みちのく福島市★季節料理と手打ちうどん  裏はりまやのブログ

福島県福島市にある小さなうどん居酒屋です。

茎たちのその後…

2010-06-29 03:58:33 | Weblog
去年の秋に撒いた「サラダハーブミックス」の種
そのまま、収穫しないで食べきれない分を放っておいたらこんなにキレイな花が咲きました~。
茎たちがグングン伸びて、あれよあれよという間の開花。
別に何もしてないのに、冬を越してこんなにキレイな花を咲かせるとは素晴らしい生命力
買ったときから7種類位の種が混ざっていたので、これが何の花なのかわかりませんが、すごくキレイな薄紫…。
まるで野菜の花とは思えません…

このまま置いたら種ができるかなぁと考え、これまた放っておくつもりです

クリームソーダ

2010-06-28 13:57:49 | Weblog
いつも頭を悩める、デザート作り。
今回は「クリームソーダゼリー」作ってみました。
やっぱり食事の後、ちょっとしたデザートがあるとお客様の満足度が高いような…。

フルフル~のメロンゼリーの上に、アイスクリーム。そして佐藤錦
ゼリーにシュワシュワ感はありませんが、一緒に食べるとクリームソーダ味。
目で舌で涼を取っていただけるように、気持ちをこめてみました

なんとなくレトロな雰囲気のデザート。
ちょっと気に入っております。






6月って…

2010-06-27 03:06:53 | Weblog
6月ってこんなに暑かったでしょうか???
ちょっと最近昨日食べたものも覚えていられないほど、記憶がおぼつかないので…去年の話するのもなんなんですが、去年よりも、いや例年よりも、最近は物凄く暑くないですか?
この体のだるさ、この体の火照りと乾き…6月の暑さではない気がします。
でも、冷夏よりはいい気がしますが

で、もはや夏バテの症状が出始めた私。
微妙に落ちる食欲、微妙に伸びるビールの消費量、そして微妙に調子の悪い胃腸、くわえて倦怠感。
え~まだ6月なのに
6月でこれだと、7、8月そして9月の残暑と…先が思いやられます
栄養&休息をしっかりとらなければ
皆様もお体ご自愛ください




実入りのいい絹さや

2010-06-26 03:41:15 | Weblog
そろそろ絹さやも盛りが終わりの時期になってきました。
私はこの終盤頃に出回る実入りのいい絹さやが大好物
この、さやは固くなってきているのですが、中の豆がパンパンに育ってまるでグリンピースのようになっている絹さや。
絹さやの商品価値としては低いんでしょうが、食べては美味しいんです
だから八百屋さんの店頭に並ぶ事は少なく、もっぱら近所のお百姓さんがやっている無人販売で買っています…。

丸々とした豆がこぼれんばかりに育った絹さやを油揚げとキャベツと一緒に炒め煮にするのが一番大好きな食べ方です。
だし汁でくた~っとなるまで煮た絹さやとキャベツが優しい味わい。
春野菜特有の甘くて何ともいえない滋味が持ち味の1品です
これは、すこ~し冷まして食べたほうがより一層味わい深いです
さらに、冷蔵庫で冷たくしたのも、捨てがたい味です…。

自家製カツオなまり節

2010-06-25 01:42:15 | Weblog
昔ながらの保存食「カツオなまり節」
子供の頃から慣れ親しんだたんぱく質、そしてこの味。
パッサリとした身に、すこ~し燻くさいのが身上のなまり節は、私の好物。
甘しょっぱく煮たものや、春キャベツや筍なんかと煮た煮物。
そのまま切って生姜醤油で食べたり、新玉ねぎと和えた酢の物などなど…。
そういえば、春先から初夏にかけて、随分食卓にのぼる回数が多い食材ですね
しかし、ご飯のお菜にも酒肴にもピッタリなんですよね~なまり節。本当美味しいです。

さて、最近凝っているのが自家製の「カツオなまり節」つくり。
当店で仕入れたお刺身用のカツオはその日のうちに使い切るようにしているので、営業終了後に残ったカツオは全部なまり節にしています。
お酒をかけて蒸しあげたカツオの身を、燻製して出来上がり。
この燻製の仕方がちょっとこだわっていて、ちょっと時間がかかるのですが、柔らかい燻香がちょっと自慢です。
買ったなまり節よりも絶対美味しい
今の時期はハチクやスナップエンドウなんかと炊いてお通しにお出ししています。
しかし野菜との相性が本当にいいですね~なまり節。
で、節の端っこは私の味見用
……美味しいです。

風流もろきゅう

2010-06-24 02:42:15 | Weblog
暑くてムシムシして不快指数の高~い今の時期。
お酒と一緒に宵の涼を得るのに最適のおつまみ
それはやっぱり「もろきゅう」「冷やしトマト」などがいいような…。

まず、熱いおしぼりでさっぱりしたらば、きゅ~っと冷たいビールかお酒
を喉に流し込んで…ひとごこち
そして、この「もろきゅう」「冷やしトマト」をちみっとつまみながら次の酒肴を選ぶなんていうのは、すごく夏の宵のだら~とした感じにピッタリ
というのも、
なんか、個人的に、夏は頭も体もキビキビ動けないので、本格的に酒肴を選ぶ前に、脳をつめたい「もろきゅう」と「冷やしトマト」なんかで覚醒したいような気がします…。
冷たいものをガリガリ噛んで、脳を動かそうみたいな気持ちです。

当店では「もろきゅう」も「冷やしトマト」もクラッシュアイスをかけてご提供。
見た目にもかなり涼しげな一品ですが、実際食べるとかなりクールダウン
速攻メニューですので、ご来店のさいには是非ご注文ください


蔵王サファイア辛し漬

2010-06-23 00:50:10 | Weblog
蔵王サファイア…。
毎日漬けています、辛し漬

柔らかな果肉をプッチと齧ると、ナスの甘味の後、ツ~ンとくる辛子の爽やかな辛味。
ビールにお酒にピッタリです。
毎年、人気のこのお漬物。
大体、1日に4人分くらいを漬けます…。
なので、売り切れちゃったりする事もしばしばです

さて、6月はお漬物や保存食なんかの、年中行事の手仕事が目白押し。
梅干、らっきょう、梅エキスなどなど。
それに、恐怖の梅の甘露煮…。
酸をぬくための青梅の針打ちは、頑固なクビこりの原因
えへへくわばらくわばら。
ん~しかし、今年も品々上手に出来るか楽しみです

さて、ここでひとつ疑問。
去年漬けたラッキョウ漬の酢は、なにか再利用法はないものでしょうか??
けっこう、瓶にタップリ目に入っているので、棄てるには忍びないんです。
甜菜糖と玄米酢でつけたので、結構コクがあって美味しいんですが。
ラッキョウを漬けるご家庭ではどうしているのでしょうか?

八百屋さんにラッキョウを買いにくる奥様方に積極的に聞いてみよう…。
うん、そうしよう。

山蕗

2010-06-22 02:18:39 | Weblog
あ~連日本当に蒸し暑いですね。
何でも、日曜日は全国最高気温の福島市。33.6℃を記録したとか。
…………。
まだ6月なのに、まだ梅雨なのにこの気温
いくらなんでも暑すぎやしないですか??
沖縄よりも暑いって一体…。
5月には雪がまだ降っていたのに~。
って、今年は冷夏とか言われてましたが、なんだか信じられませぬ。
でも冷夏なんて、米も桃も作物全般にきっといいことないので、暑い夏で結構なんですが

それにしても暑い。暑くなるのが早すぎますね

さて、これだけ暑いと、もうさすがに名残の山蕗。
伽羅蕗を作ろうと近所の無人販売にある山蕗を購入しました。
伽羅蕗。
平たく言えば蕗の佃煮ですが、私はそのちょっと手前で仕上げるのが好き
佃煮ほど甘すぎず辛すぎず、お菜にほど良い感じ。
ただ、保存がきかないので、3週間くらいで食べきらなきゃならないのですが…。
なんせ私の好物なので、お茶漬に、おにぎりに、箸安めにと少しずつ食べ続けようと思います。
また来年の春の季節まで食べられないんだな~と思うと、余計美味しく感じますね

深刻…

2010-06-21 01:40:15 | Weblog
今の時期から美味しくなるカツオ。
最近、カツオの漁獲高が減っているのはなんだか肌で感じていましたが、まさかこれほどとは…
そして、出荷されるカツオも形が小さくて、味のノリもイマイチなカツオが多いんです…
お魚やさん曰く、カツオが近海に寄り付かないとか…。
嗚呼

そう、福島市民の愛すべきお刺身…カツオ。
いわき市民と同じくらい福島市民もきっとカツオ好き。
当店でのお刺身、今の時期から戻り鰹の出回る秋までダントツでカツオが一番人気です

なのでこんな記事を見ると本当に切なくなります。
これから戻り鰹までまだ3ヶ月以上あるのに、いやぁ~どうなるんでしょうか?
カツオは毎日毎日仕入れるものなので、毎日毎日安定した品質のカツオが入らないとなると
ちょっと深刻な問題な感じです…
頭痛いです

鈴虫

2010-06-20 02:07:49 | Weblog
いやぁ~さすが福島の梅雨。
連日、蒸し暑さが骨身にこたえます
梅雨でいいのは庭の花にお水を余りやらなくてもいい事ですかね。
庭の植物は凄く元気で、よかったよかった…。

さて、こちら鈴虫です。当店在住です。
大家さんの清水屋青果店で売っていたのをそのまま購入。4匹入りの飼育かご付です。
本当に鈴を転がしたような涼しげな「リョ~ンリーンコロコロコロ~」という鈴虫の風流な鳴き声。
涼を得るとはこのことかな~と思うような心持になります。
実際は、モーレツに暑いんですが…。

来店されたお客様も「これ録音?」と思わずおっしゃるくらいの見事な鳴き声。
いえいえ4匹の生コーラスです
みなさま、その見事な鳴き声をほめてくださいます。
でも、なんかですね、毎日聞いていると日々鳴き声が違うような…。
そう、音程とか声のハリとか声の響きとか。
なにがその要因なのかわかりませんが、確実に違います。
えさ?気候?気分?
ん~こんな事を思い始めると、本当、鈴虫。生き物なんだなぁ~と思わず愛情がわきます。

そして、ご来店時。
鈴虫を育てられた事があるお客様も多くいらっしゃって、飼育のポイントを教えられることもしばしば。
例えば、エサはキュウリとスイカをあげているのですが、煮干などのたんぱく質も必ず入れておくようにといわれました。なんでも、入れておかないと共食いをするのだとか
と、月に一度は霧吹きで水分を補給とか。
秋になったら繁殖するので、もっと大きな飼育ケースに移すとか。
色々と…。

で、目標はこの鈴虫を越冬&繁殖。
道のりは厳しそうですが、
来年の夏にはこの子孫で、涼しげコーラスを聞きたいものです