2017年5月の宮古島の旅の記録
2日目
宮古馬は体長120センチ、性格は従順でおとなしい。
西平安名崎へ行く途中、宮古島らしい馬を牧場で発見した。
競馬好きなので、契約してるグリーンチャンネルで宮古馬の番組があって、あとから知ったこと。
大正から昭和初期、一万頭の宮古馬が宮古島にはいました。
農作業で活躍した馬も機械化によって、その頭数を次第に減らしていきます。
1976年、宮古馬認められる馬は、たった14頭になってしまいました。
オス3頭、メス11頭で、オスは繁殖能力を超えた馬でした。
宮古馬保存の活動が、この頃から開始されます。
1978年、元々、宮古島で生まれた宮古馬が本島から帰ってきました。
オス、名前は太平号です(現在は博物館で剥製)
3匹のメス馬と繁殖し、2世が誕生したのが、1980年でした。
それは30数年振りでした。
オスでへいたと名付けられます。
1983年、粟国島で宮古馬の調査が行われました。
30頭の宮古馬が確認されます。
粟国島から宮古島へ導入され繁殖に成功させます。
そんな努力の甲斐もあって、1999年に17頭、2009年には33頭、現在は保存会の目標の50頭に達成しているらしい。
久米島や本島にも宮古馬が多かったのは、沖縄で、宮古島が県の馬産地帯だったとのこと。
宮古馬の性格や飼いやすさが、県全体に拡がっていったと研究者が述べられていました。
今後、宮古馬を、どう活用していくのか、注目していきたいと思います。
参考に
日本固有の在来馬は現在8種類です。
道産子、木曽馬、野間馬、対州馬、御崎馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬。
宮古馬は県の天然記念物になってます。