奥様は海外添乗員〜メモリアル

暇な添乗員のつぶやき~私的旅のおともたち

          

いくら私が個人的に「暇だぁ~!」とボヤいていても、世の中は夏休みまっただ中。希望的観測によれば、来月以降はまたいつものように「忙しすぎるぅ~!」とボヤけそうだし(結局いつもボヤいてる…)、これからお出かけ予定の方の参考になれば?ってことで、旅の便利グッズたちをご紹介しませう。ただし行き先によってもその内容はずいぶん違ってくるし、人の生活習慣等によっても旅のおともはまちまちのはず。よってご紹介する品はヨーロッパ(方面)向け、そしてあくまで私的!であるという点を強調しておきますぞよ。

それにしても最近は預け入れ荷物の重量制限(エコノミークラスは一般的に20~23Kg)がやたらに厳しいご時世なので、むやみやたらに何でもかんでも抱えて行くわけにもいかない。それでも常に私のスーツケースに入っているもののひとつが【旅行用湯沸しポット】。仕事ではもちろん、プライベートとなれば絶対になくてはならないもののひとつ。お茶文化を持つイギリスを除けば、ヨーロッパのホテルで部屋に湯沸かし器が置かれてることは稀。この点は驚かれることが多いけど、そもそもヨーロッパの人たちに部屋でお茶やコーヒーをすする習慣はないからね。

例えば…起きぬけにいただくコーヒーは私にとっては目覚まし代わり。レストランまで行けばもちろんコーヒーは飲めるけど、ハッキリ言ってグレードの高いホテルでもないかぎり、朝食会場で美味しいと思えるコーヒーに出会えることはそう多くはないから。そうなると部屋で飲むインスタントの方がまだマシだったりするのよね(笑)。あるいは現地の脂っこいものに胃が疲れたはじめた時に部屋ですするインスタント味噌汁やカップラーメンはこの世のものとは思えないほど美味しい。向こうに行くと時差ボケで夜中に目覚めてしまうことの多い留守番隊はいつもお湯を沸かしてひとりホットウイスキーをすすってるし。「持っててよかったぁ~♪」度ではNo.1間違いなしの品。

ところでヨーロッパも夏本番。日記でも度々書いてるように最近のヨーロッパはとにかく暑い。そして昔に比べると驚くほど湿気があったりする。だから以前では考えられないほど汗ばむことが多くなった。ところがそこはヨーロッパ、ある意味超近代的な日本とは違って美術館の中のエアコンが効いてなかったり、乗り込んだ列車のクーラーが故障していたり、そんなことも珍しくない。そんな時の必需品が【扇子】。パタパタしてても見た目にキレイでスマートだし、バッグに入れとけばやっぱり「持っててよかったぁ~♪」でしょ。

さらにこの時季に出番の多くなるのが【蚊取り線香】。いるのよ、いるのよ、ヨーロッパにだって蚊が。窓を開けるようなことがあっても網戸なんてものはないし、ホテル周りにちょっとした自然(草木)があったりしたらそこが田舎であろうと都市部であろうと用心を。ぶぅ~ん!ときたら慌てず騒がず蚊取り線香に火をつけよう。日本の蚊取り線香でもヨーロッパ生まれの蚊に効果アリとは実証済み。お線香のかおりってリラックスできるし、これにてめでたしめでたし。

最後にもうひとつご紹介したいのが【靴用乾燥剤】。旅に出るととにかく歩く歩く。普段の生活では考えられないほど歩く。特に歴史的遺産の多いヨーロッパの街中は歩かなきゃ何も観れない。バスの乗り入れ規制がとっても多いから。朝早くから夜遅くまで歩き疲れた脚を労わるように、靴にも労わりを。つま先部分が開いてるサンダルは別にして、革靴だろうと運動靴だろうと相当な汗をかいてるはず。部屋に戻ってスリッパに履き替えたら靴にこの乾燥剤をポン!そうすれば翌日も気分さっぱり靴を履けるってわけ。100円ショップで売ってるもので十分よ。

さて、出発準備中のみなさん、参考になりましたかしらん?挙げ出したらキリがない旅グッズ。旅を続ける中で自分なりの便利グッズを見つけていくのもまた旅の楽しみ。なければないなりに過ごせてしまえるものだけど、あればやっぱり「持っててよかったぁ~♪」と思えるものはたくさん。旅グッズに迷ったら留守番隊までメールでご相談を(コメントではお返事できません)。あぁ、旅の準備って楽しいよね。こんなこと書いてるだけで私はもう「どこかへ行きた~い」…

写真はミコノス・タウンの街並み(ギリシャ)



みなさんからのコメントはいつも楽しく読ませていただいています。ただ諸々の理由によりこの年明けからコメントへのお返しはしていませんのでどうぞご了承下さい。また旅関係のご質問やリクエストに関しては、できるだけ今後のブログ上に反映させていきたいと思っています。

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