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ベトナムのカラフルな線香

2019-01-19 19:58:00 | 線香まつわり話  

アジアでは、旧暦の正月を盛大に祝う国があります。
ベトナムもそのひとつで、旧暦の正月をテトと呼びます。

この日には、寺院や家庭などで線香が多く使われます。


⇒Vietnam Online

この時期、テトを前にして線香づくりがピークを迎えます。


⇒MSNニュース

ベトナムの線香は、竹ひごに香料を塗り、半分ほど色づけしたものです。
とてもカラフルですね。


⇒ベトナムナビ

ベトナムの沈香はシャム香といって香りに苦みがなく芳醇な香りを放ちます。
素材に恵まれているベトナムでは、他にシナモンやハープなどを組み合わせて様々な線香があるようです。
こうした素材に恵まれているベトナムでも、最近は化合物や安価な材料で線香を製造するところも出てきて、健康被害の心配も出てきているようです。、

ベトナムでの線香は、日本と同じように人が亡くなった時や故人の記念日などでも使いますが、赤ちゃんが生まれた時などにも使います。
ベトナムは仏教徒が非常に多いのですが、地域の文化と結びついて独自に発展してきたようです。
線香についても、霊的な意味を持たせています。
線香を色で染めるのは、それぞれの色に意味があるようです。
黄色は相手とのつながりやコミニーケーション、赤は内なるエネルギーを表しています。

日本のお正月は終わりましたが、アジアで旧暦の正月を祝う国々ではこれからが本番です。
どこの国でも、新年の祝いはとても大切にしているようですね。



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