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2015年07月24日 14時00分25秒 | 【祇園祭シリーズ】
   祇 園 祭 シ リ ーズ】

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★祇園祭の後祭(あとまつり)の山鉾巡行(二十四日)を前に、中京区で二十三日、本山修験宗総本山・聖護院の山伏が祈祷(きとう)したり、護摩を焚いたりして、巡行の安全を祈った。
山伏たちは午後に六角堂を出発。ほら貝を吹きながら、ゆかりのある浄妙山と北観音山、南観音山、八幡山、役行者(えんのぎょうじゃ)山を巡拝した。
北観音山では、巡行まで会所の二階に安置される楊柳(ようりゅう)観音座像前で山伏が祈祷した。
修験道の創始者、役小角(えんのおづの)を本尊とする役行者山では、山の前で護摩を焚いた。注連縄(しめなわ)で囲まれた結界に入ろうとする山伏が「修験道の開祖はいかに」などと問答を繰り返し、「合格」すると中に招き入れられた。見物客が取り巻く中、護摩が焚かれると、ビルの谷間にもくもくと煙が上がった。

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★祇園祭・還幸祭の「花傘巡行」が七月二十四日午前、八坂神社から市内中心部(四条通、河原町通、御池通、寺町通~八坂神社)にかけて繰り広げられる。
花傘は、山鉾の古い形態を現代に再現したものです。
七基の子どもの神輿を先頭に祗園太鼓や笛が鳴り響く中、色とりどりの花を飾った花傘や棒振り、さぎ舞、武者姿の子供達や舞妓さんらが都大路を練り歩き、この行列には四つの花街(祇園甲部・先斗町・宮川町・祇園東)の綺麗どころを始め六齋、鷺舞、傘鉾、馬長稚児、児武者、祇園囃子の曳山や山車など総勢一〇〇〇人の行列が練り歩きます。
芸能色彩が濃い巡行で華やかな雰囲気に約二時間を沿道の観客は見入っていた。

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★祇園祭・後祭の山鉾巡行が二十四日、繰り広げられた。
祇園祭の後祭(あとまつり)は二十四日、中心部で山鉾巡行が行われる。昨年復興した大船鉾など十基の山鉾が、真夏の都大路を練る。
午前九時半、橋弁慶山を先頭に中京区御池通烏丸を出発。御池寺町で「くじ改め」に臨んだ後、河原町通を南下し、終点の四条烏丸へ向かう。前祭に比べ数は少ないながら、個性豊かな後祭の山鉾巡行。掉尾を飾るのはかって「凱旋船鉾」とも呼ばれた大船鉾。御池通寺町では、大船鉾の後方に「花傘巡行が」華やかに姿を見せ、八坂神社へと向かった。
花傘巡行は午前十時に八坂神社を出発し、四条通から寺町御池、河原町通などを経由して同神社に戻る。夜には八坂神社の氏子地域を神輿(みこし)が巡る還幸祭が営まれる。

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★七月二十四日夕暮れからの「還幸祭」(後祭・おかえり)は十七日の神幸祭(先祭・おいで)以来、八坂神社の御旅所に安置されていた三基の御神輿(中御座・東御座・西御座)が八坂神社に戻る神事。
夕方から七日間鎮座した四条通新京極の御旅所を出発、三基それぞれ別のルートで氏子町を巡行し、白い法被姿の男衆らが「ホイット、ホイット」の掛け声に合わせ、神輿を勢いよく上下に振りながら高々と担ぎ上げる「差し上げ」や時計回りに回転させる「差し回し」を披露しながら市内を練り歩き深夜に八坂神社に戻る。 
八坂神社に三基の神輿が到着すると境内の明かりをすべて消し、神輿から本殿へ神霊を移す神事「御霊遷し」が執り行われる。

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