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OKERUのひとりごと

2012年10月にアメリカ・ケンタッキーから帰国。
ジャックラッセルのももちゃんと日々の生活について
綴っています。

TVジャパン、一部一般番組再開へ

2011年03月20日 | 日本の出来事 in KY
3月19日(土) 

3月11日の東北関東震災後、ずっと地震関連のニュース・番組を放送し続けてきたTVジャパン(NHK)ですが、
昨日の午後7時(東部時間)から一部の一般番組の放送が再開されました。

もちろんメインは震災のニュースですが、朝ドラ「てっぱん」(12日放送分)や大河ドラマ「江」(再放送分)などが放送されました。
その他、「スタジオパークからこんにちは(ゲストは舘ひろし)」も放送されたのですが、
それはまさに地震の起きた11日のお昼に収録・放送されたのもので、その終了1時間後にはあの大地震が
東北を襲ったことになります。
番組内ではそんな悲劇がその後日本に訪れることを誰も想像しておらず、みんな楽しそうに笑っています。
その後NHKに見学に来ていた人たちは、多かれ少なかれ地震の影響を受け、帰宅困難者になってしまった方も大勢いたと思われます。
TVの前でこの番組を見ていた東北の方で、被災してしまった方もきっといらしたでしょう。
人の一生は、想像を絶することが起こるのか分からない・・・・・。
「スタジオパーク」はそんなことを改めて強く痛感させられました。


民放はどうか分かりませんが、震災後1週間が経ちNHKがこうして通常の番組を放送し始めたということは
被災地以外の町が少しずつ落ち着きを取り戻してきたということだとは思います。
でも、被災地はいまだ孤立し救援の手がほとんど届いていない場所があると聞いています。
大きな避難所には届いている物資が、同じ被災者でありながら違う場所にいる人には届いていないということです。
(NHKの「あさイチ」にFAX等で被災者からたくさんそういう訴えがありました)

TVでの報道が減ったからといって、安心してはいけないのです。
まだあの大惨事から1週間しかたっていないのです。
まだ1万人以上の方が行方不明なのです。
まだ避難所で何十万人もの人が不自由な生活を強いられ、多くの人が帰る家さえない方がたくさんいるのです。

どうか「被災地の人を手助けしたい」という気持ちが、一時的な熱情で終わるのではなく
今後も続く生活復興の長きに渡る支援の気持ちを、ずっと持ち続けていって欲しいと思います。


昨日の一部一般放送の再開にあたって、悲しいニュースばかりに触れてきて気持ちが晴れない落ち込む1週間を過ごしてきたので(被災した方から見れば全く贅沢な話です)、
正直少しほっとし嬉しかったです。
でも、この安堵感が「被災地の状態が良くなった」(もちろん徐々に良くはなっているとは思いますが)という間違ったイメージにつながってしまうことだけは避けたいものです。

時間が経てば否応なしに報道の数が減り、そうすると被災地以外の人の関心が薄れていく・・・・。
かつての大災害の時もそんなことがあったのではないでしょうか?
自分にも身に覚えがあります。

過去は変えられないので、たとえ今までがそうであっても、これからも「関心を失わない」自分でいようと思います。
NHKの一般放送再開にあたって、こんなことを感じました。


愛知県でも買いだめが始まっているようです

2011年03月16日 | 日本の出来事 in KY
3月15日(火) のち

福島第一原発の状況が毎日刻一刻と変化し(それも悪い方へ)、その周辺に住んでいる人はもちろん
日本中の人が心配していることと思います。
海外も被災者の救済と並んで原発の状況に注目しています。

そんな中、15日の午後10時過ぎに静岡の富士宮市を震源にした震度6の地震のニュースが入りました。
幸い死者は出なかったようですが、かなりの揺れで建物が被害を受けていました。

神様が本当にいるのかどうか、誰が采配しているのか知りませんが、
「これ以上日本を痛めつけてどうするの?もういい加減にして!」と怒りがこみ上げてきました。

今回のこの地震は「東海大地震」ではない・・・という話ですが、それでも震度6。
今後の余震を考えると、防災の準備は物資・心構え共にしなくてはなりません。

この静岡の地震は愛知県でも震度3くらいあったそうなので、私の実家と夫の実家に
被害がなかったか連絡を取りました。
幸い大きく揺れたものの、物が落ちてくるということもなく、元気そうでした。

町の様子を聞くと、昨日の段階(静岡の地震が起きる前)で懐中電灯などに使う単一乾電池が売り切れていて
お水もいつも行く大型スーパーに全く残っていなかったそうです。
そしてお米もいつもは山積みで売っているのに、数袋しかなくて、皆が備蓄のために買いに走っているのが分かったそうです。

気持ちは分かるのですが(私もその場にいたら買いに走ってしまうと思いますが)、すこしパニックになりかかっているのが心配です。

先ほど見た枝野官房長官の会見で、
「被災地の燃料確保のために、その他の地域の人は燃料の買いだめを行わないように」とお願いしていました。

食料品はまだしも、燃料の買いだめはしないようにしましょう。




大地震と津波

2011年03月12日 | 日本の出来事 in KY
3月11日(金) 

今朝、9時頃にトーペイントのジーン先生から突然電話 がありました。

実は夫が出張中で、その時まだ寝ていた私はボーっとした頭で電話を取ると、
「日本で大きな地震があったみたいだけど、OKERUの日本の家族は大丈夫?
 ハズバンドの家族も大丈夫?」と
心配をしてかけてきてくれたのです。

私は、ちょっと前に起きた東北の地震のことだと思ったので、
「ウン、大丈夫。エリアが違うから。ありがとうね。」と気楽に応えて、電話を切りました。
昨日も会ったのに、どうしてわざわざそんな前の地震のことを聞いてきたんだろう?と不思議に思って
TVをつけたら、暗闇の中の大火災の映像が流れていました。
火災の映像の後は、大津波が流れ込み町や畑などが洗われ、建物の残骸や車まで流されています。
津波にさらわれてしまい、姿を消してしまったその町の様子は、まるで映画で見るCGのようで、
実際のこんなことが起こるなんて・・・・・。

スリランカの大津波の衝撃的な映像を思い出しました。
でも、今回の津波の被害は、そこにあったであろう町の様子が想像できるだけに、より痛烈に心に突き刺さります。

また、地震の揺れは関東地区でも大きな被害を出しているようで、道路に亀裂や段差ができていたり、がけ崩れがあったり。
また火災や建物の崩壊も起きているようです。

そして、その後大きな地震が長野県でも発生しました。
連動して起きているのでしょうか。

津波に関しては、日本中の太平洋側の都道府県に警報・注意報が出ています。
日本だけではなく太平洋に面しているすべての国・地域に影響が出てくるものと思われます。
実際に既に、ハワイやアメリカの西海岸に津波が到達し、被害が出ています。

ニュースでは、人的被害の状況も報告されていて、時間がたつにつれ、すごい勢いでその人数が増えていて
本当に心が痛みます。
一刻も早く、津波・火災・余震が治まってくれることを祈るばかりです。

<追記>
日本の家族(愛知県)には、夜が明けるのを待ってから電話しました。
幸いなことに、実家、夫の実家、妹、義理姉の家ともに大丈夫でした。