3月3日から、春休み帰省をしており、
11日の2時30分に羽田を発つ予定だった便で、
沖縄に戻ってまいりました。
大地震のあった時間は、
息子と2人、飛行機の中。
まだ飛び立つ前だったので機体は大きく揺れました。
ひやりとしましたが
いろんな点検をした後、
飛行機から降りて待機することもなく
数時間遅れて飛んだ飛行機は
どうにか那覇に着き、
心配していた夫とも会え、
家に戻ってこられました。
翌日、ニュースを見て何が起こっているか知りました。
日を重ねるごとに増えてゆく犠牲者の数、
さまざまな二次災害、
飛び交う情報は信憑性があるものから出たらめなものまで。
自分と息子があの日、怪我もせず
飛行機に乗って家に帰ってこられたのは
本当に運が良かったことでした。
でも、家族が枕を並べて眠ることができることを
こんなに後ろめたく思うなんて。
奇しくも3月11日は、息子の4歳の誕生日。
忘れられない一日となりました。
「じしんってなーにー？」
「つなみってなーにー？」
の問いに、どう答えていいのか。
テレビに映し出される映像を、
上手に伝えるにはどうしたらいいのか。
きちんと考えなくてはなりません。
被災地の皆様に、
お見舞い申し上げますとともに
一日でもはやく、安心して眠れる日が戻ることを心から願います。
工房ima