緑とともに・・・・

小田原市にある樹木卸販売を生業とする有限会社小田原植木のBlogです。

里地里山ハイキング

2009年04月20日 | 地域紹介
2008年に施行した「県里地里山の保全、再生及び活用の促進に関する条例」に基づき、小田原市久野と相模原市城山町小松・城北の2つの地域を「里地里山保全等地域」として初めて選定した。
 小田原市北西部に位置する久野は、棚田やミカン畑、山林、古墳群など豊かな景観を残している地域。面積は約2,800ha。相模原市城山町北部に位置する小松・城北は、2つの沢に沿う谷戸に水田や畑があり、多くの動植物が生息する自然豊かな地域。1994年頃から地域住民らにより、さまざまな取り組みが行われてきた。面積は約61ha。

2008年12月日本工業新聞社報道記事

ここで記載されています「里地里山保全等地域」の片一方は、弊社のある久野のことです。多くの地元のメンバー、小田原市、神奈川県の職員の協力により指定を受けれるようになりました。皆様のご尽力に感謝いたします。
人間の目からすれば営利を目標に山中深く踏み込み、動物の目からすれば生活の場が根こそぎ奪われる、そのせめぎあいの場でもあり、また緩衝地である里地里山。
そしてそのエリアの源である山中へ続く地域に多くの市民、県民の皆さんに触れ合っていただきたいと、4月18日「明星登山道・奥和留沢みはらしコース」の開通ハイキングが行われました。

和留沢地区は、小田原市の中でも屈指の星のきれいな場所、また、神奈川県美林100選にも選ばれた里地里山の小さな集落です。





そこにある旧和留沢分校において式典がもたらされました。各関係者挨拶の後、神事が執り行われ、市長、市議会議長、美しい久野・里地里山協議会会長の3名によるテープカット。相洋高校和太鼓部OBかんなぎ座の迫力ある太鼓に送り出されるようにハイキング開始です。
加藤市長を先頭に約100名の巨大なパーティーです。



和留沢地区までのアクセスはよくなく、舟原地区でバスを降りた後、登山道入り口まで約3kmの緩やかな林道を歩いていただくか、乗用車でお越し頂くかとなります。登山口には数台分の駐車場があります。gooマップでご確認ください。



ここからは林の中となります。地元の方々の協力もあり、行く先行く先には方向と凡その時間が記された表示板があり、せせらぎを安全に渡れるように丸太で橋が組まれています。









さわやかな花曇のハイキング日和ですが、いかんせん人数が多いです。
しかし、ハイキングの企画を公募して100名も集まることは、きっと多くの人が待ち望んでいたコースなのでしょう。

コースの途中に2度ほど舗装道の林道とぶつかります。そして最初の林道とぶつかったころから傾斜は急となります。



馬の背を通り、唯一の鎖場(ロープ補助が必要)の通称『いぼ岩』を越せばまもなく明星ヶ岳-明神ヶ岳の峰線にぶつかります。胸突き八丁、一番苦しいところかもしれませんががんばりましょう!!
(鎖場といっても山登りに慣れている方はロープを使わなくても行ける程度です。慎重に行けば初心者でも大丈夫です。)



加藤市長は午後にも公務があるとのことで、明星ヶ岳山頂到着後、休憩を取らずに下山しました。さすがは高校時代山岳部で鳴らしただけのことはあります。



峰線は新緑を向かえいよいよ美しく、疲れた体を目から癒してくれます。



しかし、残念なことは花曇の一日、雄大な富士山はおしとやかに雲の陰からチラッとお顔を覗かせてくれただけでした。
本当なら皆さんの後ろは富士の高嶺なんですが・・・・。



楽しい春の週末を過ごさせてもらいました。企画運営にご尽力をくださいました皆様に感謝です。


ご同行頂きましたうちBlogを書かれております皆様のBlogにTBをさせて頂きました。
加藤けんいち日記 さま
地場・旬・自給 さま
猫と彫刻と鶏と さま
ねこまた日記 さま
あれんのブログ さま

当日撮影しました定点3箇所の数人ずつの写真をはじめ、約200枚撮影しました。写真は、市役所農政課と弊社にございます。
同行された方で自分の写っている写真がほしいなどございましたらお問い合わせください。

無償の行程表ソフトを見つけましたのでいたずらしてみました。地図下の開始ボタン(►)を押して遊んでみてください。
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