奥様は海外添乗員〜メモリアル

グロッタ・アズーラへGO♪

    

静かにベベレッロ港を出港した船は沖合に出たとたん勢いよく水面を走りはじめた。一見穏やかそうに感じられても外洋は思いの外荒れてることも珍しくないけど、心配したほどの揺れではない。船には俄然強い私も真面目に波にのまれるんじゃないかと思ってしまうくらいの大揺れを体験したことがあって、実はそれ以来船に乗る前にちょっぴり構えてしまうようになった(汗)。

比較的洞窟に入れる確率は高いという自負を持ってはいたものの、さすがに近年は異常気象のあおりもあってかそんな確率も低下気味。それでもいつものように1ユーロ硬貨を握りしめてカプリ島に向かう。この硬貨を使えるようにとね。実はこれ、洞窟に入れた暁に船頭さんに渡すチップ。メンバーみんなにコインを用意させる、それが私が洞窟に向かう際にいつもやってるおまじない。

やはり他のグループが乗り込んで来ることもなくガラガラの船はカプリ島のマリーナ・グランデに到着。オフシーズンならではの静かな港に人の姿はまばら。店もほとんどシャッターを下ろしてる。にもかかわらず洞窟行きの船乗り場には人の姿、それにボートも待ってる。やったぁ~!洞窟行きのボートが出るぞぉ!かくしてマリーナ・グランデに悲鳴にも似た歓声が響き渡った。さあ、かつてローマ皇帝たちをも魅了したグロッタ・アズーラへ向けて出発進行♪


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