滋賀県の旧近江町の飯と宇賀野の集落を散策に行って来た。
飯には、若宮家の顕彰碑と館跡がある。一豊の妻千代は、近江浅井家の家臣若宮喜助の友興の娘として1557年に生まれた。
現地館付近跡の説明。
この付近が若宮家の館跡で、ここに近くにある顕彰碑を移すと地元の人に聞いた。
完成は11月末かなと言ってた。すでにNHKが来たり、四国の観光客も見に来たとの事。
公園の道
現在は公園にある若宮氏の顕彰碑。
飯の集落には蔵もあり歴史的な風情を感じる。(旧造り酒屋)
右が飯の遠望。中央は伊吹山が見える。
ここから、1キロぐらい長浜方面へ行くと宇賀野の集落。
織田家の内紛で父を失った山内一豊が母と身をよせた長野家がある。この家で母が裁縫をおしえていた娘を一豊の妻に勧めたとされている。(母=法秀院)
長野家、現在は立ち入り禁止となっている。
尾張の岩倉城は信長に攻められ1559年に落城、岩倉城の家老であった一豊の父(盛豊)は城と運命を共にし、一豊と母は逃避し知人の紹介で1560年宇賀野長野家に着いた。
現地 法秀院墓の説明。
法秀院顕彰会と平成9年山内家18代当主にて現在の墳墓が完成した。
明治26年改修時の石扉等がある。説明書も近くの箱に入っているので詳しく読んでほしい。
宇賀野の道が曲がり込んでいるので長野家にたどり着くまで時間が掛かってしまった。
来年にはNHKのドラマが始まるまでには、標識が出来るのを期待したい。
長浜市へと移動。
長浜城、秀吉の家臣の一豊は1585年から5年間在城。
長浜城天守と本丸跡。天気が曇りとなって来たので次回に楽しみを残して帰路。