小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

八ケ岳 赤岳・横岳縦走(1) 2009,7,11~12

2009年07月16日 | 山登り

2009,7,11~12

八ケ岳 赤岳・横岳縦走(長野県・山梨県)

2899m・2829m

(1)

7月11日

美濃戸-赤岳鉱泉-行者小屋-文三郎尾根-赤岳-赤岳天望荘

北八ケ岳は過去に何度も登っているが、南八ケ岳は未踏の地。以前から気にはなっていたが、

実力が伴わないのと、優先順位の関係から後回しになっていた。

今週になって、高山植物が見頃の文字が山岳情報に踊っているのと天気が良さそうなので金

曜日に急遽行くことに決定。

諏訪南ICで高速を降り美濃戸口から林道を美濃戸へ向けて走る。こういう時に相棒のアウトバッ

クにしてよかったとつくづく思う。美濃戸から歩く人を横目に林道をドンドン進んで行く。

■美濃戸 7:42(1690m)

▲赤岳山荘と相棒のアウトバック

思っていた程荒れてなくてホッとしたが、普通の車高の車だとかなり気を使わないと底を打つだろ

う。赤岳山荘の駐車場に着くとかなりの台数。空いているところに車を置くと同時に、駐車料を取り

に来た。2日分の2000円を支払い、準備を整えて出発する。

思っていた以上の人に少々ビックリ。それと、小さいザックの人が目立つ。日帰りだろうか?

今日は人が多いと思ったので、美濃戸山荘で、天望荘を予約した。

どっちから登るの?と聞かれたので、行者小屋に着いてから考えると答えた。(本当に決まってないんです。)

▲八ケ岳といえばこれ

山荘を出発すると有名な「八ケ岳」の看板。ここで、南沢と北沢とに分かれるが、今回は道のいい

北沢をチョイスした。

この道は、林道の延長のようだ。ゆるやかな道をウォーミングアップがてらに進んで行く。

美濃戸山荘ではにぎやかだったのに、北沢に入ってからは嘘のように静かになった。

皆時間が短い南沢に行ったのだろう。

林道の左右には、美しい森が広がり地面にはコケが生え輝いている。

「きれいなところだな」と思いながら歩いていくと、約40分で林道の終点に着く。

■林道終点 8:39

体調がいいのでそのまま休憩をとらず先に進む。ここから登山道らしくなった。沢沿いに付けられ

た道は歩き易く涼しい。

▲北沢に架けられた橋

何度も沢に架けられた橋を左右に渡り、赤岳鉱泉を目指す。

 

▲緊急用のもう一つの道との出合

▲遠くに大同心が見える

大同心が見えてくると、赤岳鉱泉は近い。

■赤岳鉱泉 9:38~9:52(2220m)

▲赤岳鉱泉

赤岳鉱泉に着くとたくさんの人で賑わっていた。硫黄岳から降りてきた人、登る人だろう。

赤岳鉱泉で休憩をとり、今度は行者小屋を目指す。

出発して間もなく、黒い獣の影が現れビックリ。思わず声をあげてしまった。

▲初めてのニホンカモシカ

良く見ると「ニホンカモシカ」話しには聞いていたが初めて見た。5月にオーレン小屋で聞いたが

しばしカモシカとにらめっこ。カモシカは近眼で白内障というのは確認できなかったが、視線をそ

らさないのは事実だ。その後は何もなかったかのように草を食んでいた。

▲行者小屋への道

この後行者小屋小屋までは誰にも会わなかった。カモシカ以外は。

▲大同心の展望(クリックで拡大)

途中、中山展望台で景色を堪能し、下って行くとすぐに行者小屋だ。

■行者小屋 10:39~11:02(2350m)

▲行者小屋

ここでは南沢からどんどん人が上がってくる。ここで昼食を摂る為に大休止。

食事をしながら様子をうかがうが、皆さん文三郎尾根へ向かってゆく。地蔵尾根は不人気なのか?

岩場が苦手な小太郎は、地蔵尾根に行こうかなと思っていたのに、横岳の岩場の練習かたがた

文三郎もいいかなと傾いていった。ヘタ子も行く気満々なので文三郎に決定。

                                            (2)につづく

 



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