９時３０分より「卒業証書授与式」が行われました。
昨今の事情を鑑みて、今年は卒業生とその家族、教職員だけが参加しての式となりました。
朝、8時に約１０日振りにクラスメイトや先生と顔を合わせた３年生は、積もる話を交わす間もなく、教室で諸連絡を受けた後、体育館に集合し、証書の授与の仕方を確認したり、全員合唱の練習を行ったりしました。
続いて、生徒会が制作した「卒業記念ビデオ」の上映です。入学して間もない頃のあどけない顔や転勤した先生が大きなスクリーンに映し出されると、温かな笑いが会場を包みました。
いよいよ、授与式が始まりました。今年度は校長先生の式辞を始め、幾つかの内容が省略されたり、簡素化されたりしましたが、証書の授与は例年通り、一人ひとりにしっかりと手渡されました。
在校生代表による「送辞」、卒業生代表による「答辞」により、3年間の自分たちの成長の軌跡を確認し、感極まった後、全員合唱による「さくら」や「校歌」で美しい歌声が体育館に響き渡りました。
最後は、式に参加できない在校生がこの日のために録音しておいた「旅立ちの日に」が流れる中、退場です。目を赤くしてた生徒も多かったようです。
その後、クラスごとに柔道場、体育館、剣道場に分散して集まり、クラスのお別れ会を開きました。学級担任の先生の手作りムービーなどを通して、心の交流を深め、お別れまでの貴重な時間を噛みしめながら過ごしました。
3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。４月からはそれぞれの進路先で活躍し、大きく成長してくださいね！