小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

八ケ岳・白駒池スノーシューイング(3)

2008年02月21日 | 山登り

2008,2,10~11

八ケ岳・白駒池、中山(長野県)

2496m

(3)

高見石小屋ー白駒池ー高見石ー中山ー中山峠ー黒百合ヒュッテー渋の湯

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■中山展望台 10:34~10:44

シラビソの森の中をさまようように歩いて約1時間。振り向けば浅間山が見え、しばらく歩くと

いきなり森から飛び出し信じられないような絶景ポイントに到着。

中山山頂付近を除いて、約270度の大パノラマ。

天狗岳の展望ポイントと聞いてんたんですが、それどころか南アルプス、中央アルプス、北アルプス

の山々が目の前に広がっています。

▲東天狗岳と西天狗岳

先着の女性は、「どこから見たらいいんだろう。」

その言葉に、大きく頷く小太郎。

それほどの絶景。しばしこの光景に動くことができなかった。

▲中央アルプス(クリックで拡大)

▲槍穂高連峰(クリックで拡大)

▲蓼科山の奥に後立山連峰(クリックで拡大)

▲東天狗岳山頂付近(クリックで拡大)

今日は本当に天気に恵まれている。展望台に立っていても全く風を感じない。

今日なら、楽に天狗岳に登れそうだ。頂上付近にズームすると、天狗の鼻付近を下山している

3名の登山者を確認できる。(見えるかな?)

写真には、写っていないが東、西天狗岳共に頂上には多くの登山者を見る事ができた。

▲エビちゃん

いつまでも見ていたいが、そういうわけにも行かないので中山に向け歩き出す。

その脇にある木を見ると立派なエビちゃんができている。

ちょっと天気が崩れるとこうなるんだ。今日の天気に感謝。

 

■中山山頂 10:58(2496m)

 

▲中山山頂

またまた樹林帯に入ったと思ったらいきなり中山山頂の標識が。

よそ見をしていると確実に通り過ぎる山頂だ。

今まで一番地味な山頂かも知れない。

でも、今回の山行で一番標高の高い地点なんで、一応載せときます。

▲東天狗岳と硫黄岳

地味、地味と言いながらやはり山頂。ここからは下ります。(あたりまえ)

登山道も東側に移り、北には浅間山が見え、南には硫黄岳が姿を現しました。

道は硫黄の爆裂火口の延長になるのか東側は、気持ちがいい程にスッパリ切れ落ちてます。

■中山峠 11:31(2410m)

▲中山峠

登山道に岩がゴロゴロと出てきて、中山峠の雰囲気出てきたなと思ったら、中山峠に到着です。

ただ、雪が多いんで本来とは違って、歩きやすいです。

ここで、天狗岳に登ろうかと食指を動かしたが、いくら天気がいいと言ってもピッケルも持っていない

やはりここは我慢して、本来の計画通り黒百合ヒュッテに向かうことにした。

■黒百合ヒュッテ 11:36~12:04

▲黒百合ヒュッテ

中山峠で右に曲がり、5分もすればなつかしい黒百合ヒュッテに到着します。

テン泊の人もいくつかあり、めっちゃ寒いんだろうなと思いながら通り過ぎます。

ここで、昼食とトイレ休憩をとります。

昨年のゴルデンウィークと比べ物にならないくらいの雪。

ヒュッテの屋根にも大雪があるだけど、ここは太陽電池のパネルがある。だから、大変だろうけど

しっかり雪かきをしている。

南側の山の斜面では、ちりとりのようなソリで尻セードを楽しんでいる人もいる。

天気は最高。まったりとしたお昼時。

ヒュッテの玄関横の温度計は20℃を指している。

 

んっ?  20℃

いくらなんでもありえへん。

 

自分の温度計を見ると見事に0℃を指している。

ヒュッテのは南向きなんで直射日光が当たって20℃になってるんです。

でも昨日は、昼間でも全く雪が溶けなかった、今日は溶けてグローブを濡らすようになってきました。

 

さあ、休憩も終え渋の湯に向けて出発します。

コースタイムで1時間45分。ゆっくり下りてもいい時間で渋の湯に着くことができるだろう。

ここからは、一度通ったことがある道。雪の量は比べようは無いが、通ったことがある道というのは

なにか安心して歩くことができる。

サクサクと進み、もちろん2ケ所の分岐も間違うこともなく、無事に渋の湯に到着です。

 

■渋の湯 13:16

渋の湯に無事到着し、下山届けを出し、1泊2日のスノーシュー山行も無事終えることができた。

なんといっても天気に恵まれたのが一番だった。

車に乗り込み、置いてあったお茶を飲もうとしたら、

あっ、凍ってる。

天気が良かったといっても、そこはやはり八ケ岳。車の中でもしっかり氷点下だったようだ。

 

後は、汗を流そうと縄文の湯へ行くと、いっぱい。

やはり3連休。お風呂も大賑わいのようだ。

 

急遽、もみの湯に変更して汗を流し、岡山へと向かった。



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