故郷便り９：うるさいカーナビ

＜22日＞　伯母に会って再び主人の実家へ

天気は下り坂だけど、とりあえず
運動会シーズンの日曜日、朝早くどこかで花火の音がしました。

子供の頃も大して嬉しくなかった（運動音痴だったから）のに
この日の花火が嬉しかったのには訳があります。
17日に会った"礼儀正しい友人"のお子さんも運動会で
雨天順延で翌日になっちゃったら、23日の月曜に会おうという
予定が駄目になってしまうのです！
とりあえず始まってくれればＯＫよって勝手ですね～

新しい特養ホームへ移った伯母にもう一度会って、その足で
主人の実家へ送ってもらうことになりました。
姉は伯母のいる所へ、お世話してくださった人に案内されてしか
行ったことがないため自宅から行くのは初めてです。
前日に二人でネットで地図を確認したから多分大丈夫なのですが、
姉はカーナビも使ってみたいと言います。
実はこのカーナビも、姉は初めて使うんだそうです。
義兄と試しに使ったことがある程度・・・不安がよぎりました

伯母のいるホームは新しいので向かいにある病院の電話番号で
ルートを検索したら前日から考えていた道路を表示しました。
予想時間は40分。
よし合ってるね、さあ出発！
カーナビ不要なくらい分かりやすいルートで、渋滞もなく順調、
見覚えのある道路まで来て一安心です。
最後の目的地で右に曲がれというカーナビの指示を無視して左へ。
こっちが伯母がいるホームなんですもの！

駐車場に車を止めてもカーナビは電話番号を入れた病院の方へ
導こうと案内を繰り返します。「○○メートル先を右折」
カーナビの止め方を知らないという姉、とりあえず
エンジンを止めて車を降りてしまいました。。

　　伯母は思ったより元気そうで引越しの時よりも
　　しっかりしているらしく、△△が無いから次に来るとき
　　買ってきて欲しい、などと色々頼まれました。
　　伯母が元気なのは嬉しいけれど、この調子では
　　姉の苦労が当分続きそうです
　　でも私達が帰るとき涙ぐんでいる伯母に背を向けるのが
　　とっても辛かったです
　　次に会えるときまで元気でいてくださいね

車に乗ってみたら、カーナビは再び同じ指示を話し始めました
やっぱり止めないと駄目なのね。。
「終了」とか分かりやすいボタンは無いの？？電源は？？
とりあえず走り始めたものの曲がり角に近づくたびに
右折や左折をしろとウルサイの何の！
指定してある目的地を後にして進んでいるから当然ですね
義兄と二人で試したときも止めるのに苦労したんですって！
それを早く言ってよ～～
信号で止まる度にあちこち押してみて"ルート→削除"という
終了方法を見つけるまでの数分間・・・今では笑える思い出です

二人でお昼を食べ、伯母が欲しいと言っていた小物や本を買って
元の家へも行ったりして、やっと主人の実家へ到着。
時間があれば姉も上がってコーヒーを飲んでいくのが恒例です
義母はとても良い話し相手なので、姉にとっても
いい息抜きになっているかな？
というのは都合の良すぎる解釈かしら？
夕方、姉が帰っていく頃、雨が降り出しました。
運転、気をつけてね～