小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

槍ケ岳(4) 2006,9,2~9,4

2006年12月27日 | 山登り

2006,9,2~9,4

槍ケ岳(4)

3日目:双六小屋⇒双六岳⇒双六小屋⇒弓折分岐⇒鏡平小屋⇒小池新道入口⇒

ワサビ平小屋⇒新穂高温泉⇒アカンダナP

昨年同様、双六小屋で一晩を居心地良く過ごし、昨年のリベンジとばかりに

双六小屋を出発。

天気は、いい。すこぶる、いい!

鷲羽岳もくっきり。

今日こそは、双六岳の台地から伸びる1本道の先に槍ケ岳。

この光景が見える可能性大。

しばしの急登をがんばると、一旦傾斜がゆるくなり、

三俣蓮華岳、丸山への巻き道分岐に到着。

 ■巻き道分岐 6:10

ここからは、より一層の急登。

ガレ場で、ちょっと手も使う道を少し登ります。

すると、いきなり双六岳のあの台地にひょっこり上がり、

ドーンと大パノラマが広がります。

振り返れば、槍ケ岳が。

山登りを始めた頃、雑誌で見た一枚の写真。

2500mを越えた場所とは思えない絶景と呼びたい風景。

どうしても自分の目で見たくて昨年もこの場所に来たんですが、

天候に恵まれず見ることができず。

しかし今回は、大満足。思わずにやけて写真をパチパチ。

▲笠ケ岳(手前)と乗鞍岳(奥)

北側から見ると、笠ケ岳という名前の意味がよくわかります。

写真には、写っていませんが、御獄山も見えました。 

 ■双六岳 6:53~7:10(2860m)

▲黒部五郎岳

双六岳の頂上に立つと、360°の大パノラマです。

西側には、白山も見えましたよ。

▲薬師岳

北側には、薬師岳が。その先には立山?

薬師岳って他の山に比べて大きいんですよ。

黒部五郎から薬師岳につづく稜線を見ていると。

歩いてみたい衝動にかられてしましました。

来年、登ろうかな。

▲丸山(左)、水晶岳(中央)、鷲羽岳(右)

北東には、昨年登った鷲羽岳から水晶岳が。

双六岳から見る、鷲羽岳が一番形がいいですね。

しばし、双六岳の山頂からの北アルプスの展望を

楽しんだ後、同じ道を帰るのもなんだし、天気もいいんで

稜線を歩いて、丸山との巻き道から帰ることにしました。

 ■7:27

▲稜線からの巻き道分岐付近より

少しだけ、稜線を歩き巻き道から双六小屋へ帰ります。

巻き道は、アップダウンも少なく快適です。

夏休みも終わり、槍沢の喧騒とは反対で、登山者も少なく

まったりした山行ができるのが裏銀座の魅力です。

で、この山域に魅了されている一人です。

 ■双六小屋 8:20

▲裏銀座の交差点、双六小屋

▲双六小屋からの鷲羽岳

双六小屋を出発し、ゴールの新穂高温泉を目指します。

しばし、木道を歩き、ガレ場の登りにかかります。

ザレ場になり、弓折の稜線に出た時、

これで、双六小屋と鷲羽岳にお別れです。

細かいアップダウンを繰り返し、槍ケ岳を横目で見ながらの稜線歩きです。

 ■弓折分岐 9:26(2550m)

▲弓折分岐からの槍ケ岳

ここからは、下るだけ。

天気がいいので、眼下には鏡平小屋が見えます。

 ■鏡平小屋 10:35(2280m)

▲おきまりの鏡池からの槍ケ岳

鏡平小屋で、ラーメンを注文し昼食をとり、

いっきに下山します。

 ■小池新道入口 12:22(1475m)

▲降りてきた秩父沢を振り返って

ここからは、昨年膝に痛みをおぼえた場所ですが、

痛みこそ無かったんですが、

鏡平からの下りが異常に長く感じられ、かなりへばってしまいました。

やはり、昨年からの課題で下りに問題があり、

克服できていないことが明るみに。

なんとか、無事に新穂高温泉に下山しました。

 



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