グラの気ままに徒然日記

日々の菜園アクティビティ、旅先での思い出コレクッションetc.

三ツ瀬明神山~前篇 / 直登ルート↑

2020年02月08日 17時23分19秒 | 菜園
三ツ瀬明神山  標高1,016m ~前篇/直登ルート
□2020年2月2日 晴れ ソロ

□愛知県設楽郡東栄町と新城市の境界に位置する奥三河の山域におけるランドマークとして目立っている。また、山麓の蓬莱湖を挟み宇連山、蓬莱山など人気の山と相対峙する位置にある。

□ウキウキ、ハラハラ、ドキドキ~75キロ、2時間20分のドライブ
朝5時発。外は暗く、トヨタ町の広い道路もガラ~ンとした状態。
岡崎→豊川→新城への途中、山の端際立ち始め、次第に茜色に😍 
長篠古戦場→湯谷温泉→宇連山への登山口となる県民の森→三河川合駅着。

 三河川合駅

 ナビを蓬莱湖先端に再設定完了



 宇連ダム


 蓬莱湖周辺マップ


 
湖畔風景1


湖畔風景2   ワニ!?


湖畔風景3 八石橋 渡橋後、分岐を右折して栃木沢へ。



分岐点で見つけた気になる標識!? 


水辺の林道を詰めてシャクナゲの里というキャンプ場を通過。


登山口駐車場着 (8:03) 
位置を示す標識がないので半信半疑のまま駐車😟  
右側の谷を越えて登山道があるが、どうも乳岩方面に向かってるようだし・・・ 
今回は、直登ルート狙いなので無視して見送る。
ジャジャーン❣ YAMAP登場 
しかし、直登ルートは指示なし! 破線もなし!!
とりあえず直進して、登山口を探しを始めたら下からエンジン音!!
駆け戻りベテランご夫婦ハイカーから懇切丁寧なルート情報を得て一安心😊 
ご夫婦は乳岩経由ルートで、
私は直登ルートで登り、帰りは南西尾根ルートにした。
別れ際に奥様から「事故があったところだから気を付けて」とのお言葉をいただくが、ほとんど気にすることなくお別れした。 



🄿のすぐ上で道は切れ、小屋の手前から右に入る。直登ルートの標識有。

小屋を越えるとすぐ谷越えとなるが、登山道への入り口がわかりづらい!
大きな岩の右側から入ると、いきなり鎖場となり驚かされる。
これより延々(?)と岩と木の根と岸壁の急登と切り立った岩尾根が続く。


・・・山頂で、ご夫婦に再会し事故の詳細をお聞きした。なお遺体発見者からも状況を聞く機会があった。・・・ 
そんなこと何も知らない私は、意気揚々と両手両足フル回転で汗かきかき一歩一歩高みを目ざすのであった。
今思うと、事故現場(木の3段の階段の付近)はこの辺りではないか!?
下山終了間際の気のゆるみか、足腰の過度な疲弊からか滑落されたらしい。
靴とザックを点々と岩木に残し・・・
昨年末のことらしい。私も急斜面を降りる際に、たたらを踏むように制動駆けたり、立木に手をかけた途端にその木が倒れたりしてバランスを崩すことがある。


約15分の急登、キツイ! が楽しい。


尾根はますます細く、鋭利に!!


岩尾根特有の展望に恵まれるが、左右に迫る尾根に視界は大分遮られる。


左右ともに垂直に落ち込む!



若干尾根を巻き、再び復帰したと思ったら進路を遮断する大岩が出現!!
木の根、割れ目など手掛かりを探すが3mほどの壁に成す術なし!
 ・・・落ち着こう!・・・ 反対側の猫額のテラスに移り、腰を下ろす・・・



目線の先には、乳岩ルートの尾根が・・・
熱々コーヒーで頭を冷やしたら?
大岩の根元に抜け道発見!!(とんでもない巻き道だったけど)



龍の尻尾のような尾根が続く。
左手の西南尾根が近くなってきた!


こうした岸壁を数度クリアーしていくうちに、龍のうねうねした尾から胴体部に移っていく。


急に自然林から、杉林に変化した。


鬱蒼とした杉林の尾根上に忽然と標識が現れる。
「栃の木沢口 林道終点」 これぞ、南西尾根ルートと信じて疑わず、帰路つい道迷いの憂き目にあう。

このあとの急登こそ龍の鎌首に取りついた気分だった! 


奥三河のランドマーク、西峰のシンボルタワーの真下に出た! 


登山口より2時間10分、三ツ瀬明神山西峰に登る。


更に、明神山山頂に向かう。 
遠くからは平坦に見えているが実際は、少しアップダウンする。


この鞍部の4差路を直進すればまもなく山頂だ!
4差路を右折すれば乳岩方面へのトラバース道となる。
親切なベテランご夫婦は多分この道を登ってくるはずだ。


もう少し!


三ツ瀬明神山山頂 (10:45)  ~Pより約2時間半経過~


山頂には珍しく人影がなかった!


展望櫓も独り占めだ、と思う間もなく続々と😅 


 南アルプス 右の大きな山が聖岳、その隣が赤石岳だったかな?
左の峰々が塩見岳、北岳、間ノ岳などかな・・・

 ~ 二十歳の夏、友人Sと赤岳小屋(?)から聖小屋まで雨中縦走を試み、
私ひとりバテバテとなり、寒くて岩陰で着替えようとしたら、ザックの中もびしょぬれで寒くて寒くて体力が見る見るうちになくなっていくという・・・ ~
今思えば、典型的な低体温症だった。あまりにも遅い私を心配して先に聖小屋に到着していたSが空身で迎えに来てくれ危うく一命をとりとめた苦い経験を思い出す。


中央アルプス 右端が木曽駒ケ岳で、左端が空木岳、南駒ヶ岳、越百岳
その次の、雪のない黒い峰が安平次山?
昨秋、途中断念した山だ。今年はもう一度チャレンジしてみたい。


静岡¿浜松方面?

聖岳



岩古谷山、鹿島山、大鈴山、平山明神山のどれか?
岩古谷山山頂からの三ツ瀬明神山の山姿は秀逸だ~😍 


展望櫓で1時間半見知った人たちと山談議に花を咲かせてしまった。
昨年末、隣の宇連山山頂で出会ったMさんと偶然出会い、ベテランご夫妻や、明神一筋さんも登場し、直登ルートでの事故の思わぬ詳細までお聞きすることになった。

次回は、後篇/南西尾根ルート