■「ニコニコ動画」が変えた動画サービスの潮流 ほか . . . 本文を読む
米アマゾン・ドット・コムの日本法人、アマゾンジャパン(東京・渋谷)が四月下旬に始めた「マーチャント@amazon.co.jp(マーチャント)」。出店企業を招き入れた点ではネットモール(仮想商店街)に似ているが、一千万点を超える商品を直営でネット通販する点が「楽天市場」などとは異なる。モールと似て非なる事業モデルからはアマゾンの「メガ通販」への成長戦略が読み取れる。 . . . 本文を読む
マーチャントの出店企業は安いのか。日経MJが十五日夕に調査したところ、出店企業よりアマゾンが安い例が多かった。ビックカメラの「ビックカメラ.com」やヨドバシカメラの「ヨドバシ.com」との比較でも、アマゾンの安さが目立った。 . . . 本文を読む
アマゾンはマーチャントへの出店を募っているわけではない。アマゾン側から出店を打診する「招待制」だ。品ぞろえを充実させることを優先するなら、どんどん出店を受け入れればよい。しかしテナント数をコントロールするところに、仮想商店街とは異なる戦略がみえてくる。アマゾン直営とのすみ分けだ。 . . . 本文を読む
小学館は六月一日、ネット専用の大人向け雑誌七誌を創刊した。マナー、田舎暮らし、自然など四十代以上が好むテーマを取り上げる。月額七百八十七円(税込み)で七誌すべてが読み放題。六月中に順次掲載する「創刊ゼロ号」は無料だが、一人当たりの読書時間は三十―四十分に達し、ほかのネット上のコンテンツに比べ長いという。 . . . 本文を読む
三井物産とサイト構築のアイ・エム・ジェイ(IMJ)は共同で、ネット上の仮想空間を利用する企業の支援事業を始める。コンサルティングから企画、三次元コンテンツ(情報の内容)の制作まで一括で受託し、企業の仮想空間利用を後押しする。第一弾として、テレビ東京が米リンデンラボの運営する仮想空間「セカンドライフ」で開くイベントを支援する。 . . . 本文を読む
みずほコーポレート銀行は、ネット上の仮想世界であるセカンドライフ内の経済圏は二〇〇八年に一兆二千五百億円に拡大するとの市場予測をまとめた。国内総生産(GDP)と比べてみると、世界百八十位のキリバス並みから百位のガーナ並みに急浮上する。トヨタ自動車、日産自動車、ソニーなど日本企業も相次ぎ進出しており、「将来有望な市場」(産業調査部)だと分析する。 . . . 本文を読む
カードを使った買い物に付くポイントの市場が急拡大している。ポイントサービスを実施している主要五十社が将来の利用に備えて積んだ引当金は二〇〇六年度決算で二千七百億円超となり、前の年度末に比べて、ざっと四割ほど増えた。受け取ったポイントを他の企業でも使える「疑似通貨」としても存在感が増している。ただ付与競争が激しくなれば、企業の負担増につながる可能性もある。 . . . 本文を読む