めぞん一刻 (1) (小学館文庫)高橋 留美子小学館このアイテムの詳細を見る |
土曜日に、図書館に行った際に、ぽつんと置いてあるめぞん一刻の13、14、15巻をなんとなく読んでたら、また最初から読みたくなって、今日家にあるはずのめぞん一刻全15巻を探し出し、読み返しました。
う~ん、やっぱり好きだ、このマンガ。後半11巻くらいからの展開が好きです。
結構好きなシーンがいくつかあるんですけど、通して読んで最初にグッときたのが、2巻。響子さんが五代くんの大学の学園祭に行ってもいいか、玄関で聞くところなんですけど、響子さんが玄関で靴を履いている五代くんのところに、ぱたぱたって歩いてきてぺたって座って「大学祭に行ってもいいですか?」って聞くんですよね。このシーン、ちょっとやばい。響子さんがかわいすぎる。
あと、毎回読む度にジーンとしちゃうのが、14巻で、三鷹さんが明日菜さんと婚約して、実家の部屋で語っているところです。最後に「ゆっくりしあわせになりましょう。ぼくたちこれからずっと一緒なんだから…」っていうセリフが、もう泣ける。三鷹さんってなんだかんだいって、大人で男らしいんですよね。こんな男、もてないわけないですよ。
あとは定番ですけど、15巻で五代くんが響子さんのお父さんおぶって響子さんにプロポーズするところと、惣一郎さんのお墓の前での五代くんのセリフからの「さようなら、惣一郎さん」と続く流れは、涙なくしては読めません。
そのほか、印象に残っているのは、五代くんが響子さんにプロポーズしようとして「ぼくのために、みそしれ、るっ」っていうところと、その後の「響子さんは鈍感なんだ!」というところの響子さんのカットがなぜかいつも思い出されます。
大学時代、めぞん一刻が好きな友達と、この辺のセリフを唐突に言ったりしてギャグにしてました。
めぞん一刻について語ると、いくらでも語っちゃうんで、このへんで。これ、30年前のマンガなんですよねぇ…。名作って、何年たってもいいもんだ。