みどりのスケッチブック

いなかのくらしと身近な自然のスケッチブック。

青森へ行く前に その1

2013年05月23日 | 田畑の営み
記録シリーズ。

青森に行く前にやったこと。

事前にいろいろと考えていたことのほとんどができなくて反省したけど、どうしてもやっておかねばならないことはやっておきました。

そのうちの一つは昨年作った古代米の籾すりです。

収穫は11月に終わっていたのですが、猟期に入って忙しくそのままになっていました。
収穫から半年たってようやく籾すり。
しかし、籾のままの方が長持ちするのですよ。(←言い訳…)

脱穀機で脱穀をすませ、籾すり機にかけるまでに、穂のままのものをばらしたり、ゴミを飛ばしたりしなくてはいけません。
なかなか手間がかかるのです。
網にかけてごりごりと籾をばらし、その後に唐箕にかけます。
そしてようやく文明の利器、ミニダップを通して籾すりの完了です。


最も大変な籾すりは、この機械なくしては考えられません。
ミニダップさまさまです。


これは黒米。
あとは赤米と白米です。

同じ田んぼで5年続ければまともな収穫量になるらしいですが、2年目ですでに1年目の6倍~9倍ほどの収穫量アップとなりました。
土も少しずつ肥えてきて、自然農の田んぼらしくなってきたということでしょう。うれしいかぎりです。
しかし、残念ながら今年はお休み。
青森へ来るために田んぼも1年休ませることにしました。
いい調子で進んでいただけに心残りですが、耕したりしないなら自然農の田んぼなので大丈夫でしょう。
まだまだ収穫量の伸びしろもあるので、帰ってからの再開が楽しみです。
ちなみに、青森に持ってきたお米30キロ弱はすべて自然農の田んぼで自分で育てたお米。
やっぱり自分の作ったお米で自分を養えるというのは特別な喜びがありますよ!
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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
古代米 (坪ちゃん)
2013-05-23 22:30:35
オイノコさんはなんでも挑戦されてるんですね、
チャレンジャーやの~(^_^;)
うちの近所でも赤米を復刻栽培されています。
平城京から出土した木簡には、
我が町からの赤米が記されているとか。
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坪ちゃんさんへ (オイノコ)
2013-05-23 22:40:55
平城京の木簡に記されているとは、歴史がありますね~!
古代米と言いつつ実感がありませんでしたが、そういうお話を聞くとロマンを感じますね。
ますます古代米が好きになります(^^)/
返信する
Unknown (山本)
2013-05-23 23:00:18
??

まっ・・・、それはそれとして。。。



なんか、懐かしい写真っすねぇ~っ。
久しぶりに見ました。
耕運機のディーゼルエンジンの音が聞こえてくるようです。

地縁・血縁を動員して籾摺りやら田植えやらをしていた昔を思い出ちゃいします。



遅ればせながら、今後のご活躍を期待していますね。
(ちょっと足をのばせばマタギの郷かぁ~。いいなぁ~)
 

  



返信する
Unknown (山本)
2013-05-23 23:03:46
変なの、書いてる間に削除されてましたね。。。
失礼しました。
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唐箕 (きだ)
2013-05-24 06:49:53
「唐箕」が読めなくてググってみた。
「とうみ」なんだ。

旦那の実家(岡山市妹尾のあたり)では
同じ作業を「とーす」と言ってるわ。
どんな字を書くか知らないけど・・・

今度聞いてみよっと。


青森どんな?
応援してるぜ!
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Unknown (ひとり)
2013-05-24 19:30:25
唐箕は「とうみ」と読みますね、当方近畿の北部、山陰地方ですが。
読みも地方によって様々なんですね、知りませんでした。
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山本さんへ (オイノコ)
2013-05-24 22:52:49
最近、いろんなところでへんなの書きこまれてるみたいです。

唐箕に足踏み脱穀機、昔懐かしの道具を使っています。
籾すりだけは機械だよりですけど。
昔の人の苦労と、そこから生まれた知恵には感服します!
返信する
きだっちへ (オイノコ)
2013-05-24 22:54:50
唐箕はとうみと読むよ。
でも、この作業のことは唐箕にかけるとか唐箕に通すとか言うかな~。

青森はまだ雪があるぜ!
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ひとりさんへ (オイノコ)
2013-05-24 22:56:07
地方によって呼び名は変わるかもしれませんね。
昔の農具はよいものです。
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