小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

北八ケ岳(2) 2012,2,11~12

2012年02月28日 | 山登り

2012,2,11~12

北八ケ岳(長野県)

2480m

(2)

麦草ヒュッテ-白駒池-麦草ヒュッテ

(1)からよむ

■麦草ヒュッテ 13:00~13:41 (2127m)

麦草ヒュッテに到着し、ここで昼食を摂ります。小太郎は牛丼、ヘタ子は山菜そばを注文。

食事をしていると、後から来た男性2名も昼食のようで、カレーライスを注文。

すると帰ってきた言葉は、「ご飯が無くなったので、それ以外でお願いします。」

その言葉に、男性は「エ~、そりゃあ残念。楽しみにしてきたのに。」

どうやら、小太郎の牛丼が最後のご飯ものだったんです。そんな言葉を聞いた後の食べずらさったら・・・。

悪いことはしていませんが、ちょっと小さくなって牛丼を平らげました。

 

では午後の行程に出発しましょう。

3度目の白駒池に向かいます。天気は極上、ただ積雪が少ないのでスノーシューよりアイゼンのほうがベターとは思いますが

面倒なんで、まんま向かいます。

■白駒池 14:18~14:37 (2115m)

▲白駒池(クリックで拡大)

白駒池に帰ってきました。しっかり凍ってるじゃあないですか。

ただ、雪がないのでカリッカリの氷です。池の中に足を踏み入れると前回までと違って、氷の上をガリガリと音を立てながら進んでゆきます。

雪が少ないので、氷の厚みが気になり「まさか割れないよな?」と思いながら、池の真ん中に人が集まっているのが気になった。

そこには、池が盛り上がっているのが見て取れる。「なんだ?池の中に噴火口?」

そこに導かれるように歩いてゆくと

▲池の中の噴火口?(クリックで拡大)

クレーターのように盛り上がっている。なんだこれは?って首をかしげていると、

「ここが池の最後に凍った場所なんだ。だから、ここが池の真ん中で一番深い場所だ。もしかすると、割れるかもしれないので

乗らないほうがいいですよ。」

ってアドバイスをくれた。

つまり、水深の浅い水際から徐々に凍って行き、最後に風とかの影響で水が揺れ、クレーターようになって凍ったというのが真相らしい。

なるほど自然の驚異なのか。

3度が3度とも違う表情を見せてくれた「白駒池」。冬の・・・というより冬しか来たことはありませんが、池の上を歩くことができることは、

なによりも代えがたい贅沢な時間。3000mの高峰を自力で登った時同様にここにいることに充実感を味わうことができるんです。

では青苔荘の正面に上陸?して麦草ヒュッテに戻ります。

天気は最高。カリカリと音を鳴らしながら麦草ヒュッテに向かうと、遠くには浅間山の雄姿が、 いつか行ってみたいです。

 

▲浅間山の雄姿

■麦草ヒュッテ 15:19 (2137m)

今日のお宿の麦草ヒュッテに到着。説明を受けるが、今日はかなりの人が宿泊予定で込み合うとのことです。

でも。一人一つの布団を保障しますとのことで、ホッとしました。

                                                     (3)につづく

 



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