沖縄weekly voice

沖縄在住の元気人が発信する

海のブログ Vol.1

2011-01-01 00:00:00 | 火曜



あけましておめでとうございます!
手続きの都合、2010年12月31日の今、書いています。
師走に、「年が明けた向こうのテンション」で話をするのは、難しいです。

では、2010年の元旦に撮った作品から紹介していくことにします。
2010年1月1日早朝、僕は真栄田岬に来ていた。
北東10m以上の風が、指の感覚を失わせた。
撮影体勢に入ると、そこは風をかわし、気分的に余裕がでてきた。
この時は、ノープランの撮影でしていた。
何故か暗いうちに目が覚めて、それから、朝日が見られる所を目指したのだ。



2010年は、よくこの真栄田岬一帯の撮影をしました。
この朝の作品が、その原動力となった。
裏真栄田ビーチは、大きく分けて3つある。
その一つには、印象的な岩門がある。
僕は、「王ヒン岩」と名づけた。

http://yd1fotoffice.ti-da.net/e2765766.html

2010年6月A日、沖縄全域にこの年初の黄砂が舞った。
この時期、週に3回以上のペースで真栄田に来ていた。
よく海に足を運ぶうちに、空の色や感じに敏感になった。
その日は朝から、なにやらモヤかかっていた。
霧のような、陽気でもなかった。
それは、昼を回っても一向に晴れなかった。
日が傾くと、いっそうモワりと全体を包み込んでいた。
AMラジオの情報で、黄砂だと解った。
大陸からつながるベールの舞う王ヒン岩を、撮影した。



さてさて、お正月ということで。

なんとなく、富士山を連想します。

沖縄の富士山と言えば、「 タッチュー 」かな。

2009年7月。備瀬からシーカヤックで伊江島に渡りました。
キャンプで一泊して、島を一周して、出航地に戻った。
二日目、晴れわたっているが、風が強めだった。
正午近く、風の島影にはいっていた。
侵食でえぐれた岩の洞では、無風に感じた。
それから、島の北側に漕ぎ廻ると、風は斜め前から吹いてきた。
そして、島にぶつかる返し波と、逆風に5時間以上もんちゃくした。



これまで、他にいくつかの離島に渡ってきた。
そこには、いつもあるがままの自然が残っている。
その息吹は、魂の輝きにエネルギーを与える。
僕は、海や自然の癒しの力を信じている。
目に見えない力は、言葉や数字にできないので、わかりにくいものだ。
それを写真の力で変換して、人のために贈りたい。



今回は、連想自己紹介的な内容で、失礼いたします。
次回は、僕が日常的に使用している機材などについて、紹介していきたいと思います。



2010年現在、メインで使っている” EBONY SW4x5 ”。
こういった蛇腹のカメラを、一般的にビューカメラと呼ぶ。素晴らしい機能を備えているモノだ。