Oka-Changと櫻田宗久の往復書簡

迷わず読めよ。読めば分かるさ。

宗久くんへ ぎりぎり手前でふんばってるOKa-Changより

2007-09-22 02:48:37 | Weblog

宗久くんへ


宗久くん、まだ日本にいますか?
上海は明日だったっけ?

今回は少し重い…という表現は、ちょっと違うかもですが、
お返事に時間がかかっちゃう類のものかもしれないので、
適当に読んでね。


今夜は特に「ここ」の存在に救われてる。
mixiにも書く気にならず、
ドベにも、しつこくは言えず(というか、堂々巡りの話はあんま聞いてくれんのよ)、
でも、どうにも気持ちが元に戻らず、
自分の頭の中を整理すべく、そのまんまに書いてしまおうと思ってます。


今日ね、バイトの休みを利用して、一本、原稿を書き上げたのよ。
2千字程度のエッセイだけど、
2ヶ月前に同じ分量のエッセイ原稿相手に四苦八苦した経験から、
(鈍ってるなぁ。いかんなぁ)と、
ここ数日、あまり原稿から意識を離さないようにイメトレ(?!)してた。
早朝に起きて、今日はなんだか妙にサクサクと進んで、
午前中の時間に完成させることができたんだよ。
(oka-chang、完全復活だよ)とか、
(やっぱ、書くのは楽しいなぁ~)とか余裕こいていたらば、
原稿を確認した編集者から連絡が入り、
大幅な直しを言い渡されてしまいました……ふぁっく(とはいえ、力なく)。

しかも、なんていうか、
(自己判断だけど)「らしい」箇所ばかりに「わかりにくいです」と書き込んであり、
全体的な感想も、
「話のきっかけが多いわりに、どれも最後まで書き切れてないため、
なにを言いたいのか、いまいち読者に伝わりにくい」とか、けっこう救いようのないことを言われて。
こっちは「いや、おっしゃることはよく分かるのですが……」っていう、
「けど」とか「でも」がつく、答えしか出てこなくてさ。
で、その「よく分かるのですが」の後には、「でもあたしだから……」って言葉が出そうになるんだけど、
さすがにそれはいえませんでした。(当たり前)

なんかね、これまでえらい恵まれていて、
あたしの欠点(日本語が不自由(笑))を「長所」と見なして接してくれてる編集者さんばっかだったんです。
そうやってきてたから、こういう意見はけっこう堪えるんだな。
日本語、不自由なのはあたしの特徴だろうよ、って、
いつもの強がりさえ出てこない自分がいます。

まぁ、以前仕事したことのある編集者の代理の人が担当だったから、
あたしの原稿を目にするのは(おそらく)初めてという言い訳が出来ないこともないんだけど、
中途半端に「おっしゃることは分かるんですが……」っていう、
聞く耳持っちゃう自分もいやなんだよね。
素のあたしって、ほんとそうで。すごく聞く耳、持っちゃうの。
「いろんな考え方があるから……」とかいって、けっこう許してるものが多い。
これが自分の気持ちをぼかすというか、分からなくさせるんだよね。
今日は特に、訂正箇所を「はい。はい」と聞きながらすっかり落ちこんでしまい、
まるで反論する気になれなかった。
「書き直せばいいだけだから」って、諦めちゃった。かなりのことを。

ドベからもよく、
「これは「意見」であって、「批判」じゃないんだから、もっと冷静に考えてよ」とか言われるんだけど、
あたし、そういう場面では、
「あなたにはその感覚がないから、こちらの気持ちが分からないんだよ」で、話を切っちゃう。
なんだか、今日の編集者にもそういう気持ちが浮かんだ。

だったらみっともないくらい意地になって、
上に書いた「その感覚」とやらを、時間がかかってもいいから書いていけばいいんだけど、
あたし、やっぱりまだ立ち居地がグラついてて。
やめたいなって、しょっちゅう思ってる。

だからね、こないだ宗久くんと会った時、
書き手のOka-Changのことを、信じて、話をしてくれてるのがすごく嬉しかったです。

あぁ、今夜はいかんですね。
午前中の浮かれた気分を考えると、高低差、ありすぎ。


まぁ、あたしにもこういう夜があるってことで。
ごめんなさい。
そしておやすみなさい。

※「気分」的なことだと思うから、これを受けて深刻になりすぎないように。
案外、明日起きたら、多少は解消されてたりしてね。


Oka-Chang





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