小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

六甲山縦走(1) 2008,4,5

2008年04月09日 | 山登り

2008,4,5

六甲山縦走(兵庫県)

(1)

宝塚南口ー西宮北口ー須磨浦公園-鉢伏山ー旗振山-鉄拐山-高倉台

 

自宅の岡山を朝2時に出発し、高速道路でゴールである宝塚に車を置きます。

これで、いくら遅くなっても大丈夫だ。

ここから阪急電車の始発に乗って、乗り継いで須磨公園を目指します

 

今回は今までの登山の常識を全く覆す山行になりそうだ。標高自体は里山に過ぎないが、

そんな山が次から次へと連なっている。

その間には市街地があり、無事にこなして行かなければ、次の山の入口にたどり着けない。

しかし、市街地にはコンビニもあり自販機もある。考えようによっては便利でもある。

それらを無事にこなしてCTで15時間30分。

 

そんなルートファインディングの為に地図も購入し・・・・・・・・・・・・・

 

  エッ  地図が無い!

  ザックに着けてたはずなのに、

 

 

  ない!

 

地図がないと、これまで以上に困る気がする。いや絶対無理のような気が。

絶対絶命のピンチです。

 

登山中止か?行けるところまで行くか?

かなり迷ったが、その都度市街地に下りるので、迷ったら即座に中止して帰る。

そう決めて須磨浦公園に降り立ちます。

登山と言うよりオリエンテーション? いやサバイバルオリエンテーションに出発です。

 

■須磨浦公園 6:24

須磨浦公園駅に到着し、地図に従って登って行きますが我々と同様の登山者は誰一人いません。

その代わり、朝の散歩の人々は多いですね。 

▲ルートを確認中?のヘタ子

地図があれば現在地、そしてこれからのルートを確認します。

公園内にはすでに山ツツジが咲いています。

公園内をどんどん登って行くとやっと展望が開け、西に明石海峡大橋が見えてきました。

やっとロープウェーの終点に到着。もちろん我々は歩いてきましたよ。

さっきとは逆に東側を見てみると須磨から続く海岸線が見えます。

視線の先にはポートアイランドも確認できます。

桜は満開です。この後下山まで到るところで桜が我々の心を癒してくれました。

■鉢伏山 7:06(248m)

鉢伏山の頂上には、その時代流行った回転式の展望台が。

そういえば、神戸ポートタワーも同様ですね。

■旗振山 7:13(252m)

鉢伏山から7分で旗振山に到着。昔は大阪の米相場を岡山へ伝える中継地点だったことから

名前が付いたと言う。

今は巨大な電波塔が特徴だ。電波塔の下には旗振茶屋があり、中には何度もこの山に登った

方の署名がいっぱいありました。

この山は地元の方々に愛されているんだなあ、そう思った。

▲旗振山から明石海峡大橋と淡路島(クリックで拡大)

ここからが、六甲山縦走が本当の始まりだ。他の人のブログでのアドバイス通り、前半戦は

体力温存でゆっくりと入れとのことを受けてゆっくりとしたペースで歩き始める。

それに、とにかくコースがきついと予想して、いつもより荷物を減らし、靴も登山靴だと膝への

負担が大きいので、軽登山靴で尚且つインソールをやわらかいものに変更して臨んでいる。

ここからは、本当に登山者と言おうか散歩の人と言おうか、結構なペースで皆歩いている。

登山者らしい人は、どんどん我々を追い越してゆく。

そんなに遅いペースなのか?

気にせず、気持ちいい縦走路を進んでゆく。

■鉄拐山 234m(7:30)

▲鉄拐山山頂

ここから若干下りながら、ウバメガシの林を抜けてゆきます。

このウバメガシ、備長炭の材料になるそうです。

▲おらが茶屋

いきなりアスファルトの道になり、下にはいつも通っている第二神明道が左右に見えます。

第二神明をのトンネルの上を越えてゆくと「おらが茶屋」が見えてきました。

ここで、ヘタ子は休憩。自販機も併設してますがまだまだ、水分充分なのでここはスルー。

先に進みましょう。

間もなくで、高倉台の町並みが見えてきました。

この町をいかに切り抜けるか。途中の手持ちのガイドブックでは高倉小学校を右巻きで

抜けてゆけば、次の栂尾山への入口のなが~~~~~~~い階段にたどり着くはず。

高倉台の市街地へは目の前の階段を下りて行くの?

もしかして、町まで続くのかな?

                                         (2)へ続く



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