草戸稲荷へ
広島県内では広島護国神社に次いで初詣の人が二番目に多い。
平安時代の807年、明王院を開基したとされる空海上人が同寺の鎮守として祀ったのが最初とされる。
当初は社殿が芦田川の中州に鎮座していたが、たびたび洪水により流失して現在の地へ。
神社本庁から脱退した単立宗教法人で、神社本庁は神道政治連盟や日本会議といった政治色の強い団体と協力関係であるので、最近は脱退も多いらしい。
明王院
鎌倉時代1321年建立された本殿と、南北朝の1348年に建立された五重塔。
どちらも国宝。
中世には、現在では川に埋もれた遺跡、草戸千軒町が栄えていた。
かつての福山の中心部だ。