小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

甲斐駒ケ岳(1) 2007,9,22

2007年09月30日 | 山登り

2007,9,22

甲斐駒ケ岳(長野県・山梨県)

2967m

(1)

戸台口-北沢峠-駒仙小屋キャンプ場-甲斐駒ケ岳-双児岳-駒仙小屋キャンプ場(泊)

やはり、山への熱意は旅行では消すことができず、・・・いや、東北の山々を見るにより一層に山への

気持ちが高まり、1週遅れのアルプス山行を決行。

しかも、今年こそ南アルプス決めていた我々は、当初の北岳・間ノ岳は断念しましたが、お隣の山々

のいわゆる「甲斐駒くんと仙丈ちゃん」へ1泊2日のテント泊で言ってきました。

21日に、定時に仕事を終え、帰宅。約3時間の仮眠をとり、23時30分に岡山の自宅を出発。

高速道路を次々通り、駒ケ岳SAで早い朝食をとり、伊那ICで高速を降り、戸台口をめざす。

6時5分のバスに間に合うよう予定通りに、5時30分に仙流荘前の戸台口バス停に到着。

しかし、バスが次々に出発!どうやら、登山客が多いので臨時バスが出ているようだ。

■戸台口

▲臨時バスが次々と北沢峠へ向かう。

駐車場は上の段は満車。次々下の河原のような駐車場へ。

もちろん、我がアウトバックも下の段へ。でも無料なんですよ、ここ。

良心的ですね。

我々も、列に並びます。このバス、運賃以外に、荷物にも料金がかかります。

今回、テン場がバス停の近くだったので、テント用にザックをもう一つ持ってきたんです。

人数2名に、ザック3つ。ん~中途半端。

■戸台口バス停 5:50

▲バスを待つ列に我々も。

次々とバスがやって来て、登山客を飲み込んでゆきます。

すぐに、順番が来てバスに乗り込み、5時50分には北沢峠に出発。約1時間のバスの旅。

一気に、2000mの標高へ連れて行ってくれました。しかも、定時より、約20分も早く。

■北沢峠 6:43 (2030m)

▲北沢峠バス停(写真は、広河原行きのバス)

バス停の看板には、各小屋本日満室の表示。北アルプスとは違い、予約が無いと泊まれないとは、

北アルプスしか知らない我々には、ちょっとビックリ!

ここからは、約10分歩いて駒仙小屋キャンプ場へ移動します。

この時間でも、先着組が多く、上の段はすでに多くの組が設営していたので、下の段で設営。

2回目ということもあり、スムーズに終了。

■駒仙キャンプ場 7:27(2000m)

▲駒仙小屋キャンプ場

▲駒仙小屋

こじんまりした、駒仙小屋の脇を通り、いよいよ南アルプスの名峰、甲斐駒ケ岳へ向け出発です。

先日の台風の影響の爪あとを見ながら、なだらかな山道を約50分行くと、仙水小屋に到着。

ここの水がおいしいとのことで、もちろんいただきました。評判通りおいしいです。

この小屋、駒仙小屋よりもっと小さい。南アルプスでの小屋泊はやはり大変そうです。

■仙水小屋 8:53(2140m)

▲仙水小屋

仙水小屋を抜けしばらく気持ちのいい樹林帯を行きます。

 

樹林帯を抜けると、いきなり岩ゴロゴロ地帯に出ます。これって、いわゆる賽の河原ってやつ?

この後、しばらく岩ゴロゴロ地帯を歩きます。しかし、ここまであまり標高が上がってないんです。

でも、山頂は、2967m。ということは、この後急登かな?

■仙水峠 8:53(2264m)

▲仙水峠

▲仙水峠その2

この日、天気予報は晴れ時々くもりのはず、しかし、全くガスガス状態で、北沢峠も甲斐駒ケ岳

も仙丈岳もガスの中です。また、気象庁にだまされたか?

しばし休憩を取り、歩を進めると仙水峠から、いきなり急登が始まりました。

で、急登をゼーゼー言いながら、歩を進めると、なぜか一気にガスが切れ、

目の前に、甲斐駒ケ岳の雄姿が現れました。この山容は、どこにも似ていない、独特で白く、

すばらしいもの。しばし見とれてしまいました。

▲これが、甲斐駒くん。

ということは、180°転じれば、女王と呼ばれてる「仙丈ちゃん」も姿を現しました。

▲ヘタ子も見とれる仙丈ちゃん

我が家の女王様も南アルププスの女王様に見とれています。甲斐駒くんとは、本当に対照的な

山容です。

▲南アルプスの大展望(クリックで拡大)

雄大な、南アルプスを大満喫です。北岳の後ろに、間ノ岳。その後ろに塩見岳。その左に悪沢岳。

南アルプスの盟主が、目の前に。この雄大さは、北アルプスとは一味違った物。

どこまでも、山が続いてそうな南アルプス。あまりの光景に顔がにやけているのが自分でわかります。

しかし、天気がいいということは、景色を満喫できると同時に、暑さとの戦いも始まる。

仙水峠からの急登は、駒津峰まで約1時間30分続き、何度も立ち止まり、足取りが非常に重く、

あえぎながら到着。

■駒津峰 10:20(2750m)

 

                              (2)につづく



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