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清原和博

2004-06-10 06:45:16 | showtime
「清原選手が2000本安打達成翌日の試合にも代打で出すなど、(堀内監督は)ファンサービスを十分意識している」 とは、

荻原敏雄・日本テレビ副社長の言葉 (朝日新聞 6月8日 夕刊)。依然として巨人戦のテレビ視聴率が悪いことに対しての営業努力の説明だが、清原の出場はファンサービスと言い切る読売グループらしい談話だ。是非はともかく。

スポーツ・プロデューサーの杉山茂は巨人戦の視聴率低迷の理由を2つ挙げている (朝日新聞 6月8日 夕刊)。①大リーグというベースボールの楽しさを知ってしまったこと。②生え抜きの巨人選手がすくなくなり、ある面巨人戦人気を支えてきたアンチ巨人ファンの注目度が減ってしまったこと。

②はいいとして、①は言葉通り受けづらい。観客席の様子からエンターテイメントとしての成熟度を感じると書いているが、メジャーの多くの試合のスタンドがガラガラであることも、多くのメジャー中継を通じてわかってしまった。結局メジャーの試合に魅力を感じたのではなく、人気選手のメジャー進出を通じて出場ゲームが増えたことにより、日本のプロ野球の注目度が減ったのである。そんなことはわかっていても新聞では書けないかもしれないが。

「視聴率は第2の打率」 と言って、前日の中継の視聴率をチェックしていたのは長島茂雄だが、その長島が病床にありながらもアテネ五輪の代表監督を降りられないのは、スポンサーを配慮してのことだといわれる (週刊現代 6月19日)。現在ついているスポンサー企業5社が、1社につき1億出しているのは、長島が監督をしていればこそ。いわゆる「長島プレミアム」なのだそうだ。