Oka-Changと櫻田宗久の往復書簡

迷わず読めよ。読めば分かるさ。

宗久くんへ Oka-Changより

2007-08-10 16:53:46 | Weblog

宗久くんへ


今日も暑い。33℃だって。
が、この暑さもあたしにとっては『娯楽』のひとつなんです。
クーラーが過剰に効いた部屋で過ごすことがほとんどなので、
(ドベ所蔵のビデオテープにカビが生えるから)
テレビの猛暑ニュースを見る度に、
おもてに出て、「うわ!ほんとに暑い!」って確認してる。
あれだ、「近所で花火やってるから、見に行こうよ」って、そんな感じです。


おとといにね、
文春のoka-changチームが結婚のお祝い会を開いてくれたのです。
広尾の『春秋』っていう、中華のお店に連れていってもらい、
二次会は六本木でカラオケ。
後半から「阿久悠追悼特集」と題して、ピンクレディー歌いました。
で、この日はね、あたし、お財布の中に1000円しか入ってなくて、
なのになんでフカヒレ食えてんだろ?とか、
なんで上の席で偉そうにお花を受け取ってんだ?とかね、
とにかくそういう、「あたしなのに」が付きまとうんだよね。
これはもう一生、付きまとうんだろうね。
成長して取れる垢とかではなく、あたしの中の唯一の原動力なんでしょう。後ろ向きでアレですが。

ちなみにこの日も、一番「生」を感じた瞬間は、
酔っ払って、少しタガが外れた編集者の、
甘ったれた歌声に、でした。「お前、生きてんなぁ~!」って。


もろもろお返事です。


>生きている他者だと、バウンドして、戻ってくる、その感じが好き。
>その時じゃないと、自分ってよく解かんない。
>まるで、鏡の様に、その時の自分を教えてくれる。

あたしね、これを読んで改めて、
BFなりなんなりがそばにいる生活って、素晴らしいなぁって思いました。
冷蔵庫の中のこんにゃくゼリーみたいに、
ごくごく日常的に「自分がやってないこと」にあたしも驚いてたいの。
ゆるやかなサプライズというのかな、
それがないと退屈すぎて憤死してしまう(笑)。

あたしね、18才で実家を出て以降、
ずーーーと誰かしらと一緒に暮らしてたのね。
……あ、30過ぎてから一応一人暮らしの経験があったか。
でも、その間って、今から考えると、
一時的なヤドカリ状態というか。
次に誰かを幸せにするまでの、ヤドカリ状態。
それなりに一人暮らしも愉しんでたんだと思うんだけど、
ボーイフレンドが訪ねてきた時のハッピー感というのかな、
瞬発力に比べると、
一人の時って、弱いんですよ。
あたしも宗久くんと似てて、
人といることによって、反応し合ってる状態が好きみたいです。



あとね、
↓がなんとも可愛くて。

>(もっと、かっこいい絶頂を迎えるような大人のセックスをしてる気がしてた……あほ)

女の絶頂は、壮絶だからねぇ。
あたし、本音いうと見せたくないもん(笑)。


あと、ここも可愛かった。

>下品な言い方すると、絶頂!とか、快感!とかとは
>まるでかけ離れていて、遊んでる様な感じ。

これさ、この世の女性の大半が望んでることだよ!(ananのセックス特集参照)

うちはあんましこういう場面がないのです。
逆に「したいの?」とか言われて、こっちが萎えるんだよなぁ~……
こんな時、いつもあたしは、
「自分のことは、我慢すればいい」と諦めて、その代わり、
「この世の女子が、もっと可愛がってもらえますように」って唱えるの。
合ってるような、間違ってるような……。
いや、でも、この件に関しては、もうちょっと努力したいと思います。
じゃないと、あたしの場合、他の人で間に合わせようとか思っちゃうから。
これでは一回目の過ちを繰り返すことになるし。


結婚の話が出ましたが、これはまだあたしもよく分かってない。
今はただただ気持ちありきで、
「一緒に王国、作ろう」っていう漠然としたイメージしかないの。
あと「あなたを支えたいと思います」な気持ちは、入籍後にようやく出来てきたかなぁ?
あんましね、自分がないの。あたしって。
これは前回の「他者との関わりの中でしか生を感じない」に繋がってるかも。
とりあえず、今いろいろがんばって、
ドベさんが死ぬ時に「オカチャンと結婚してよかったな」で、もう十分満足なんですよ。
あたしは脳みそが単純なので、自分が望んでないことは絶対にしない。
いろいろ仕事では書くけどさ(笑)、
これだけは、あたしの中の「絶対」なんだよね。
だからそれの巻き添えを食った(?!)ドベが、ハッピーならそれでいいっていう。


って、また最後はドベ愛で締める形になりました。
ごめんね、新婚だから許して!


ためしに画像つけてアップしてみます。
いい感じだったら、宗久くんもどうぞ。
ではでは。


Oka-Changより


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