Oka-Changと櫻田宗久の往復書簡

迷わず読めよ。読めば分かるさ。

Oka-Changへ 僕も割と素直に聞いちゃう。

2007-09-23 17:53:47 | Weblog
Oka-Chang、素直な手紙をありがとう。
その時の臨場感が、伝わってきたよ。
色々考えたけど、僕も素直に返事しようと思います。
(まとまりきらない事も含め)

この問題って、むつかしいね。
正直、その文章を読んでないから、
どこがどうなのかという、判断がつかないけれど、
僕の場合を考えてみました。
つい、先日もビデオのシナリオで駄目出しがあった。
書いてるときって、けっこう興奮してるから、
もう、最高!って思ってるの。
そしたら、駄目出し。この場合は、主人公に色々と問題を
投げかける人の事について、どうしてそうなってしまうのかが、
いまいち伝わらない、という事だった。
櫻田君の頭の中には、きっとこうだからっていうのが
あるんだろうけど、もう少しどうしてそうなのかが
説明されてないと、見る人はわからないのでは?
という意見だった。はじめは、「説明しすぎはいやなの」
と思ってたが、待てよ、やはり伝わらなければ嫌だな…と
思いなおし、直しました。すると、もう少し~。もう少し~。
との事で、結局5回も直した。
この時は、初めてということもあって(シナリオが)
より良いものになればと、直し続けたが、
でも、結果満足いったんだよね。
その間、勿論不本意な意見は、シャットアウト。
譲れない部分は、勿論あって、そこは意見を絶対通す。

ある時は、写真作品の意見で、
背景が邪魔くさいと、言われました。
なんで~~~!!としょんぼりしたけど、
なんか、自分にもそんな感じあったんだよね。
で、結果背景を暗く落とすことにした。

人の意見で、聞いてて「おや??」と思えるものは、
一度自分の中に入れてみようと、思ってしまう。
そして、自分の中に違和感が残るか、
それとも、そこからまた新しいものが産まれてくるか、
見極めたいと思うんだ。
自分の意見だけだと、けっこう狭くなっちゃう気がして、
取り入れるものは、どんどん取りいれちゃえ!っていうのが
僕の基本スタンスみたい。

なので、僕のスタンスからの意見だと
Oka-Changにとって、その編集の人の意見が、
違和感ありありだったら、違うと言えばいいし、
待てよ…と思うんだったら、一度取り入れてみて、
自分のカラーにしちゃえば、いい気がしました。
あくまで、僕のスタンスからの意見なので
あしからず。

意見を言われるのって、悪意じゃない限り、
いい事な気がするな。
大切なものは、そう簡単には消えないと僕は思います。

なんか、えらそうに聞こえたら、ごめんね。