奥様は海外添乗員〜メモリアル

添乗後記~カプリ島の朝

    

窓の外から聞こえてくる小鳥のさえずりで目覚めた朝。あれっ、ここはどこだったっけ?と一瞬頭の中がクルクル廻る、これぞ旅がらすならではの朝。そうそう、夕べ到着したカプリ島だったと思うやいなや、カーテンの外が思いっきり気になりドバッと起きた、これもまた職業病(笑)。

          

ようやく明るくなりはじめた空を眺めているといてもたってもいられなくなるカプリの朝。早朝散歩のためなら朝ごはん抜きは全く苦ではない。だってこんなに静かな時間はほんのいっ時。1時間後の島はいつものにぎやかな顔に変わってしまう。同時に完全に仕事モードになる前にぼんやり歩けるのこのわずかな時間を大切にしなきゃ。そんなわけでホテルに戻ったら即仕事顔になれるだけの準備を整え、飛び出した静まり返るカプリの島。

    

そんな私をまず出迎えてくれたのはやっぱり早朝散歩を楽しむニャンコ。「キミはいいね。毎日こんなステキな島の散歩を楽しめて。」

          

そんな会話を楽しみながらプラプラと気のむくままに迷路を行ったり来たり。と、東の空がどんどん明るくなってきた。楽しい時間ってどうしてこんなに経つのが早いんだろう。

    

ホテルへ戻りながら島の中心であるウンベルト1世広場へ出ると、観光客が押し寄せて来る前のなんとも素朴な風景が。生活感のあるこの風景が嘘のように日中の広場は今日もさぞかしにぎわうことだろう。

    

広場の展望台に立つと、夕べの雨に洗われたか海をはさんだソレント半島がクッキリ見える。幸い今日はいいお天気になりそうだね。海面に立つ白波は今は見なかったことにして、そろそろホテルへ戻ろうか…


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