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カルロス・ゴーン

2004-06-13 23:11:42 | showtime
「その目標はコミットメント(必達目標)と考えていいのですか」 とは、

ソニーの定例取締役会における、カルロス・ゴーン(日産自動車社長)の質問。ゴーンはソニーの社外取締役でもある。

「07年3月期末決算では、実質営業利益率10%を達成する」と自信に満ちた口調で経営方針を報告がなされた直後、上記のまったく予想していない一言が飛んだ。コミットメントを達成できなければ、即刻辞任すると率先して責任を明確にして経営を行ってきたゴーンからの詰問に会場は緊迫した(『週刊現代』6月5日号)。

全社一丸となって世界のソニーがどんな経営を進めているか内部から見たいという気持ちで引き受けた社外取締役だが、結局具体的な戦略が何も見えないと、今ゴーンはソニーの経営陣にたいしていらだっているともいわれる。

ほんの6~7年前であれば、まったく逆の立場であったが、今では立場がまったく逆転してしまった。3月期期末決算では、電機・情報大手10社の中で「ひとり負け」してしまったソニー。ソニーが負け組みになるとは誰もが予想できなかった。それほど、時代の流れは速くなっている。

「家電の一人負け」 がソニーなら、「自動車の一人負け」 は、三菱自動車だ。

その 「三菱自動車をカルロス・ゴーンが買う」 と言う。といっても、言っているのは大前健一だ。ここのところずいぶん静かだったが、株価の上昇とともにまたちらほら名前を目にするようになってきた。大丈夫か、大前健一。

宮崎吐夢

2004-06-13 23:09:52 | showtime
「私の一押しは、宮藤官九郎。宮藤官九郎が取り上げられていたら、私がプッシュしたと思ってください」 と、

中沢明子からメールをもらったことがある。たしか、宮藤官九郎が 『Quick Japan』 の表紙になったころだから、5~6年前だろうか。もちろん、顔も名前の読み方もわからなかったので、そのままにしてたいら、本当に大ブレイクしてしまった。しかも中沢明子とのメールのやり取りは2~3回で終了。

ここまではありがちな話だが、今度はボクらが毎週熱心に読んでいる朝日新聞の書評欄に、中沢明子が寄稿するようになった。『編集会議』 の連載はよくチェックしていたが、これはさすがにびっくりした。

今度は宮崎吐夢だそうだ。さしあたって、『an・ann』 の連載読んだことがあるから、名前は読めるぞ。

松尾スズキ

2004-06-13 21:49:40 | showtime
「迷ったら、音読せよ」 とは、

松尾スズキは文章を書く上で自らに課していること (週刊ブックレビュー NHK BS)。
リズムのよい文章を書くといわれる松尾スズキだが、やはり秘訣は基本的なことだった。

アンリ

2004-06-13 21:34:53 | showtime
「(現時点での)世界最高選手は、アンリだ」 とは、

日本人女性と再婚したピエール・リトバルスキーの言葉。90分間フルに全力疾走可能な体力を要求される現代サッカーにおいては、アンリはもはやマラドーナを超えているとまで言う。

高度な戦術眼に加え、センターサークルから超高速ドリブルでDFを置き去りにし、ゴールをも奪う高い身体能力。確かにそうかもしれない。しかも、最近生き返りの通勤電車の中で見かける、まるでウォークマンを聞いているサルをほうふつさせる、寝ているんだか起きていてるんだかわからないアンリがアップの中吊り広告が、アンリ・世界最高の思いを増幅させる。

ユーロ2004が、開催国ポルトガルの敗戦という番狂わせで始まった。
マンチェスターUでベッカムの背番号だった7を引き継いだ19歳のクリスティアーノ ロナウド (ポルトガル)は、高木琢也にも指摘されていたようにクロスの精度が低く、ロスタイムに1点決めたもののほとんどいいところがなかった。なかなか前評判どおりに活躍するのは難しい。アンリはどうだろうか?

李啓充

2004-06-13 15:06:39 | showtime
「イチローの場合は、松井秀喜や田口と正反対のことが起こった」 とは、

今週の 『大リーグファン養成コラムの』 (李啓充 週刊文春) の話。

この中で李啓充は、昨年の今頃、『ゴロ王』 と呼ばれていた松井が、今のところ好調を維持しているのは2年目にしてメジャーに慣れてきたからだと、お得意のOPS (出塁率と長打率の和) を使って分析している。また、これは、どんなに有望な選手でも、A、AA、AAAと数年かけてステップアップさせるメジャー流からすると、(日本での経験を差し引いたにせよ)かなり優れた順応力が松井にはあったと結論付けている。

では、1年目に首位打者・MVPを取ったイチロー選手が、ここのところ伸び悩んでいるのをどう見るかというと、松井とは逆で、「イチローのユニークな野球スタイルは大リーグでも別格で、順応しなくてはならなかったのは、イチローのほうではなく、大リーグのほうだった」 と考察している。ここのところイチローが成績を落としているのは、イチローの力が落ちているのではないのだと。さすがだ。

とはいえ、松井だって去年のワールドシリーズの最終戦では4番を打っているのだから。