奥が深いのでしょうね。
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