おが の 冗談本気

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第1081話「今までの音楽を振り返る、 ANTHEM編・・・その2」

2020年06月13日 15時57分56秒 | Weblog
えっと、では前回の続きを・・・。

メジャーデビュー時からのANTHEMのVoであった坂本英三がANTHEMから脱退した。
理由は当時はたしか・・・心身ともに疲れ切ってしまったとかだったと思う。

え?せっかくいいアルバム作って海外進出するかというときにどーすんだ?
と当時の私は思ったが次のVoは意外にもすぐに決まった。
森川之雄という今現在でもANTHEMのVoその人であった。

すぐに決まった理由はメジャーデビュー前のVoは前田敏仁だったがメジャーデビュー前に脱退。
メジャーデビューする際のVoは色んなオーディションの結果、
坂本英三と森川之雄のどちらにするか相当迷ったらしく結果、坂本英三で行く事にしたという。
なので坂本英三の脱退が決まったとき次のVoは森川之雄にほぼ決定してたらしい。

そして新生ANTHEMのニューアルバム、4thアルバムGYPSY WAYSがリリースされた。
この頃は私は高校生でこのアルバムはCDで購入した。
当時はまだレコードが全盛で周りの誰もがまだCDプレーヤーを持ってない頃だ。
私は何故かまだ高価だったCDプレーヤーを当時、持っていたのだ。

そしてGYPSY WAYSを聴いた感想はまったく違和感がなかったという事だった。
それは坂本英三の頃と当時の森川之雄では声質が似てるなーって思った。
今は全然違うけど・・・うーん何でそー思ったんだろう?
当時は違和感はまったくなかった。
そして悪いアルバムではないけど・・まぁこれからなんだろうなーという期待感が
あるアルバムであった。

そして私自身は高校を卒業し上京した。
しかし東京で会社の同僚にパンクを聴かされ私はすっかりパンクに魅了された。
そしてそれ以降はHR,HMは一切聴かなくなった。
なので私がリアルタイムで最後に聴いたアルバムはGYPSY WAYSとなった。

それからかなりの年月が経った。
私自身もパンク以降は色んなジャンルの音楽を聴いた。
なのでその後のANTHEMはどーなったかは全く分からなかった。
ただ私が学生の頃に盛り上がっていたHR,HMは縮小していったのは感じていた。

あの頃はインターネットは無い時代で情報は雑誌か人から得る情報しかなかった。
今は何でも情報はすぐに手に入る時代になった。
なのでANTHEMは数枚リリースした後に解散したとか
リーダーでベースの柴田直人は一時期LOUDNESSに加入したとか
ANTHEMは再結成したとかいう情報は何となく得ていた。

そして最初の頃の話に戻るがBSフジで見た伊藤政則氏の番組。
そこで観たANTHEM・・・「いや~懐かしいなぁ」
と思いながら番組を観ていたがそこで演奏されていたANTHEMの曲・・・
まったく知らない曲だったがANTHEMは良くも悪くも変わってなかった。

ここ数年で私が学生の頃に聴いていたHR,HM系のバンドが再結成されてたりするのだが
懐かしさで私が観たり聴いたりしても大抵の感想は
「昔のほうが良かったわ・・・」って感じだった。

しかしANTHEMは違った。
あの頃のテンションであの頃の勢いであの頃のクオリティで新作を作っていたのだ。
柴田直人の音楽に対する頑固さがANTHEMの芯をぶれる事無くここまできたのだろうと思う。
長くバンドをやってると色んな音楽性に変化したりするもんだが
ANTHEMはまったくぶれてなかったのだ。

BSフジでANTHEMを久しぶりに観た私はカルチャーショックを受け
「ちょいとANTHEMをもう一度ほり返してみるか・・・」と思いあるDVDを購入した。
それはANTHEMのリーダーでありベーシストの柴田直人生誕60周年記念ライブのDVDであった。

続く







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