久し振りのブログ更新です。
およそ10日振りくらい?
別にサボっていた訳では無いのですが、なまじ闘病中の辛い事は書かないなんて宣言しちゃったものだから、書ける内容が無かったんですよね。
何しろ先月中旬の台湾出張の翌週から放射線治療が始まり、連日朝から病院にいたので病院以外のネタが無くなって来ました。
当初こそ車検の話やら自賠責の問題など、溜まっていた話題こそあったものの、時間の経過と共に病院の話題しか無くなってしまったんです。
でも、そんな辛かった放射線治療も今日でいったん終了しました。
日常生活が戻って来ます。
そんな放射線治療に関して、簡単にご報告。
普通の人は好んで放射線など浴びないでしょうから、大抵の人はそれってなあに?と思う事でしょう。
今日は放射線治療って、こんな感じと言う事を解説します。
放射線を身近に感じると言えばレントゲン。
一瞬放射線を0.何秒か浴びただけで、身体の中の骨やら臓器が映し出されます。
ここでは面倒なので放射線の詳しい説明は割愛しますね。
つまりそれだけ強力な電磁波であり、身体には決して良くない粒子や電磁波が体内を通過して行きます。
これが体内を通過すると、どうなるかと言うと。
簡単に言うと電子レンジのような現象が起きます。
つまり放射線が通過した部分は焼き切られてしまうんですね。
とは言っても、調理用の電子レンジほど強い電磁波は当てません。
弱い電磁波を何方向から、角度を変えて何回も照射する事により、対象とする場所に一番濃く当てるようにします。
なんで、そんな危険な事をするかと言うと。
悪性の腫瘍が成長するのを止めて、焼き切って小さくする為です。
今回は肺の器官を塞ぐのが早いか、腫瘍を小さくするのが早いかの競争でした。
(自分の人生、いつもこんなだなぁ)
先に塞がれてしまったら、もう後は秒読みとなります。
なので間に合うかどうかは、即結果に繋がるんです。
本当は25回繰り返して照射するところを、今回は17回で終わらせました。
その為に照射する放射線も通常の1.2倍から1.5倍、これはレントゲンの2千倍から1万倍の量になるそうです。
お陰で副作用もかなり出ましたが、何とか勝負に勝つことは出来たみたいです。
(だからブログで報告してるんだけどね)
後は火傷を負った箇所が収まるのを待てば、また飲むことも出来るようになります。
そうなったら、前回同様たらふく飲むぞ~
ただ、今回で左肺の3分の1は失いました。
とは言っても、今更肺の3分の1くらいどうって事無いけど(笑)
お世話になった先生、放射線技師の皆さん、献身的なサポートをしてくれた看護婦の皆様、本当にありがとうございました。
お陰で、まだもう少しだけ人生にロスタイムを頂く事が出来ました。
飲みに誘ってくれている皆様。
あとちょっとだけ待ってね。
予約順に予定組んで行くからね(笑)
コメント一覧
最新の画像もっと見る
最近の「闘病」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事