茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

我が三味線教室の期待の星

2007年08月20日 | 気まぐれ日記
私が現在自宅にて細々と?開いている三味線教室の期待の星「磯貝祉鶴」(いそがいちづる)
さんの紹介です。
そもそもの切っ掛けは彼女のお母さんから”うちの娘が三味線をしたいと言ってますが教えて
くれますか?”とのことでした。
私も軽い気持ちで”こちらの都合で週に一度間違いなく教えることが出来ないかも知れませんが
それでも良かったらどうぞ”と受け入れました。

平成13年の1月から始めましたが、三味線は全くの未経験者で構え方・撥の持ち方からの稽古
が始まりました。
基本的に稽古は週に一度、一対一の向かい合っての稽古です。
今まで何人かは彼女のような三味線未経験の人に教えたことはありますが、ところがどっこい?
彼女の場合は他の人と少々違っていた。
第一に目つきが違っていたし、向かい合っての稽古でも大抵の人は知らず知らずのうちに自然と
後ろに下がることが多いが、彼女の場合は逆に夢中になると前進してきました。

これはもしかしたら「もの」になるかも知れない・・・との私の思いどうり一年・二年と経つうちには
メキメキ上達してきた。
忘れもしない平成17年の5月、毎年開催している第19回「しげさ節全国大会」三味線上級の部
での優勝という名誉に輝いてしまった?(正直私としてはまだまだとの思いでおりましたが)

今でも初心を忘れることなく熱心に稽古を重ねており、私の期待も今では更に大きく膨らむことと
なりましたが今後も頑張って欲しいと思っています。
何事も経験が大事であり、これからも更に舞台経験を積む機会を与えてあげようと思っています
ので、各地の民謡関係の方々お見知りおきのほど、どうかよろしくお願いします。

最後に独身の男性諸氏に申し上げます・・・残念ながら?彼女はすでに結婚しています。
できれば?他の女性をお探し下さいますようお願いします。