光る壁画
2018年10月25日 | 本
吉村昭の光る壁画を読んだ。
戦後まもない時代に、胃カメラの開発に情熱を傾けた外科医と技術者の物語。
当時はまだ、世界中で胃カメラは研究途上で、無理な挿入により、患者に苦痛を及ぼしたり、時には死亡させたこともあったそうだ。
患者に苦痛を与えず、事故など決してないような開発が望まれていた。
挿入する管をどんな材質にするか、カメラのサイズはどこまで小さくできるか、真っ暗な胃の中でどうやって発光させ、鮮明な写真を撮れるのか、実験を繰り返しながら作りあげていくのだ。
東京で仕事に没頭するあまり帰省もままならず箱根で旅館業を営む妻との葛藤。
専門的な話が多い中で、ちょっと休憩できる。
医学の進歩についても言及されていた。
18世紀から19世紀にかけて、尿道に先端に鏡が取り付けられた金属感を差し込み、治療したという。
想像しただけでも、下半身がツンと痛くなる。
生きてる間、そんなもの尿道に突っ込まれないうちに死にたいものだ。
それにしても医学は考えられないスピードで進歩していく。
安全で、病巣の発見に効力大の胃カメラなんだろうけど。鼻からも口からもあまり入れたくない。
一度経験あり、その時は口から入れ、カメラを通して送られてくる映像を見ながら、医師が説明してくれた。
そんな状態で、まともに見れるはずもなく、早く終われ〜って心の中で叫んでいたこと思い出す。
いやだなあ。
検診で、必要なんだろうけど、イヤだなあ。
戦後まもない時代に、胃カメラの開発に情熱を傾けた外科医と技術者の物語。
当時はまだ、世界中で胃カメラは研究途上で、無理な挿入により、患者に苦痛を及ぼしたり、時には死亡させたこともあったそうだ。
患者に苦痛を与えず、事故など決してないような開発が望まれていた。
挿入する管をどんな材質にするか、カメラのサイズはどこまで小さくできるか、真っ暗な胃の中でどうやって発光させ、鮮明な写真を撮れるのか、実験を繰り返しながら作りあげていくのだ。
東京で仕事に没頭するあまり帰省もままならず箱根で旅館業を営む妻との葛藤。
専門的な話が多い中で、ちょっと休憩できる。
医学の進歩についても言及されていた。
18世紀から19世紀にかけて、尿道に先端に鏡が取り付けられた金属感を差し込み、治療したという。
想像しただけでも、下半身がツンと痛くなる。
生きてる間、そんなもの尿道に突っ込まれないうちに死にたいものだ。
それにしても医学は考えられないスピードで進歩していく。
安全で、病巣の発見に効力大の胃カメラなんだろうけど。鼻からも口からもあまり入れたくない。
一度経験あり、その時は口から入れ、カメラを通して送られてくる映像を見ながら、医師が説明してくれた。
そんな状態で、まともに見れるはずもなく、早く終われ〜って心の中で叫んでいたこと思い出す。
いやだなあ。
検診で、必要なんだろうけど、イヤだなあ。