頬寄せて

コット(キャンプで使うベッド)で、カンナと一緒にに寄り添って寝ています。

時折カンナは私の方を見ては

私の頬に自らの頬を引っ付けて寝たりします。

こんな状態になってまで私の心配をしなくても良いのに…

泣かないと決めても、カンナの気持ちを感じると

どうしても大粒の涙が溢れます。



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カンナとの穏やかな時間

部屋中に優しく吹き込む風に

カンナは顔を向け、風を感じていました。

今、カンナに語りかけながら添い寝しています。



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強い心

病院から帰って来て、家に着いた途端に大泣きしました。

でも思いっきり泣いたら頭もスッキリして

「泣いている場合では無い頑張ってるカンナに失礼だわ」

と思い、泣くのはこれで最後にしようと決めました。

カンナは今もお食事をして、

水のボトルを差し出せば必死に飲んでいました。

カンナはまだ生きる事を諦めていません

だから私も泣いてなど居られません


カンナの残された一生、私も全力で共に尽くしたいと思います




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カンナ、危篤

今病院から帰って来ました。

結果から言いますと…いつ天に召されてもおかしくない状態だそうです…。

クチからの出血では無く、内蔵からの出血で、

肝臓が少し弱くなっていた事もあり、血が固まらないので

常に出血している状態になっていて、貧血状態です。

数値から言えば、生きていられない程の状態なのですが、

「カンナちゃんは強い子です」

と、先生が仰っいました。


「今日・明日は、カンナちゃんの側で過ごしてあげてください」

と言われました。

私が後悔しない様に…という先生の気持ちです。

覚悟は出来てるつもりだけど…

やっぱり辛いです…。



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カンナ、お水飲んでます

カンナ、今

勢い良くお水飲んでます

９時半からの診療。

カンナ、もうちょっとだからね



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カンナの出血

やっと出血はおさまりましたが、

小さな体であれだけの出血をしたので、やっぱり体力も落ちますよね…。

体力を少しでもつける為に、夜中もチョコチョコと食べさせてはいましたが、

今はお食事も嫌がります…。

とにかく朝一に病院に走ります。

朝を待つ一分一分がとにかく長く感じました。

カンナにとってはもっと長い時間に感じたでしょうね…



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