GMO、コンテンツ連動型広告、ブログに合わせ更新――RSS検索技術活用

2005年11月15日 | 通販/モール
 GMOインターネットは十五日、運営するブログ(日記風の簡易ホームページ)サービス向けにコンテンツ連動型の広告事業を始める。子会社のGMOアフィリエイト(東京・渋谷)が保有するサイト更新情報の配信規格であるRSS検索技術を活用し、更新されたブログの内容に関連した広告を同じブログに掲載する。まぐクリックが広告の企画営業を担当し、GMOグループが持つ顧客企業に売り込む。
 GMOが手掛けるブログ「ヤプログ!」を手始めに「JUGEM」「AutoPage」に順次広げる。
 サービス開始を機にヤプログ!のサイトを一新し、美容やペットなどに分類。ブログを閲覧しやすくするほか、広告主による効果的な広告配信を可能にした。
 GMOの三種類のブログの利用者数は計二十万人程度。主力であるヤプログ!利用者の八五%が購買力が高い二十―三十五歳の女性層で広告効果が高いとみている。
 ▼RSS ウェブサイトの新着情報を配信するための規格。ウェブサイトの名称とアドレス、複数の記事の名称、要約、更新時刻などが一覧になっている。
 多くのブログでは、記事を追加するたびにRSSを出力するため、ブログの普及に伴いRSSも広まった。