前回お伝えしたように、10億円売るホームページを作るためには、あなた自身が「楽しんでいる」ことが必要だ。そして「楽しさ」は、「豊かさの源」でもある。もっと言えば、10億円以上売り続けるホームページは、「豊かさの本質」を知っているということなのだ。
この本質を知らないと、短期的に稼ぐことはできても、長期的に売上を持続することはどうしても難しい。
私は、老舗と呼ばれる企業を経営している方々と接しているうちに、彼らがこの「本質」というものをとても大切にしているのだと知った。これを知ったお陰で、競争の激しいインターネットの世界で、私のホームページは売上を伸ばし続けることができたのである。
では一体、「豊かさの本質」とは何なのか。それは、次に挙げた3つである。
1.与える姿勢
2.流れを信頼する
3.お客さんの質
今回は「与える姿勢」について触れていこう。
短期的にしか稼げないホームページというのは、売ったら売りっぱなしなのである。手元に入ってきたお金を独り占めしてしまい、それをお客さんに与えたり還元したりしないのだ。
一方、長期的に稼ぐホームページは、お客さんから頂いたお金をどう還元するか、ということに意識を向ける。これはホームページに限ったことではなく、既存のビジネスにも言えることだが、例えばより良いサービス、より優れた製品を開発する費用に充てるのである。そうすれば、ますますお客さんは喜び、商品やサービスが売れて、あなたの会社は繁栄していくことだろう。
文章にすると当たり前のことを言っているように感じるかもしれないが、売上が伸びない企業というのは、実際にこれがなかなかできていない。しっかり稼ぎ続けている企業ほど、開発費だけでなく、ボランティア活動などにも利益を還元しているものだ。
さらに、還元できるのは金銭的な面に関するものだけではない。多くのアクセスがあるホームページによく見られるのは、有意義な情報が掲載されている他のホームページを紹介しているということ。アクセスを独り占めせずに、訪れたユーザーが喜びそうなホームページを紹介することで、紹介先のホームページにもアクセスを還元しているというわけである。訪れたユーザーも喜ぶし、紹介されたホームページにも喜んでもらえる。
私がゴルフ会員権のホームページを作った時は、ゴルフ場のホームページへリンクを張り、そのゴルフ場の支配人を紹介した。ゴルフ場をよく知っている私達だからこそ知っている、特に評判の高い支配人達を紹介したのである。もちろんお客さんからの評判もよく、支配人たちからも大変喜ばれた。その結果、お客さんや支配人たちから、新たなお客さんをご紹介頂くことができたのである。
もし、英会話スクールのホームページであれば、英会話の優れた本などを書いている著者を紹介してみるとどうだろうか。情報を得られて生徒も喜ぶし、もちろん著者も喜び、もしその著者が自分を紹介してくれたその英会話スクールについて書いてくれれば、さらに生徒が増えるかもしれない。
あなたのビジネスに、どう応用できるだろう?
日頃お世話になっている素晴らしい紹介先があれば、ぜひリンクを張ってみてほしい。自分に与えられたものを、どうすれば上手に次の人に与えていけるかを意識し始めると、チャンスはうんと長続きするようになる。
要は、自分のところに流れついた豊かさを、更に次へと流し与えるにはどうすればいいのか考えるのである。そうすれば、やがては金利も増えた状態で、豊かさはまた自分の所に戻ってくる。言ってみれば、投資のようなものだ。
会社が潤ってから与えるのかと言うと、そういうことでもない。会社が未熟なうちから、無理のない範囲で“与える”ことを常に意識してみてほしい。
さて、先ほど「ボランティア活動に還元するといい」と書いたが、それでは自分の所へ戻ってこないのではと思う人も多いはずだ。かつての私も、同じように考えたものである。ところが、これが実に意味深いことに、きちんと戻ってくるのだ。
次回は、ボランティア活動へ流すことがなぜ効果的なのかについて、触れてみたい。一見、ホームページの売上とは関係ないように思うかもしれないが、より豊かなビジネスをしていく上で、ぜひとも知ってもらいたいとことなので、お伝えしておこうと思うのである。
http://japan.internet.com/wmnews/20080118/6.html?rss
この本質を知らないと、短期的に稼ぐことはできても、長期的に売上を持続することはどうしても難しい。
私は、老舗と呼ばれる企業を経営している方々と接しているうちに、彼らがこの「本質」というものをとても大切にしているのだと知った。これを知ったお陰で、競争の激しいインターネットの世界で、私のホームページは売上を伸ばし続けることができたのである。
では一体、「豊かさの本質」とは何なのか。それは、次に挙げた3つである。
1.与える姿勢
2.流れを信頼する
3.お客さんの質
今回は「与える姿勢」について触れていこう。
短期的にしか稼げないホームページというのは、売ったら売りっぱなしなのである。手元に入ってきたお金を独り占めしてしまい、それをお客さんに与えたり還元したりしないのだ。
一方、長期的に稼ぐホームページは、お客さんから頂いたお金をどう還元するか、ということに意識を向ける。これはホームページに限ったことではなく、既存のビジネスにも言えることだが、例えばより良いサービス、より優れた製品を開発する費用に充てるのである。そうすれば、ますますお客さんは喜び、商品やサービスが売れて、あなたの会社は繁栄していくことだろう。
文章にすると当たり前のことを言っているように感じるかもしれないが、売上が伸びない企業というのは、実際にこれがなかなかできていない。しっかり稼ぎ続けている企業ほど、開発費だけでなく、ボランティア活動などにも利益を還元しているものだ。
さらに、還元できるのは金銭的な面に関するものだけではない。多くのアクセスがあるホームページによく見られるのは、有意義な情報が掲載されている他のホームページを紹介しているということ。アクセスを独り占めせずに、訪れたユーザーが喜びそうなホームページを紹介することで、紹介先のホームページにもアクセスを還元しているというわけである。訪れたユーザーも喜ぶし、紹介されたホームページにも喜んでもらえる。
私がゴルフ会員権のホームページを作った時は、ゴルフ場のホームページへリンクを張り、そのゴルフ場の支配人を紹介した。ゴルフ場をよく知っている私達だからこそ知っている、特に評判の高い支配人達を紹介したのである。もちろんお客さんからの評判もよく、支配人たちからも大変喜ばれた。その結果、お客さんや支配人たちから、新たなお客さんをご紹介頂くことができたのである。
もし、英会話スクールのホームページであれば、英会話の優れた本などを書いている著者を紹介してみるとどうだろうか。情報を得られて生徒も喜ぶし、もちろん著者も喜び、もしその著者が自分を紹介してくれたその英会話スクールについて書いてくれれば、さらに生徒が増えるかもしれない。
あなたのビジネスに、どう応用できるだろう?
日頃お世話になっている素晴らしい紹介先があれば、ぜひリンクを張ってみてほしい。自分に与えられたものを、どうすれば上手に次の人に与えていけるかを意識し始めると、チャンスはうんと長続きするようになる。
要は、自分のところに流れついた豊かさを、更に次へと流し与えるにはどうすればいいのか考えるのである。そうすれば、やがては金利も増えた状態で、豊かさはまた自分の所に戻ってくる。言ってみれば、投資のようなものだ。
会社が潤ってから与えるのかと言うと、そういうことでもない。会社が未熟なうちから、無理のない範囲で“与える”ことを常に意識してみてほしい。
さて、先ほど「ボランティア活動に還元するといい」と書いたが、それでは自分の所へ戻ってこないのではと思う人も多いはずだ。かつての私も、同じように考えたものである。ところが、これが実に意味深いことに、きちんと戻ってくるのだ。
次回は、ボランティア活動へ流すことがなぜ効果的なのかについて、触れてみたい。一見、ホームページの売上とは関係ないように思うかもしれないが、より豊かなビジネスをしていく上で、ぜひとも知ってもらいたいとことなので、お伝えしておこうと思うのである。
http://japan.internet.com/wmnews/20080118/6.html?rss