昔の望遠鏡で見ています

星の村天文台星まつり(2022)



 田村市で行われた星まつりに行ってきたので、ご紹介する。これまでは秋の開催であったが、今年はコロナも一段落のこの時期に催された。例年よりは若干少なめの参加者のように見受けられたが、久しぶりに賑やかな雰囲気を楽しむことができた。




 建物前には、3列のテントが設営されていた。



 駐車場側に、もうひと区画の出店があった。左のだんしゃり屋笹山の前には、木製のピラーに載った五藤の古い鏡筒があった。対物レンズセルには焦点距離800mmと表示されていたが、外観がウラノス号と若干異なるようであった。また左奥には、15cmアクロ(F8)鏡筒が、立派な箱入りで売りに出されていた。何でも鏡筒が5千円の箱が3万円(別売不可)という、愉快なお店であった。星見屋の前には、最新のZWOの製品が出されていた。この赤色の製品は、協栄のテント前でも見られたので、勢いのある会社なのだと感じた。



 国際光器では、接眼鏡類が沢山出品されていた。



 スカイバードでは、昔の五藤6cm用赤道儀と三脚が出品されていた。その左側はミザールのCX150用赤道儀と三脚で、右はミードの赤道儀である。机の上にはTVの102鏡筒があったが、筒長が短いので驚いた。



 駐車場側の奥では、「隕星剣」の鍛錬が行われていた。左側の若者のハンマーが、ちゃんと熱い鋼の上に打ち下ろされていたのには感心した。

 今年からは、新緑の綺麗なこの季節に開催されるということだが、暑くも寒くもないので動きやすく、案外良いのではないかと感じた。

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