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みちのく福島市★季節料理と手打ちうどん  裏はりまやのブログ

福島県福島市にある小さなうどん居酒屋です。

エゴマ豚のうど巻あげです

2007-04-14 03:59:10 | 季節のお料理
これは、春の揚げ物のひとつです。
エゴマ豚で、うどをまいて天粉をつけてあげました。
最初、軽くうどを炊いてから水気を切って粉をはたいて肉巻きにしたのですが、
生のまま豚肉を直まきしたほうが味わい深いということになりまして、今はそのようにしてこしらえております。

山菜類とは不思議で、手をかければかけるほど本来の味わいから離れて、まずくはないけど美味しくはないよね、みたいな料理になってしまいます…そんな気がしてならないの~

おうちでも簡単にできます。
うどの皮をむいて、酢水であく止めして、水気を切って、粉を両面にはたいた薄切りの豚肉で巻くだけです。そして、天ぷらと同じく揚げるだけです。
あはは、簡単簡単。でもおいしいですよ。
うどのほろ苦さとシャッキリ感が身上です。揚げすぎ注意です。
これは、お酒にぴったりです。

ツンツンツ~ン

2007-04-11 03:43:31 | 季節のお料理
これは、花わさびです。
今が盛りで、毎日つけています。
花わさびの漬物特有の辛味は1日くらいで飛んじゃうみたいです…(私が作ったものだけかも)
食べやすい大きさに切った花わさびをざるに入れ、上から沸騰したお湯をざざーっつとかけて、バサバサとあおります。
その後、密閉できる容器に入れ塩適当と砂糖少々を入れておきます。(砂糖を入れると辛味が強く出るのだそうです)
そして1時間から2時間ほど置くと、かなり辛味が出ますので、お好みで割り醤油を入れたりポン酢をかけたりしていただきます…

ツ~ンとかっ辛~いぃぃ!のあとで青臭いような苦いような甘いような、ステキな春の味わい。
辛いうちに細かく刻んで、お茶漬けが私の春の贅沢。
飲んだ後の〆に、たまりません…
って当店にはお茶漬けありませんでした。すみません(自爆)
でも、食べてみてください。美味しいっすよ。


この葉っぱはなんでしょうか?

2007-04-10 03:12:40 | 季節のお料理
これ、かたくりの葉です。
そう、あの群生するかたくりです。
紫の可愛らしい小さな花が群生する姿は、ひっそりと可憐です。
かたくりは種から芽を出して花が咲くまで8年かかるそうです…
花言葉は、「寂しさにたえる」
そのまんまな感じがしないでもありませんが。

その8年かかってでた葉っぱをていねいに一枚一枚、摘んであります。
わー贅沢ですぅ。
こ・れ・でおひたしを作ります。
さっと湯がいて、水に30分くらいさらします。
やっぱり野草、アクが強いです。
それを、よっく水を切ってひたし地に入れてざっとあえて、
上にもみ海苔をかけて
召し上がっていただきました。

お口に入れると、湯がいた葉っぱはちょっとぬるっとして、味わいはほんのりと甘いです。その甘さはまさしく、風邪のときにつくってもらった葛湯そのもの…
子供のころ、コーヒーカップに片栗粉と砂糖を入れて、少しずつお湯を注いで
つくったあの洗濯糊みたいな葛湯、思い出します






春雷

2007-04-09 03:15:38 | 季節のお料理
日曜日、午前中に雷すごかったですね。
すごいといっても、夏の雷様とは違って、遠くのほうで聞こえる感じですが…
やはり桜の花が咲くころは、天気が不安定ですよね。
雨が降るたびに桜のことが気になって、気が気じゃありません。
どうかまだ散らないでください。

もう福島市も5分咲き位の咲き具合でしょうか?
今週がお花見のピークと見ましただ。
お天気続くといいですね~

お花見といえばお花見弁当。
当店では注文をお受けしていませんが、
こちら、宴会でお出しいている花鯛の押し寿司と、松川浦産生のり入り出汁巻きたまごです。
バリバリきこしめす前に、ちょっと小さなご飯を胃に入れると悪酔いしないかなーと言う気持ちでお出ししています。
でも、のんべえさんはこんなもん食ったらさけがまずくなるだーとおっしゃいます確かに、すきっ腹にキューとしみていく感じもたまらないですが。

このお寿司、この上に甘酢づけのしらいた昆布をはります。
色が美しくないので、はるまえに鯛の皮目を見せてとってみました。
うーんスプリングピンク





ほたるいかのしゃぶしゃぶ

2007-04-04 02:09:36 | 季節のお料理
当店の春の定番メニュー、「ほたるいかのしゃぶしゃぶ」です。
昆布だしにさっとくぐらせて、あつあつの釜揚げの状態をポン酢につけて
ぱくぅ!とお口に入れるとプリプリの身がはじけて、こっくり味のイカ味噌がとろ~りはふぅ~
あうあう、純米酒がお呼びお呼び
てな感じの味わいです。

ほたるいかは日本海の春の風物詩なのかなーと思っていたら
イタリアにも普通にある食材なんですね。
パスタとかスープとかに入れるんだそうです。
すんげーうまそう。
でもきっと日本のように大事に取り扱って(この生ほたるいかはプラスチックのトレーに1匹づつ並んでて氷詰めの発泡に入って出荷されるんです)はいない感じがしますので、味わいは日本のほたるいかのほうがかなり上だと思います…
小さいので傷みも早く、デリケートなイカさんなのです。

福島の美味しいもの~エゴマ豚

2007-03-29 03:04:42 | 季節のお料理
ご存知、福島のブランドポーク「エゴマ豚」です。
今日は、しゃぶしゃぶです。しかも豆乳しゃぶです。
脂は大変軽くてしつこくなく、ペロペロいけちゃう美味しさです。
「αーリノレン酸」が多く含まれる脂だそうで…成人病予防に効果ありなのだそうです。すんげぇ豚です。

お鍋に入れても、しゃぶしゃぶにつきもののアクの出が少ないような気がします。
アク代官が必要ないぐらいっす。
ゴマダレとのコンビが最強のまったり贅沢味。と、同時に豚の香ばしいかおりと
やわらかさにちょっとシビれます。あぁうんめー。肉肉。

これはロース肉ですが、個人的には三枚肉が大好きです…







ほたるいかとと山菜のグラタンです

2007-03-28 03:16:55 | 季節のお料理
今日の宴会でお出しした焼き物です。
大和芋を入れたホワイトソースにうどやこごみ、たらの芽などの山菜を入れて
その上に、ほたるいかを乗せてオーブンで焼き上げました。
焼く前のほたるいかの上にオリーブオイルをかけて高温でさっと焼きます。
(写真は焼く前です)
フワっとしてとろりの感じがコクのあるイカの味噌とあいます。
そんで、オリーブオイルの香りがホンワカして上品な仕上がりになりました。

30年変わらないメニューです。

2007-03-20 03:38:18 | 季節のお料理
こちら、「鴨ねぎ陶板焼き」です。
白ねぎと合鴨のモモ肉の2種類の素材だけを陶板で焼くといういたってシンプルな
お料理です。
このお料理は、なんといっても匂いがすばらしく、鴨の脂で煮るようにいためた
白ねぎがトロトロでウマウマです。
鴨肉が主役というよりもまさしくねぎを美味しく食べるための鴨肉ともいえるような…
でもまさしく好相性の代名詞の「鴨ねぎ」だけあって、たまらないうまさです。
このお料理、匂いが店内に充満するので、他のお席からも連鎖反応のようにオーダーが続けてはいることもしばしばです。

移転してくる前は「鴨ねぎ鉄板焼き」と、鉄板でお出ししていたのですが
新店舗はイマイチ換気が悪いので、煙の少ない陶板で焼くことにしたのです。

鴨の脂はビタミンB2、ビタミンA、リノール酸を多く含むヘルシーな脂です。
脂が想像以上にしつこくなく軽くってちょっとビックリの美味しさです。

本日のお通し

2007-03-11 05:32:08 | 季節のお料理
今日は「飯だこの煮つけ」にしてみました。
冬の終わりから春に旬を迎えるこの可愛らしいたこ。
シンプルにみりんがちのこっくりめに煮あげました。

とき辛子をつけて、ぱっくと食べると本当美味しい!

この飯だこ。鮮度がいいものは刺身でも食べられます。
韓国風にごま油と塩でたべたことがありましたが、これまたコリコリ感が
いい感じでした。

「飯だこ煮付け」。また、飯だこが入荷したらつくってみたいです。
こんどは、さっと煮付けた半プリ煮にしあげてみたいです。

どぜう唐揚げ

2007-03-10 05:05:23 | 季節のお料理
青森産の活ドジョウをつかった、「どぜう唐揚げ」です。
オーダーごとに、生きたドジョウを使用しますので、ちょっと残酷ですが
ほかの「どぜう唐揚げ」とは、一味ちがうと、ご好評いただいている
30年間のロングセラーメニューです。

かりっと香ばしい衣と、ホロリと苦いキモの味わいはまさしく佳肴中の佳肴。

作り方もまったくかわらず30年間。
毎日揚げております…

このドジョウ、ちょっとでも油が低い温度だと、油の中で暴れて
おもいっきり揚場の人にかかります。
けっこう危ないです。
油にドジョウをいれたら、バッっとワンステップ下がるこのフットワークがコツです。