
入院生活の最後を飾るスイーツはシュークリーム。実はこれ、売店のレジ横のガラスケースに毎日たくさん並んでましてね。まだ点滴をぶら下げて水やら唯一許されたジュースやらを買いに行っていた頃からずっと気になってたものなんです。夕方になるとたいてい売り切れてたこのシュークリーム(130円)。いつか食べたい食べたいと、ただひたすらそう思いながら、なんと1ヶ月以上が経ってしまったんですね。

皮はパリパリのパイ皮仕立て。中はたっぷりのカスタードクリーム。あぁ、こんなものを食べられる時がついにやって来たとは!普通の生活をしていたら何でもないことが、今回の入院を機に特別なことに思えることは実にたくさんあります。まさに「失ってはじめてわかる有難さ」ってやつですね。っと、念願だったスイーツを頬張りながら入院生活最後のおやつタイムをしみじみと味わってます。


