京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

【京 の 歳 時 記】:【最 近 の 話 題 : 出 来 事】をお知らせします

京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便

2007年03月31日 09時45分46秒 | 【最 近 の 話 題 : 出 来 事】
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

第百三十五回 「都をどり」、四月一日より開幕
都をどりは、明治維新の東京遷都に伴い開かれた博覧会の「附博覧」として明治五年(一八七二)に創演され、今年で百三十五回の年輪を刻んで来ました。

今回の演目は「都風流名所絵巻」(みやこふうりゅうめいしょえまき)と題した全八景。
第一景 置   歌    (銀 襖)    長唄
第二景 下鴨神社初詣   (下鴨神社)   長唄
第三景 彦根屏風     (彦根城)    別踊 長唄
第四景 清滝川螢狩    (清 滝)    別踊 長唄
第五景 昔物語かぐや姫 (西 山)  別踊 浄瑠璃
第六景 嵯峨野紅葉   (常寂光寺)   長唄
第七景 越後雪野寒晒  (越後雪野)   別踊  長唄
第八景 金閣寺桜満開  (金閣寺)    長唄

幕が上がると、「都をどりはヨーイヤサァ」のかけ声とともに、青色の振り袖に花うちわを手にした芸舞妓二十人が、舞台両側の花道から次々に艶やかに登場。 
期 間 四月三十日まで  
会 場 祇園甲部歌舞練場
開 演 午後零時半 ・ 二時 ・  三時半 ・ 四時五十分の四回。
観覧券 四千三百円 (茶券付特等指定席) ・ 三千八百円(一等指定席)
      千九百円  (二等自由席)


京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便

2007年03月30日 09時05分36秒 | 【最 近 の 話 題 : 出 来 事】
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

京の春、桜の季節から新緑にかけての観光名物。
琵琶湖疎水で明治時代に物資や旅客の輸送に活躍していた木造和舟の再現で運航する「岡崎桜回廊十石舟めぐり」が、三月三十一日から五月六日まで毎日、琵琶湖疎水記念館前から動物園畔を夷川ダムまでの一.五キロを往復、約三十分間の船旅を、当時の面影が残る疎水べりの景色をゆったりと楽しみながら、京の春の風情が満喫できます。
午前九時半から午後四時半まで十五分ごとに約二十九便運航。
定員は一回につき十二人。(予約や時間指定は出来ず、当日乗船場で先着順に乗船券が発売される)。
大人(高校生以上)1000円小人 (小・中学生) 500円

この辺り一帯は、この時季桜花爛漫・春色満開と京都でも屈指のサクラの名所で、ソメイヨシノ約一千本が咲き誇り、疎水畔の散策では水路からも陸路からも壮観で、素晴らしい光景です




京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便

2007年03月28日 08時45分45秒 | 【京 の 季 節 の 花 便 り】
【京 の 季 節 の 花 便 り】

★東山区・清水寺で二十七日から「春の夜の特別拝観」で境内がライトアップされる。
ちらほらと咲き始めた約千本のサクラに囲まれて、本堂(国宝)の「清水の舞台」が漆黒の夜空に浮かび上がった。
境内に四百五十基の照明を設置し、つぼみを膨らませたソメイヨシノやヤマザクラの木が、オレンジ色や白色で照らし出され、光のモザイクを作った。
重厚な姿を見せる本堂や、夜空に九輪を伸ばした三重塔(重文)には、山から伸びる青いサーチライトが彩りを添えている。
四月十日まで。 午後六時~九時半まで。   

★山科区西野山・大石神社では、本殿前に枝を広げるご神木のシダレザクラの「大石桜」のライトアップが四月一日まで行われる。
シダレザクラは、神社が創建された一九三五年以前から自生しており、樹齢約八十年、高さ約十五メートル。
江戸時代の「忠臣蔵」で有名な祭神の大石内蔵助にちなんで、幻想的な大石桜として親しまれている。
ライトアップは一昨年(05’)から始めた。



京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便

2007年03月27日 09時33分31秒 | 【京 の 季 節 の 花 便 り】
【京 の 季 節 の 花 便 り】

三月二十五日、近畿のトップを切って京都の標準木のサクラ(ソメイヨシノ)開花宣言!
平年よりも六日、昨年より二日早かった。 
桜花爛漫、京の桜名所ご案内(市街地中心部限定)
桜の開花は「花十日」と言われるほど期間はほんの僅か。
さくらスポットのなかでも気軽にぶらりと散歩気分で立ち寄れ、ライトアップされた咲き競うサクラを満喫できる市内中心部をご紹介。

★京都市内を代表する花見の名所・円山公園のシダレザクラが、ライトアップされます。
四月一日からは園内十ヶ所でかがり火もたかれ光と炎で円山の「夜桜」を演出されます。
ライトアップは四月中旬まで、かがり火は桜の花の見ごろに合わせて四月一日から十日間行われる予定です。点灯は日没から午後十一時まで。一本のしだれ桜の昼と夜の競演です。
夜のかがり火に浮かぶシダレザクラは、祇園のシンボル的存在で一度は必ず行ってみたくなる逸品

★祇園・白川のサクラと夜桜ライトアップ
花見客の目を楽しませてくれる祇園町を流れる白川沿いで、芸舞妓がそぞろ歩く祇園情緒の中で幻想的に浮かび上がる夜桜のライトアップは、TVドラマのロケーションでお馴染みの巽橋(辰巳大明神)から西へ川端通までの約二百二十メートルの短い区間ながら、お茶屋さんや料理屋さんが立ち並ぶ白川沿いにはソメイヨシノなどのサクラ約四十本が、柳と相互に風に揺られて、艶やかな風情を醸し出します。
実施期間 三月下旬~四月上旬まで : 点灯時間 午後六時~十時まで

★高瀬川畔のサクラと柳
運河として開かれた高瀬川、木屋町通を二条から五条までの柳とサクラのコントラストが壮観。
ライトアップされたサクラは、夜の不夜城のネオンと交互して木屋町通を行き交う人々の酔眼をも覚まさせます。
特に四条から五条間の昔ながらの町並みには、約九百メートルの間に五十基のライトアップで夜桜を浮かび上がらせる。
三月三十一日から花が散る四月中旬ごろまで毎日午後六時~十一時まで点灯する。
(今年は四月五日~十日くらいが見ごろになりそう)

★鴨川さくらまつり」
三条大橋から四条大橋間の鴨川河川敷と、市役所前広場を中心に展開され、鴨川左岸の花の回廊・サクラのライトアップをはじめ、京都の名産品が勢揃いする京都名店会や多彩なプログラムが展開される。
日 時 三月三十一日~四月二日までの三日間。いずれも午後から
いずれ劣らず百聞は一見に如かずのお値打ち桜花。
この他さくら名所スポットは市内・市外各所にあります。
(詳しくは私の自費出版本 知って得する・一寸役立つ便利帳“京都に関する参考資料”を参照下さい)

千二百年以上続いた古都・京都には神社仏閣が1881社寺あるとされています、そこには春は桜、秋は紅葉と四季折々に諸々の草木が植え繁り、全国的に有名な草花庭園の名所も数多くあり、四季に恵まれた歴史の宝庫・人と自然がそっと寄り添う京都です。



京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便

2007年03月25日 08時36分11秒 | 【最 近 の 話 題 : 出 来 事】
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★伏見区醍醐の世界文化遺産・醍醐寺の宝物を集めた霊宝館の春の特別公開が三月二十四日から始まった。
「桜舞う、醍醐寺」をテーマに、鎌倉時代の「五大尊像」(国宝)や「醍醐の花見」で知られる桜に関連する資料など国宝十点、重要文化財三十五点を含む八十点が展示。
約十五万点の文化財を所有する醍醐寺は毎年春と秋の二回、霊宝館で寺宝の一部を紹介している。
今回は鎌倉時代前期の作とみられる「五大尊像」は不動明王や降三世明王、軍茶利明王ら四方と中央を守る火炎に浮かぶ五つの明王が力強く描かれている。
各像は縦百九十三㌢、横百二十六㌢の掛幅に五幅一組で描かれている。
鎌倉時代の画像の「訶梨帝母像」(国宝)、平安時代の仏像の薬師如来座像(国宝)も公開されている。
江戸時代後期の浮世絵師喜多川歌麿が描いた錦絵「太閤五妻洛東遊観之図」は豊臣秀吉が醍醐寺で催した「醍醐の花見」を表現し、当時の将軍・徳川家斉を風刺した絵ともいわれている

★上京区・臨済宗相国寺派大本山・相国寺で二十四日、春の特別拝観が始まった。
普段は団体客しか参拝を受け付けていない法堂(重要文化財)や方丈、浴室が特別に公開されている。
法堂は一六〇五(慶長十)年に豊臣秀頼が再建し、狩野光信による天井の「ばん龍図」は、手を打つと堂内に響く音が鳴き声に聞こえるところから「鳴き龍」として知られる。
方丈からは、白砂の前庭や枯山水の裏庭が堪能でき、浴室はヒノキ造りの内部を見学できる。特別拝観は五月六日まで。午前十時~午後四時。