goo blog サービス終了のお知らせ 

京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

【京 の 歳 時 記】:【最 近 の 話 題 : 出 来 事】をお知らせします

"おいない"の京都最新情報

2015年05月11日 08時06分53秒 | 【葵 祭 シリーズ】    

2015年 5月 4日(月)
    [葵 祭シリーズ]


イメージ 1

★葵祭のヒロイン、斎王代が祭りを前に身を清める行事「御禊(みそぎ)の儀」が四日、左京区の下鴨神社であった。雨を予想して十六年ぶりに屋内で実施され、見物客たちは、みやびに儀式を行う十二単(ひとえ)姿の斎王代に見入っていた。フタバアオイを髪に挿した斎王代が朱色の楼門をくぐり、御手洗(みたらし)川をまたぐように建てられた橋殿(はしどの)(国の重要文化財)に入った。おはらいを受け、橋殿の北端に進んですっと両手を伸ばし、神職から川でくんだ水を手にかけてもらって身を清めた。
御禊の儀は、葵祭の前儀として一九五六年に創設され、下鴨、上賀茂両神社で隔年交代で行われる。下鴨神社では、通常は御手洗川に手を差し入れる。
 
    [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]

イメージ 2

★女性による囃子方グループ「平成女鉾清音会(へいせいおんなほこさやねかい)」が四日、神泉苑で祇園囃子を奉納した。祇園祭発祥地での初披露となり、池に浮かぶ船上で優雅に楽器の音色を響かせた。
一九九六年結成のグループは、一〇代から六〇代までの女性約三十五人が八坂神社で囃子を囃子を奉納するなどの活動をしている。平安時代の貞観年間に、神泉苑で疫病退散のために営まれた御靈会が祇園祭の発祥で、今回は神泉苑祭」に合わせて演奏することになった。メンベーたちは竜頭船に乗り込んで、池の上で威勢の良い掛け声とともに演奏を披露。
「コンチキチン」と、笛や太鼓、かねの音がツツジの花が彩る境内に響き渡り、周囲で見守る参拝者たちは一足早い夏の風情を楽しんでいた。

記事のタイトルを入力してください(必須)

2013年05月17日 10時58分29秒 | 【葵 祭 シリーズ】    

【葵 祭 シリーズ】    

葵祭を締めくくる行事「献茶式」が五月十七日、上賀茂神社で行われた。
本殿の御籍舎で茶道家元が濃茶・薄茶を点てて本殿に供えます。
表千家、裏千家が一年交代にて、御神前に献茶する神事です。(今年は表千家)
当日境内にてお茶席が設けられます

【京 の 季 節 の 花 だ よ り】

古知谷阿弥陀寺:「クリンソウ」2013年.jpg

京都府の絶滅危惧種に指定されるクリンソウ(九輪草)が、左京区大原の古知谷阿弥陀寺で色とりどりのかれんな花を咲かせている。

車輪状の独特の形をした花が参拝者を魅了している。
クリンソウは山間部の湿地や沢沿いに生えるサクラソウ科の多年草で、花の形が五重塔などの先端にある飾り「九輪」を思わせる。府内で自生しているのは京都市北部などに限られ、園芸目的の採取が問題となっている。
同寺に通じる山道でも、ハイキング客らがしばしば摘み取ることから、同寺は約二十年前から一部を植え替えて大切に育ててきた。当初の三〇株ほどが約四〇〇株に増えたという。
今年は四月下旬から開花し、見頃を迎えている。真っすぐに伸びた茎に数段の車輪状の花がついた様子を見ることができる。来月初旬まで楽しめるという







”おいない”の京都最新情報

2013年05月15日 11時37分51秒 | 【葵 祭 シリーズ】    

【葵 祭 シリーズ】

行列・境町御門出発「御所車」.JPG

京都三大祭のトップを飾る葵祭が華やかに古都・京都で繰り広げられる。葵祭は凶作が続いた六世紀に五穀豊穣と国家安泰を祈願したのが起源とされる。
行列は下鴨神社・上賀茂神社へ天皇が勅使を送った様子を今に伝える。
平安の世にいざなう典麗優雅な葵祭の見どころは、平安貴族の衣装に身を包んだ人々が巡行する「路頭の儀」で、行列(路頭の儀)は総勢五百十一名、勅使をはじめ倹非違使、内蔵使、山城使、馬三十六頭、牛四頭、牛車二基、風流傘、斉王代など、平安貴族そのままの姿で約一キロにも及び、優雅な行列は全長八キロ市内を練り歩き、御所を出発して下鴨神社で「社頭の儀」を終え、賀茂街道を北上して上賀茂神社での「社頭の儀」が終了するのは夕暮れになります。

葵祭・下鴨神社:「路頭の儀」(カラー).JPG

【本 列・第 一 列】 
検非違使・・・都の治安維持にあたった検非違使庁の役人。現在の警察官と裁    判官
を兼ねていました。
山城使・・・中央から山城国の地方行政を任された国司庁の次官(山城介)で、五位の文官。


【本 列・第 二 列】
御幣櫃
・・・宮中から賀茂両社へ納める御幣物(お供え)を入れた唐櫃のこと。 白丁が担いで運びます。
馬寮使・・・走馬(御馬ともいう)の担当者である左馬寮の第三番目の役(左馬充)。六位の武官。
牛 車・・・勅使用の牛車で、一般に御所車という。現在は勅使が乗らず、行列の華として参加。軒を藤の花などで飾った壮麗な車です。


【本 列・第 三 列】
舞 人
・・・神事などで奏される歌舞「東遊」を舞う、近衛府(内裏の警護などにあたった役所)の五位の武官。
勅 使・・・天皇の使いで、行列中最高位。四位近衛中将が任にあたったため、近衛使とも呼びます。現在は勅使は行列には加わらず、近衛使代が役を務めます。


【本 列・第 四 列】
陪 従・
・・楽人装束を身にまとった近衛府の五位の武官。賀茂両社の社頭で歌をうたい、雅楽を奏します。
内蔵使・・・皇室の経済などを司った内蔵寮の次官で、五位の文武兼官。勅使が奏上するお祭文を棒持しています。


【斎 王 代 列】
斎王代
・・・葵祭のヒロイン。衣装は十二単衣で、頭に金属製の飾り物・心葉を着用。行列では、四方が開いた腰輿に乗って巡行します。
女 人・・・一般女官にあたる命婦、食事を司る女嬬、斎王付きの巫女である駒女と、「女房車」と呼ばれる斎王の牛車などで構成される。

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

上賀茂神社:「やすらい祭」 (2).jpg

★北区・上賀茂地域では、葵祭の日に無病息災を願う「上賀茂やすらい祭」が行われる。
サクラの花びらが散る頃に疫神も舞って疫病を撒き散らすと信じられていた。
その疫神を安らかに鎮めるお祭で、どうぞ桜も安らかに舞い散ってほしいという願をこめて、鐘や太鼓を打ち鳴らしながら鬼や花笠が町内を練り歩きます。
流行した疫病を鎮める「鎮花祭」として平安時代に始まった「やすらい祭」は、北区の四カ所に伝わる。(玄武神社や今宮神社のやすらい祭は、四月に行われる)。
祭の行列は住民で構成し、ショウブやヤマブキの造花を飾った赤い花笠を先頭に、稚児と鬼、小中学生の笛方が続き、随所で「いんやすらいや花や今年の花はよう咲いた花や」の掛け声に合わせ、シャグマと呼ばれる鬼が太鼓や鉦を打ち鳴らし、髪を振り乱して踊り、町内の民家で「門ばらい」をして住人の健康を祈った。

(画像の多いヤフーおいないブログへ直行)必見http://blogs.yahoo.co.jp/oinaijp/folder/279901.html 






”おいない”の京都最新情報

2013年05月05日 11時26分16秒 | 【葵 祭 シリーズ】    

【葵 祭 シリーズ】

葵祭・上賀茂神社:「賀茂競馬」2012年.jpg

★北区・上賀茂神社では五月五日、一日の足汰式で決まった出走馬がいよいよ登場し、天下泰平と五穀豊穣を祈願する行事「賀茂競馬会(くらべうまえ)神事」が行われた。
競馬は平安時代からの勇壮な神事で、平安中期・堀河天皇の寛治七(一〇九三)年に宮中武徳殿の儀式を移して上賀茂神社に奉納されて以来、九百年以上今日まで続いている。
一〇九三年、内裏の女官達が菖蒲の根の長短を競う遊びで賀茂社の菖蒲の根が長く、勝利を射止めたため、その御礼として競馬を奉納したのが始まりとされる
早朝より頓宮遷御(とんぐうせんぎょ)、菖蒲根合わせの儀などが行われる。
本殿祭の後、午後から乗尻は左右に分かれ、左方は打毬(たぎゅう)、右方は狛鉾(こまぼこ)の舞樂装束を着け、馬に乗って社頭に参進します。
勧盃、日形乗、月形乗、修祓、奉幣の儀を行い、次いで馬場にて順次競馳(きょうち)します。(京都市登録無形民俗文化財に登録)
その様子は『徒然草』等にも書かれており、蓋し天下の壮観です。
メーンの競馬会の儀では、二頭の馬が一馬身差でスタートし差が広がったか狭まったかで勝敗が決まる。
「馬出しの桜」から「勝負の紅葉」までの勝負を競い、判定役が赤扇を挙げると左方の勝ち、青扇を挙げると右方の勝ちです。
一の鳥居からニの鳥居にかけて芝生西側の馬場で赤色の「左方」と黒色の「右方」の組に分かれ、二馬ずつ六回勝負する。左方の勝ち数が多い年は豊作とされている。

葵祭・下鴨神社:「歩射神事」 (2).jpg

★左京区・下鴨神社で「歩射神事」が行われる。
宮中古式により弦や鏑矢で邪気を祓い、弓矢で葵祭りの沿道を清め無事を祈る神事。
まずは射手が弓を鳴らす「蟇目式(ひきめしき)」で四方の邪気を祓います。

二本の矢を楼門の屋根を越えて飛ばす「屋越し式」、大きな的を射る「大的式」、連続で矢を射る「百矢式」などが執り行われる。
以上四つで「鳴玄蟇目神事(めいげんひきめしんじ)」と呼ばれ、これもまた葵祭りの安全祈願とされています。 

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

地主神社;「地主祭」.jpg

★縁結びの神として知られる東山区・清水寺境内地主神社で五月五日、例大祭「地主祭」が営まれた。
約千年前に円融天皇が地主神社を訪れ、勅命を受けて世の平穏を願い祭りを営んだのが起源。
平安時代の装束をまとった地元の子供らが参列し、健やかな成長や家内安全を祈った。

藤森神社:「駆馬神事」.jpg

★「馬の神様」として知られる伏見区・藤森神社で五月五日、「駆馬神事」(京都市登録無形民俗文化財)が奉納された。
駆馬神事は、
七八一年、早良親王が陸奥の反乱へ出陣する際、藤森神社で必勝を祈願したことにちなむ。
江戸時代には各藩の馬術指南役や町衆が、曲芸的な馬術を競うようになったという。
新緑に覆われた参道約百五十メートルの馬場で疾走する馬の上で、乗子が逆立ちして敵をあざける「杉立ち」、敵の矢を避けて前傾姿勢で駆ける「手綱潜り」、や敵矢が当たったと見せかけて身をのけぞらせる大技「藤下がり」、馬上で文字を書く妙技などアクロバティックな技が魅力を見せ、観客を驚嘆させた。事前の練習はなく、乗子はぶっつけ本番で技に挑む。

(画像の多いヤフーおいないブログへ直行)必見
http://blogs.yahoo.co.jp/oinaijp/folder/279901.html 






”おいない”の京都最新情報

2013年05月01日 11時54分32秒 | 【葵 祭 シリーズ】    

【葵 祭 シリーズ】

葵祭・上賀茂神社:「足汰式」06’.JPG

★北区・上賀茂神社で五月五日の「賀茂競馬会(クラベウマエ)神事」を前に、本番に備えて出走する十頭の馬の状態を確かめ、組み合わせを決める「足汰式」(アシゾロエ)が五月一日、境内の馬場で行われた。
「競馬会」はもともと宮中で行われてた神事。
一〇九三(寛治七)年に天下平や五穀豊穣を祈願して宮中から上賀茂神社に場所を移して始まったとされ、今年で九百二十一年目。無形民俗文化財に登録されている。
「足汰式」は、乗尻(ノリジリ)と呼ばる騎手は神社の神職を代々務めた社家子孫が担う。乗尻が使う鞭や馬の足を内の川で清め、馬の毛並みや歯を診て健康状態や馬齢を確認する。続いて十頭の馬が一ずつ素駆けで馬場を走り、乗尻の姿勢や鞭の作法などを披露。最後に同じような状態の頭ずつが左右に分かれ、直線約百五十メートルの馬場を、芝を蹴り上げ全力で競う。

                            葵祭神事・一覧表

葵祭神事・一覧表.JPG

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

鴨川をどり」12013年.jpg

★若葉もすがすがしい新緑の京都にひときわ彩りを添える京の「春のをどり」の最後を飾るにふさわしい舞妓、芸妓のあでやかな舞・「第百七十六回鴨川をどり」は、明治五年の初演以来、長年の伝統に裏づけられた確かな伎芸で、京の年中行事として欠くことの出来ないものとなっています。
今年の演目は「女舞忠臣蔵」二幕六場
第一幕では、浅野内匠頭の死から赤穂浪士の自刃までを切なく描き、
第二幕では、一力茶屋で遊興にふけるなど、仮名手本忠臣蔵の名場面をにぎやかに演じた。
最後は「花の清水」で芸舞妓がそろって華やかに締めくくった。
◆開催期間  五月一日(水)~二十四日(金)まで 
◆開演時間  午後十二時三十分~、二時二十分~、四時十分、(一日三回公演)
◆観覧料   茶券付特別席:四千五百円・特別席:四千円・普通席:二千円

鴨川納涼床:床開き 04’.JPG

 京都の初夏も川面の涼風はや夏情緒!一日から鴨川納涼床の「床開き」
★京都も風薫る素晴らしい季節となってきました。 京都の夏の風物詩として数えられ広く親しまれている「鴨川の床」が今年も早々と、みそそぎ川(鴨川の右畔に沿って流ている人工の浅瀬の川)の上に立ち並び、木屋町の二条→五条間の九十四店の料理屋・各種飲食店・喫茶店や三条→四条間の先斗町お茶屋さんの川床が五月一日より開床!!!。
みそそぎ川のせせらぎの音も優しく、四季折々の自然を映して、京都の町中を流れる鴨川。いにしえの都人は、加茂の河原に桟敷や几を配し、遠来の客を遇しました。
こうした風情を現代伝えたのが「鴨川の床」です。
ずっと以前は六月一日~八月三十一日まの期間を本床「鴨川の納涼床」と呼び賑っておりましたが、近年「皐月の床」五一日~五月三十一日:「後涼み」九月一日九月三十日となり、五ヶ月の長期間にわる京の風物詩となりました。
爽やかな五月に催している「皐月の床」この時節は新緑の東山を眺め、川面をわたる爽風に吹かれながらのお昼のひとときを、又夕食の京料理をと古都ならではの贅沢を堪能されては如何ですか...... (但し、雨の日は床は楽しめません)。
木屋町御池の料理旅館「幾松」では、長刀鉾祇園囃子保存会が今夏初めて「コンチキチン」の祇園囃子(ばやし)を奏で、舞妓が来客をもてなした。
※ 「鴨川納涼床」は特許庁により地域ブンド商標(登録商標)として認定され、全国的にもますます知名度が向上しているようです。

画像の多いヤフーおいないブログへ直行)必見
http://blogs.yahoo.co.jp/oinaijp/folder/279901.html