京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

【京 の 歳 時 記】:【最 近 の 話 題 : 出 来 事】をお知らせします

”おいない”の京都最新情報

2010年11月28日 11時31分03秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★下京区・真宗大谷派本山東本願寺では浄土真宗の宗祖・親鸞の遺徳を偲ぶ「報恩講」が十一月二十一日から始まり、親鸞の祥月命日にあたる二十八日までの八日間にわたる宗派最大の法要「報恩講」を締めくくる。
最終日の二十八日には、僧侶が上半身を前後左右に激しく揺り動かして声明を唱える「坂東曲法要」が御影堂で営まれた。

親鸞が越後に流罪となった時、荒波の海上、揺れる舟の上で一心に念仏を唱えた姿を表すとされ、「堂衆」と呼ばれる約六十人の僧侶が御影堂の内陣前に着座し、念仏の節目ごとに激しく上半身を前後左右に揺さぶり、そろって動かしながら振り絞るような野太いで独特の抑揚をつけた節回しで念仏や和讃を朗々と唱えた。
門信徒が夜明け前から列をつくり、約六千人が堂内を埋めた。
坂東曲は大谷派だけに伝わる独特の法要。
江戸時代初めに本願寺が東西に分かれた後、西本願寺では途絶え、今では東本願寺だけに伝わる。


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”おいない”の京都最新情報

2010年11月26日 16時52分23秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
★上京区・北野天満宮で十一月二十六日、豊臣秀吉ゆかりの「御茶壺奉献祭・口切式」が営まれた。
十二月一日の献茶祭で用いる宇治・八幡の京の茶どころから集められた新茶を行列を組んで届け、本殿で古式ゆかしく神事が行われる。

献茶祭は、一五八七(天正十五)年に秀吉が境内で催した「北野大茶之湯」に由来し、四百年以上続いているという。
笙や笛の音に導かれて、白装束姿の若者たちが茶壺の入ったおひつを担ぎ、静かに参道を歩き、大小九個の茶壺が本殿の神前に供えられた。
続く、「口切式」では、壺を開封して茶葉が木箱に移され、ほのかな茶の香りが本殿に広がった。
  

∞∞師走の京都・夜の名所スポット∞∞


恒例ローム本社のイルミネーション十一月二十五日、今夜点灯!!
★半導体のローム本社では毎年実施している“光の並木”イルミネーション、約六十万個の電球やLED(発光ダイオード)を使ったイルミネーシが点灯されると、構内一帯のケヤキ並木を彩り、幻想的なムードを醸し、沿道周辺がまばゆいオレンジ色の光に照らし出され、ひと足早いクリスマスムードに包まれた。
今年は滝をイメージした「光のアトラクション」も設けられた。
点灯は十二月二十五日まで毎日午後四時四十五分から十時半まで。

約六十万個の電球を沿道や公園のケヤキ並木に飾り、「シンボルツリー」に見立てた高さ約十㍍の二本のヤマモモの木にはローム製の白色発光ダイオードをあしらった三万五千個を使ったネットをかぶせて飾りつけ,国道九号線(五条通)沿いに装飾された。
一九九五年から始まり今年で十六回目で、五条通以南の佐井通沿いを中心にメタセコイアやケヤキなど七十本を電飾した。
(ちなみに私の住むマンションの11階の部屋から眼下を見下ろすと並木道一面が光のファンタージでこれから一ヶ月間は特等室になります、毎日午後4時45分の点灯の瞬間を見て歓喜しております)

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”おいない”の京都最新情報

2010年11月25日 10時39分04秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】


★京の師走の風物詩・顔見世の「まねき上げ」(十一月十日付けブログ参照)が十一月二十五日、出演する歌舞伎役者の名を書いた「まねき看板」を掲げる恒例の「まねき上げ」が行われた。
南座正面に上がった顔見世のまねきは、江戸時代から続く習わし。
古式を伝えるまねきが残るのは、全国でも南座だけ。
出し物の名場面を描いた絵看板や松飾りで装った正面に、大きく組まれた「竹矢来(たけやらい)」に、職人たちが位置を調整しながら一枚ずつ設置。六十三枚の人気役者のまねきが華やいだ雰囲気に次々に高々と揚げられ、年の瀬ムードを盛り上げた。


古都・京都の師走の訪れを告げる京の年中行事「當る卯歳吉例顔見世興行」が十一月三十日、鴨川四条大橋畔、南座で開幕する。

今年の顔見世 
  

    
出演は、
人間国宝の坂田藤十郎さんをはじめ、中村吉右衛門、片岡仁左衛門、中村梅玉、坂東玉三郎、片岡我當、片岡秀太郎、中村翫雀、片岡進之介、片岡愛之助らほか、東西の人気役者が揃います。(順不同)

演目は、 

昼の部 『羽衣』、『管原伝授手習鑑』、『阿国歌舞伎夢華』、『伊賀越道中双六』
夜の部 『外郎売』『仮名手本忠臣蔵』、『河庄』、『鳥辺山心中』、『越後獅子』
初 日 十一月三十日(火)
千穐楽 十二月二十六日(日)
開演時間 昼の部 午前 十時半  :  夜の部 午後 四時四十五分
観劇料金   特別席 / 27000円  :  一等席 / 25000円
       二等席A /12000円  :  二等席B / 9500円
       三等席 / 7500円   : 四等席 / 5500円



★西京区の松尾大社の拝殿に、来年のえと「卯(う)」を描いた巨大な絵馬がお目見えし、境内に一足早く迎春ムードが漂った。
絵馬は高さ三・二㍍、幅五・五㍍。一九八三年から続く恒例行事で、雪ウサギをイメージし策の神様をまつる松尾大社を表す杯の絵も添えられている。
この絵馬の写真を年賀状に使う人がいるため、この時期に揚げるようになった。


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”おいない”の京都最新情報

2010年11月23日 17時52分21秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
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 ∞ 京都で熱い信仰、晩秋に重ね二つの供養 ∞

★筆の寺として有名な東山区・東福寺塔頭・正覚庵で十一月二十三日、使い古された筆に感謝する「筆供養」が行われ、全国から集まった筆や鉛筆、ボールペンなど、約二万本に感謝の念を込めて供養した。
筆で作った筆みこしの行列が東福寺周辺を練り歩いた後、僧侶が読経して筆を供養。
山伏が刀と矢で境内の邪気を払った後、たいまつで護摩木に点火し、燃え上がった炎に僧侶や稚児や参拝者が筆を次々と投げ入れた。
今年で六十四回目となる筆供養は、高名な書道家や画家の筆塚がある正覚庵で、絵画や書道、文学などの文化芸術を支える筆を大切にしようと、毎年この日に供養している。


★左京区修学院の赤山禅院(比叡山延暦寺の別院)では「もみじ祭」が始まり、秋の恒例行事として行われる。今年で二十七回目。
比叡山延暦寺の千日回峰行を達成した大行満大阿舎梨によって感謝の気持ちをささげる「数珠供養」が営まれる。
境内の護摩壇では比叡山の僧侶が護摩木を焚き、全国から寄せられた約三千余の古い数珠を次々とと火に投げ入れて、「ナウマクサンマンダー」と不動真言を唱えながら、たき上げて供養した。
真っ盛りの紅葉の下で見物の観光客らも手を合わせ、興味深く見守っていた。


★洛西・十輪寺で十一月二十三日、六歌仙の一人、晩年このお寺に隠棲したといわれる在原業平を偲んで「塩竈祭」が行われます。
かつての恋人、二条后(藤原高子)が 大原野神社を参詣するときに、塩を焼いて塩竈から立ち上る紫煙に亡き人を偲び、想いを伝えたという故事に因みます。
平安の習慣を再現するという趣の行事です。


★日本の原風景が残る南丹市美山町北の「かやぶきの里」は今や真っ盛りの紅葉がひときわ映えている。
国の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けている「かやぶきの里」で十一月二十三日、地域の防火施設・放水銃の一斉放水。
山のすそ野のこの里ではかやぶき家が三十八棟あり、貴重な古民家を守るための放水銃が六十二基設置されている。
サイレンの合図で約六十二基の放水銃が、勢いよく水柱を噴きだし、集落全体がたちまちシャワーに覆われ、約五分間の放水で、降り注ぐ水で出来た小さな虹があちこちで見られ、色づいた木々とともに山里を彩ったかやぶき民家は水浸しになった。
全国から大勢の写真愛好家や観光客が訪れ、赤く紅葉した山里に彩りを深めた集落を包むシャワーの競演を盛んにカメラに収めていた。
二〇〇〇年五月二十日未明にかやぶきの美山民俗資料館が焼失し、その後、放水銃六十二基を整備し、毎年火災のあった五月と十一月の年二回に施設の点検と、防火の誓いを兼ねて一斉放水を実施している。最近では観光名物にもなっている。



【京 の 紅 葉 だ よ り】

★東山区・地主神社(清水の舞台を出るとすぐ左)で十一月二十三日、恒例の「もみじ祭り」が催される。
自然の恵み秋の豊作と縁結びのご利益に感謝し、家内安全・無病息災・商売繁盛を祈願するお祭り。
もみじの名所として名高い宝来山より採れた美しい紅葉を手にした巫女が、神への感謝の意を込めて神楽『もみじの舞』『剣の舞』『扇の舞』を奉納します。
この他、お火焚の神事で健康・病気回復も祈願します。
夜は隣接する清水寺や、付近の高台寺でライトアップも行われ、一日中古都の紅葉を堪能できます。


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”おいない”の京都最新情報

2010年11月22日 14時23分12秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
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border="0">★右京区太秦・聖徳太子ゆかりの広隆寺で十一月二十二日、聖徳太子の命日に合わせて毎年この日に「聖徳太子御火焚祭」が営まれる。
広隆寺は聖徳太子建立の七大寺の一つとされ、この日だけ本堂に安置されている本尊の秘仏聖徳太子像と、宝物館の秘仏薬師如来像が開扉されます。
太子像は当代の天皇が儀式などで用いた束帯を身に着ける古来の習わしがある。
太子像を安置する本堂・上宮王院で法要が始まり、貫主の導師で十人の僧侶が般若心経を唱えて太子を供養した。
続いて、境内に斎竹(いみだけ)が立てられ、薬師堂の前で貫主が願文を唱えた後、願いが書かれた数万本の護摩木が山伏によって焚き上げられる。
お火焚祭は、聖徳太子を祖神と仰ぐ建築・建具・機織職などの信者によるものです。
また、四、五、十、十一月の日・祝日とこの日は桂宮院の公開日にあたり、京都最古のお寺の国宝・桂宮院本堂は、法隆寺の夢殿に似た単層八角円堂で、一重、桧皮葺の構造です。



★右京区嵯峨大覚寺門前の別格本山覚勝院では、そろそろ雨が雪に変わり始めるとされる二十四節気の一つ「小雪」にあたる十一月二十二日、二十三日の両日、恒例の「聖天様の大根供養」が始まり、聖天様の好物の大根や酒、団子を供え無病息災を祈願する。
聖天様のおさがりの大根をいただくと、心身の毒を滅し、難を逃れ、八福に浴するとされています。
用意された約千本(二千人分)の水尾の柚の刻みを載せた柚子が香る分厚い大根を、油揚げとともに大鍋で前日から煮込み、味の浸みたあつあつの大根が参拝者に振る舞われる。 
なお、団体なら十二月中頃まで法話と大根供養を受け付けてもらえます


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