いろいろあるよ Ⅱ

実は～
ここへ書くか どうか迷いました･･･

その人はこのブログを見ているわけだし、自分のことだってすぐに分かるだろうし･･･
嫌な気持ちにさせてしまうのが分かっているから・・・・・迷いました。

でもね、こういうことってこっちとしては困るんですよ。
決してその人を攻める訳じゃなく、
その人以外にも保護猫の譲渡の仕方について（一部分ですが）分かってもらいたいので書くことにしました。

 

その人、このブログにアップした黒ママとその子猫のことでTELをかけてきました。

何日か前のことです。

何でもね、黒猫が大好きなんですって。
･･･で、うちで引き取った黒猫の親子を2匹一緒に譲ってほしいと言われました。
（その時には白黒のメスの子猫もまだいました）

「大事にします、、、　可愛がります、、、ひと目見て気に入ったんです。」
を何度も繰り返す。

まだ不妊手術もしてないし、子猫のほうは人馴れもまだだし、
譲渡はもう少し先になることを話しましたが

「今までに何匹も猫を飼ったことがあるので大丈夫です。手術も自分でやります。」と言う。

譲渡前には（幼猫以外は）必ずこちらで不妊手術をしてから里親募集をしていることを説明すると、
「それじゃあ里親の予約をしたい！」 と。。。　これにはビックリ、驚いた  

譲渡の時期はだいたいいつ頃になるか？とか、
自分のほうから迎えに行きます、とか、
何だか 譲渡が半分決まったみたいなことを言うので、
里親募集をしている譲渡条件の説明をはじめると･･･

家が狭いのでケージを置く場所がない、
今までの猫はケージ無しでも大丈夫だったし、ケージに閉じ込めるのは可哀そう。

家の周囲は田んぼや畑なので交通事故の心配もないし、
ある程度散歩したら家に帰って来るから大丈夫･･･　とやけに自信たっぷりげに言いました。

は？　・・・ なんちゅう飼い方してんだか！！

 

これだけ聞いて即 お断りしました。

とーぜんでしょ。

（ 気にさわったようでしたが、ごめんなさいね。）

猫を迎えていただくのにケージは必ず用意してもらっているし（特に子猫には必須です）、
絶対に家の外には出さないことは最重要条件となってます。
玄関先や塀で囲ってある庭にも、たとえリードを付けたとしても出してはダメです！　

話し始めにまずお名前を聞きましたが苗字だけ、
住所もハッキリとは教えてくれませんでした。
車で自分が行くから心配するな･･･みたいなことを言われました。

猫は品物じゃぁないんです。

右から左へ、はい どうぞ！ みたいに渡せません。

譲渡の際にはこちらから猫を届けることにしてますし、
その時に必ず家に上がらせていただいてます。
ケージや猫用トイレなど準備してもらった物を見せてもらい、
連れて行った猫の様子も見ながら手続きをしますが、
全部終えるまではたいてい1時間半ぐらいはおじゃましています。

そういうことも了承していただかないと里親として猫を譲渡することはできません。

ボランティアとして里親探しをしている人はみんな同じような条件を付けていると思います。
猫によってどんな環境にいたかは違っていても、保護猫というのは一緒です。
せっかく保護された命。
ボランティア宅での預かり生活以上に幸せになってほしいんです。
必然的に里親としての条件はある程度厳しいものになりますが、
そのことをご理解くださっての応募をお待ちしています。


　　　　　　　　　　では、また