京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

【京 の 歳 時 記】:【最 近 の 話 題 : 出 来 事】をお知らせします

”おいない”の京都最新情報

2013年08月31日 11時43分25秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

久世六斎念仏:「太鼓の掛け合い」452.jpg

★南区・蔵王堂光福寺で三十一日、八朔祭法楽会に久世六斎念仏が奉納される。
六斎念仏は国の重要無形民族文化財で、その起源は平安時代にまでさかのぼります。
明治頃までは六斎を上演する組織として六斎組が市内各所にありましたが、現在はいくつかの保存会にかわり受け継がれています。

久世六斎念仏.jpg

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”おいない”の京都最新情報

2013年08月28日 12時42分56秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

修学院:「紅葉音頭・大日踊り」.jpg

★左京区・修学院離宮前で二十七日夜、修学院大目踊・紅葉音頭が行われた。
近世に庶民の間で流行した踊りや音頭に起源をもち,江戸時代の始め、修学院離宮に後水尾天皇を迎えて始められたそうです。
江戸時代のはやり歌や歌舞伎のセリフなどから逐次作詞され,節をつけたものとされる。
楽器を用いず音頭取の音頭にあわせて女性が輪になって踊る静かで素朴なもので,現在,上賀茂と修学院で伝承されています。
踊りの前に松明をつけ,提灯の前に列座し,三方に盃をのせ,給仕から酒を受けて乾盃するといった儀礼が行われ,「近江八景」「四条八景」「菊流し」など伝承されている音頭にあわせて踊りが行われます。京都市登録無形民俗文化財。

三千院・「放生会」2012年.jpg

殺生を戒め、命あるすべてのものに感謝する「放生会」が二十八日、左京区・大原の三千院で営まれ、参拝者たちが、コイの稚魚を池に放った。三千院の恒例行事。
約千匹のコイを用意し、午前八時半の開門から午後五時の閉門まで、初めて終日行った。
僧侶が、一四〇〇年前の中国の故事にちなむ行事であることを説明。
参拝者たちは、宸殿にお参りした後、庭園の小道を進み、手おけに入れたコイを池に放った。

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”おいない”の京都最新情報

2013年08月26日 11時45分06秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

吉祥院天満宮:六斎念仏踊り.JPG

吉祥院天満宮の「六斎念仏踊り」
学問の神様・菅原道真を祀る天満宮は全国で一万以上数えられるが、この吉祥院天満宮は道真誕生の地で、境内には道真のへその緒を埋めたと伝えられる胞衣塚(えなずか)がある。少年時代をこの地で過ごしたが、やがて政争に巻き込まれて遠く大宰府に左遷され、死してのち天神となり、天神信仰は全国へと広がった。
八月二十五日の夏期大祭に奉納される六斎念仏は、平安時代に空也が念仏を広めるために始めた踊り念仏が起源とされる。
その後、長唄、歌舞伎などを取り入れて現在の形となる。
京都では祖先供養と結び付き、お盆前後に各所で行われる。
鉦や太鼓をたたいて踊る民俗芸能「六斎念仏踊り」は「発願」に始まり、締めくくりの「回向」まで、曲目が移りながら演じられます。国の重要無形民俗文化財に指定されている。

梅津六斎念仏 (2).jpg

   梅宮神社・嵯峨天皇祭「少年相撲大会」.jpg

 ★右京区・梅宮大社では八月二十六日、「嵯峨天皇祭」が行われる。
平安京を完成させた嵯峨天皇は現在の大覚寺に離宮を営まれ、雅楽の制を国風化され、現行の制に近く改革された皇后(橘嘉智子)と共に梅宮相殿に鎮まる。
その徳を偲ぶ、神社に縁のある嵯峨天皇の例祭での奉納六斎として行われます。
「嵯峨天皇祭」の祭典の後、相撲好きだったといわれる嵯峨天皇の命日に合わせて「子供相撲大会」の奉納に続き「梅津六斎奉納」があった。
笛や鉦、太鼓に合わせて、数々の演目が踊られます。最後に盆踊りもある。

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”おいない”の京都最新情報

2013年08月25日 12時14分40秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

雲ヶ畑松上げ.jpg

★雲ヶ畑の松上げ
愛宕山への献火として行われる。
加茂川の源流で知られる林業の集落・雲ヶ畑。
山上に割り木を運び松明としそれを二つの文字にかたどり櫓にくくりつける。空中に浮かぶ火の文字は毎年異なり点火直前まで秘密。
この地の愛宕山山頂二箇所に松明が同時点火され、愛宕明神に火災予防と五穀豊穣を祈願します。
雲ヶ畑の高雲寺から「権兵衛」役の男性と見物客が、向かいの山に 「お~い」と合図すると点火が始まった。二集落で行われる「雲ヶ畑松上げ 」。中畑地区で点火を担うのは若中と呼ばれる十六~三十五歳の男性たち。やぐらが漢字に組まれるのが特徴だが、当日まで家族にも明かさないのが習わし。

広河原松上げ (2).jpg

    広河原:「ヤッサコサイ踊り」.jpg

★広河原の松上げ
花脊・雲ヶ畑と同じく愛宕山への献火として行われる火祭りで、火災予防、豊作などが祈願される。
下之元町の灯籠木場(とろぎば)に約千五百本の松明が焚かれ、威勢のいい掛け声とともに小松明(放り上松)を投げ上げて、高さ約二十メートルの灯籠木の先の笠に点火する。
松上げの後、「やっさこさい」と「ヤッサ踊り」や「江州音頭」が奉納される。

美山:「上げ松」.jpg

★晩夏を飾る伝統の火祭り「上(あ)げ松」が二十四日、京都府南丹市美山町の四集落で行われた。夜空を焦がす炎に、住民や見物客が豊作や火よけを祈った。
同町の盛郷、殿、川合、芦生の四集落で行われ、芦生では「松上げ」と呼ばれる。
いずれも先端にカゴ状の火受け「もじ」を付けた「灯籠木」を立て、たいまつを投げ上げて点火し、火柱を上げる。府の無形民俗文化財。
盛郷では、棚野川の河川敷に大人用約二十メートル、子ども用約十六メートルの二本の「灯籠木」を設置。午後八時ごろから住民らが「灯籠木」の周りに集まり、縄を付けたたいまつを投げ上げて夜空に弧を描いた。カヤやスギ枝を詰めた「もじ」に点火して炎が上がると、見物客らから歓声が上がった。

久多花笠踊り.jpg

★左京区・久多に伝わる風流灯籠踊り「久多花笠踊り」が八月二十四日に行われる。
洛北とはいえ、京都市内から車で一時間半はかかる久多。しかしそれだけに古い伝統や行事が今でも残っており、毎年八月十四日に盆行事の施餓鬼を終えてから花宿と呼ばれる家で極めて精巧な花笠を制作する。
当日は、花宿の床に、志古淵社、上の宮社、大川社の軸を掲げて灯りを花笠灯籠に移し、太鼓や鐘に合わせて踊る五穀豊穰のお祭り。
三つの神社を巡りながら心静かに踊りを奉納する。
灯籠が点じられると、闇に静かに浮かびあがり、大変美しいものです。

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2013年08月24日 13時35分03秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

化野念仏寺:千灯供養 04'.JPG

嵯峨野・化野念仏寺で京都の夏を送る「千灯供養」が八月二十三日と二十四日夜、営まれる。境内の無縁仏の精霊に灯明を灯して供養する地蔵盆の行事。
独特の節回しの回向が流れる中、幽玄な雰囲気が漂う。

約八千の石仏にろうそくを灯し、闇が深まるごとに炎は大小形もさまざまな石の表面から仏を浮かび上がらせ、先人を偲ぶ幻想的な光りに照らされて、思い思いにゆかりの人を偲び、冥福を祈った。
小倉山山ろく一帯の嵯峨・化野周辺は昔、風葬が行われた土地として知られる。
弘法大師空海が無数の無縁仏を供養するために開創したのが寺の始まりで、 後に法然上人が念仏道場を開き、今の寺院名になりました。
明治時代に、境内で出土したおびただしく散在していた多くの無縁石仏や石塔を同寺に集め供養したのが千灯供養の始まりとされ、地蔵盆の行事として灯明をささげている。
近年、観光スポットとして注目を浴び、以前は入寺には予約が必要としたが、二〇〇六年から予約は不要となりました。
ちなみに化野念仏寺は数多くのTVドラマや映画に撮影場所として登場しているのは周知の通り。残暑も夜になってから少し涼しさを感じるなか、辺りは清澄な空気に包まれ多くの人出で賑わった。

愛宕古道街道灯し772.jpg

★化野念仏寺の千灯供養に合わせて、境内に続く参道は伝統的建物群保存地区に指定されている嵯峨鳥居本地区で、「愛宕古道街道灯し」を愛宕神社一の鳥居から嵯峨・祇王寺に至る一.五キロの旧愛宕街道沿いに、お地蔵様に見立てた手作りのジャンボ提灯や灯ろうが灯され、古い家並みが残る奥嵯峨地域一帯は幻想的な雰囲気で、柔らかな光に包まれた空間で、癒しのひと時を過ごされては......。
瀬戸内寂聴さんの点火で八月二十三日・二十四日:午後七時~九時まで。

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