Oka-Changと櫻田宗久の往復書簡

迷わず読めよ。読めば分かるさ。

宗久くんへ Oka-Changより チビレスの巻

2007-09-30 02:28:09 | Weblog

宗久くんへ

なんだか「書く」という作業が日常的じゃなくなってきて、
まずいなぁと思う反面、
このまま流れにまかせて、また違う何者かになってみるのもいいかもね?なんて、
相変わらず自分のことなのに他人事なあたしです。宗久くん、お元気?

明日もバイトなので、チビレスになっちゃうけど、
酔っ払い書き込み、大OKです。なんかね、良い気分が伝わった。
あと提案なんですが、
テンプレートをその日の気分で変えてみるのはどうかな?と。
便箋を選ぶ感じで。
ごっちゃごちゃになっちゃうかなぁ?
これ、こないだ会った時に言おうと思って忘れてた。

今度さ、バイト終了後にホテルで待ち合わせて中庭行かない?
すごいいい場所だよ。
赤坂だったらお酒美味しいとこ、何軒か知ってるし。
んで、新しいお話、聞かせて頂戴。

Oka-Chang



Oka-Changへ 宗久より  そっか~!

2007-09-25 02:44:33 | Weblog
Oka-Chang、急に寒くなったね~。
ここんとこ、呑みすぎて今日一日ダウンしちゃった。
勿体ねえな。

>指示する言葉の裏に、こちらを小ばかにしてる態度を感じてしまって……。
>んで、ひとり勝手に「んあ?!」(ヤンキーがよくやる顔で)…みたいになっち>ゃったんだよな。短気はいかんなぁ~。

そうだったのか。それは、むかつく。
僕も、人を馬鹿にしている感じ、即効見抜いてしまって、
一気にやる気なくす。そういう人っているんだよなぁ。
僕も、わらわら怒って、対抗しちゃうかも。
ちょっとした言い方で、気持ちよく仕事できるのにね。
前にさ、そういう編集の人いて、けっこう怒り爆発して、
でも、大人気ないのもなんだから、
どうスマートに(!)対抗するか、考え、
その人の動きがいかに鈍いかを、自分がその仕事を先回りして
提示したりしたけど(ごめんね、具体的に書けなくて)
そん時は、なんかせいせいしたけど、
やっぱ、真心ある対応がある仕事がええなぁと思ったよ。
かと言って、見てみぬふりもできないしなぁ。
難しいな。結局、その人の仕事ぶりの適当さが
今頃になって、人からちょこちょこ聞くようになったりしてるんだけど。
自業自得だわと思っちゃった。

この間、お返事書いていて、
実は、ちょっと迷っていたんだけど、
今も、少し迷っていたりしてて。

誰にも、何も言わせない位の強い思いを
その作品に入れており、何を言われても、
信念(作品)を曲げない姿勢っていうのも、
必要なんじゃないか?という思い。

今、新しい作品を作ろうとしている最中で、
色々と、研究してるんだけど、
その時、色々な意見が形となって、
自分を取り囲んでいて、何を選べばいいのか、
ものすごく迷ってしまう。
これ!っていうものを、単純に好きなものを
選べばいいじゃんという事なんだけど、
色々なフィルターが、自分の前にあって、
例えば~、と考えていくときりがない。

普段から、色々な意見を取り入れるからこその
問題点っていうのも、一方である気もしたんだ。

だからこその、作品作りなんだと言っちゃえば、
そうかも知れんが、強い気持ち、今求めてます。

昨日も、初めて会った人との会話の中で、
「単純にきみが(僕ね)美しいと思うものを提示するべきじゃないか?」
という事を話してくれたんだけど、
はじめは、単純に美しいものを僕がやって何になるんだ~って
意見したけど、なんだかすごく引っかかってしまって、
その美しいものを、単純にやれる自分の事を考え、
頭でっかちになりすぎている自分を考えている。
少しずつしか、出来ないけど、まずはやってみないと、
やっぱり進まないので、やってみます。

って、返事が右往左往しすぎだよな。

パヒュームのライブがあったら一緒に行きませんか~??

宗久




宗久くんへ Oka-Changより 「で。直します!」

2007-09-24 08:47:51 | Weblog

宗久くんへ

いろいろと言葉を選びながらお返事くれたのが分かる。
どうもありがとう。本当に。

あたしもね、基本的には出された意見には素直に従うの。
書きながらどんどん客観性って失ってゆくから、
(でもそのハマってく感じが気持ち良くて、つい……)
第一読者である、編集者の意見はすごく大切だと思ってる。

じゃなんであんなに感情的になってたかというと、
あれなんですよ、
指示する言葉の裏に、こちらを小ばかにしてる態度を感じてしまって……。
んで、ひとり勝手に「んあ?!」(ヤンキーがよくやる顔で)…みたいになっちゃったんだよな。短気はいかんなぁ~。

もちろん原稿は直すんだけど、
怒りに引きずられて作業に入れず、
早起きして、これから頑張るところです。(おせーよ)


お手紙を書いた後、ゆっくりお風呂に入りながらいろいろ考えてたのね。
(その最中に宗久くんから着信があった。ありがとね)
芋ズル式にいろいろ思い出したり、閃いたりするじゃん?そういう時って。
ひとつのことを順序立てて考える……というよりは、
次々と雑多なことが、ある時は重なって浮かんだり。
そしたら、自分の中の原点というのかな?「アイロニー?」を書いてる時に「一番気をつけてたこと」をふと思い出した。何年ぶりかに。
それってさ、
「いかに相手に分かりやすく、物事を伝えるか?」なんだよね。
心的な部分をポエティカルに表現する……という方法はあえてとらず、
起こった事象をとにかくわかりやすく「レポートする」ことに意識を向けて書いてたの。>アイロニー?
「そのとき、(あたしは)どう思ったか?」って部分は、分量抑え気味にしてレポ中心。
今と違って驚くぐらい、考えながら書いてた。あの頃は。
過去形になってる事でお分かりの通り、
直しが入った原稿には、その心意気がぽっかり抜けてたんだよね。


というわけで、
オカ、出直します!(BGMはエースをねらえ!主題歌)


原稿終わらせて、
アイドルの話とかが早くした~い。


Oka-Chang








Oka-Changへ 僕も割と素直に聞いちゃう。

2007-09-23 17:53:47 | Weblog
Oka-Chang、素直な手紙をありがとう。
その時の臨場感が、伝わってきたよ。
色々考えたけど、僕も素直に返事しようと思います。
(まとまりきらない事も含め)

この問題って、むつかしいね。
正直、その文章を読んでないから、
どこがどうなのかという、判断がつかないけれど、
僕の場合を考えてみました。
つい、先日もビデオのシナリオで駄目出しがあった。
書いてるときって、けっこう興奮してるから、
もう、最高!って思ってるの。
そしたら、駄目出し。この場合は、主人公に色々と問題を
投げかける人の事について、どうしてそうなってしまうのかが、
いまいち伝わらない、という事だった。
櫻田君の頭の中には、きっとこうだからっていうのが
あるんだろうけど、もう少しどうしてそうなのかが
説明されてないと、見る人はわからないのでは?
という意見だった。はじめは、「説明しすぎはいやなの」
と思ってたが、待てよ、やはり伝わらなければ嫌だな…と
思いなおし、直しました。すると、もう少し~。もう少し~。
との事で、結局5回も直した。
この時は、初めてということもあって(シナリオが)
より良いものになればと、直し続けたが、
でも、結果満足いったんだよね。
その間、勿論不本意な意見は、シャットアウト。
譲れない部分は、勿論あって、そこは意見を絶対通す。

ある時は、写真作品の意見で、
背景が邪魔くさいと、言われました。
なんで~~~!!としょんぼりしたけど、
なんか、自分にもそんな感じあったんだよね。
で、結果背景を暗く落とすことにした。

人の意見で、聞いてて「おや??」と思えるものは、
一度自分の中に入れてみようと、思ってしまう。
そして、自分の中に違和感が残るか、
それとも、そこからまた新しいものが産まれてくるか、
見極めたいと思うんだ。
自分の意見だけだと、けっこう狭くなっちゃう気がして、
取り入れるものは、どんどん取りいれちゃえ!っていうのが
僕の基本スタンスみたい。

なので、僕のスタンスからの意見だと
Oka-Changにとって、その編集の人の意見が、
違和感ありありだったら、違うと言えばいいし、
待てよ…と思うんだったら、一度取り入れてみて、
自分のカラーにしちゃえば、いい気がしました。
あくまで、僕のスタンスからの意見なので
あしからず。

意見を言われるのって、悪意じゃない限り、
いい事な気がするな。
大切なものは、そう簡単には消えないと僕は思います。

なんか、えらそうに聞こえたら、ごめんね。





宗久くんへ ぎりぎり手前でふんばってるOKa-Changより

2007-09-22 02:48:37 | Weblog

宗久くんへ


宗久くん、まだ日本にいますか?
上海は明日だったっけ?

今回は少し重い…という表現は、ちょっと違うかもですが、
お返事に時間がかかっちゃう類のものかもしれないので、
適当に読んでね。


今夜は特に「ここ」の存在に救われてる。
mixiにも書く気にならず、
ドベにも、しつこくは言えず(というか、堂々巡りの話はあんま聞いてくれんのよ)、
でも、どうにも気持ちが元に戻らず、
自分の頭の中を整理すべく、そのまんまに書いてしまおうと思ってます。


今日ね、バイトの休みを利用して、一本、原稿を書き上げたのよ。
2千字程度のエッセイだけど、
2ヶ月前に同じ分量のエッセイ原稿相手に四苦八苦した経験から、
(鈍ってるなぁ。いかんなぁ)と、
ここ数日、あまり原稿から意識を離さないようにイメトレ(?!)してた。
早朝に起きて、今日はなんだか妙にサクサクと進んで、
午前中の時間に完成させることができたんだよ。
(oka-chang、完全復活だよ)とか、
(やっぱ、書くのは楽しいなぁ~)とか余裕こいていたらば、
原稿を確認した編集者から連絡が入り、
大幅な直しを言い渡されてしまいました……ふぁっく(とはいえ、力なく)。

しかも、なんていうか、
(自己判断だけど)「らしい」箇所ばかりに「わかりにくいです」と書き込んであり、
全体的な感想も、
「話のきっかけが多いわりに、どれも最後まで書き切れてないため、
なにを言いたいのか、いまいち読者に伝わりにくい」とか、けっこう救いようのないことを言われて。
こっちは「いや、おっしゃることはよく分かるのですが……」っていう、
「けど」とか「でも」がつく、答えしか出てこなくてさ。
で、その「よく分かるのですが」の後には、「でもあたしだから……」って言葉が出そうになるんだけど、
さすがにそれはいえませんでした。(当たり前)

なんかね、これまでえらい恵まれていて、
あたしの欠点(日本語が不自由(笑))を「長所」と見なして接してくれてる編集者さんばっかだったんです。
そうやってきてたから、こういう意見はけっこう堪えるんだな。
日本語、不自由なのはあたしの特徴だろうよ、って、
いつもの強がりさえ出てこない自分がいます。

まぁ、以前仕事したことのある編集者の代理の人が担当だったから、
あたしの原稿を目にするのは(おそらく)初めてという言い訳が出来ないこともないんだけど、
中途半端に「おっしゃることは分かるんですが……」っていう、
聞く耳持っちゃう自分もいやなんだよね。
素のあたしって、ほんとそうで。すごく聞く耳、持っちゃうの。
「いろんな考え方があるから……」とかいって、けっこう許してるものが多い。
これが自分の気持ちをぼかすというか、分からなくさせるんだよね。
今日は特に、訂正箇所を「はい。はい」と聞きながらすっかり落ちこんでしまい、
まるで反論する気になれなかった。
「書き直せばいいだけだから」って、諦めちゃった。かなりのことを。

ドベからもよく、
「これは「意見」であって、「批判」じゃないんだから、もっと冷静に考えてよ」とか言われるんだけど、
あたし、そういう場面では、
「あなたにはその感覚がないから、こちらの気持ちが分からないんだよ」で、話を切っちゃう。
なんだか、今日の編集者にもそういう気持ちが浮かんだ。

だったらみっともないくらい意地になって、
上に書いた「その感覚」とやらを、時間がかかってもいいから書いていけばいいんだけど、
あたし、やっぱりまだ立ち居地がグラついてて。
やめたいなって、しょっちゅう思ってる。

だからね、こないだ宗久くんと会った時、
書き手のOka-Changのことを、信じて、話をしてくれてるのがすごく嬉しかったです。

あぁ、今夜はいかんですね。
午前中の浮かれた気分を考えると、高低差、ありすぎ。


まぁ、あたしにもこういう夜があるってことで。
ごめんなさい。
そしておやすみなさい。

※「気分」的なことだと思うから、これを受けて深刻になりすぎないように。
案外、明日起きたら、多少は解消されてたりしてね。


Oka-Chang





Oka-Changへ 宗久より がっつがつな俺語り にやり

2007-09-17 22:56:26 | Weblog
Oka-Chang 先日は、楽しかったです。
素敵なお姉さんと並んで歩いちゃって、
殿方の嫉妬の声が、耳元まで届くようでしたわ。
(ゲイですけど……)
ちゃんと、会って話すの初めてなのに、
怒涛の様に語りまくっちゃって、気がつけばミッドナイト。
あんなに時間忘れて話したの、久しぶり。
重い話なんかもしちゃって、ごめんなさい。
なんか、最近感じたこと全て話したくなってしまったのでした。
青臭いわぁ、俺。
ちょっと迷惑かけたかも…などと心配しつつも、
楽しくおうちに帰り、次の日たまらなくなって、
淳平とカラオケ行ってしまいました。
リベンジ。ハロプロアワー。
最後の曲は、保田圭さん卒業シングル「as for one day」
石川梨華さんパートは、勿論俺。
野郎二人のカラオケは、時折寒々しい。
Oka-Chang、お願い、一緒に行って☆

Oka-Changと実際お会いしてお話してるうちに、
「あっ、巫女さん……」と思うことしきりでした。
なぜだろう。不思議な力を呼ぶような、存在感。
魅力的。素敵。

また遊んでね。

エースをねらえは、新しいのですか?
リメイクしてましたよね。
前のバージョンって、もうないのかな。

ガラスの仮面や、エースをねらえって
時折、無性に見たくなります。
宗方さん、かっこいいし。
最近、割とアニメの男に感情移入しちゃうんです。
わりかし、本気で付き合いたい!とか思っちゃったりして。
パチンコ海物語のサムと寝る夢とか、みちゃうし。
はい、変態です。

変な話で終わっちゃいましたが、
また、お手紙かきます。
良い日々を。

宗久




宗久君へ Oka-Changより 

2007-09-17 05:32:11 | Weblog

宗久くんへ


宗久くん!
あたしは、ククイのベランダで見たたわわに実った夏みかんと、
宗久君の、すべてを見透かされてしまいそうなまん丸な目と、
恵比寿から中目まで歩いた駒沢通りの匂いと、
あと、なんだ?
えっと、一口くれたハンバーグの味を忘れません!

不思議とあれから楽しいことばかり。
昨日はバイトだったけど、
帰宅後ドベの後輩さんの結婚式の二次会パーティーに行って、
その後『エースをねらえ!』を第一話から3話分、はしゃぎながら観てた。
んで、今日もバイトだったけど、
また『エースをねらえ!』の第一話を最鑑賞。
燃えるんだよ、
お蝶夫人に「岡さん……」とか言われると。


ほんとにありがとう。
楽しかったです。



これから氷川神社の早朝太極拳に行って、
エネルギーためてから、『群像』用の原稿書きます。
仮眠したから元気です。
今ね、宗久くんからもらったお茶飲みながらこれ、書いてる。
クコの実がほのかに甘くて、
優しい味です。


……って、
こんなにてんでバラバラなお手紙書いてて、
上手にまとめられるのでしょうか???

ま、やるしかない。


Oka-Chang

Oka-Changへ 宗久より 優しい気持ちは、

2007-09-13 23:57:10 | Weblog
Oka-Chang体の具合はどう?
今日、クーラーがんびえの店にいて思ったけど、
あれってほんと体に悪いよね。
何故、あんなに冷やすのだろう。
外の気温差ありすぎで、体の調子悪くなるわ。

ここんとこ、夜暇で、本をひたすら読んでます。
いつの間にか、著者の気分が体に染み渡り、
現実、特に何もな~いはずなのに、登場人物の思いを
現実の出来事に対して、重ねたりしちゃう。
違う(少しはあるのかもだけど)思想を体に
染み込ませる事ができる仕事って、すごいわ。


>あたしの場合、お花関係ももちろんそうなんだけど、
なんかこう、もっとイリーガルなくらい(笑)、
ガッツリ効くヤツ、他にないかな?と、探してます。

僕も!探してます。
今の所は、読書、読書、読書。
最近は、食うことにはまってしまい、
かなり太ってしまいました。あと、酒も。

>いろんな意味で、大きな意味で、「ありがとう」です。

こちらこそ、楽しくて、ありがとうです。
淳平から、どう?交換日記はかどってる?とか言われ、
交換日記って、ええなと思いました。

優しい気持ち、Oka-Changの本にまさに漂っていますよー。

明日、7時くらいに恵比寿に漂っています。
連絡とりあいましょ~。

では。

宗久