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おっちゃんの山登り日記

うまいビールを飲むための中年おっちゃんの山登りの記録

トド山(山菜取り)

2018-05-06 11:22:03 | 日記

2018年5月2日(水)


 今回は連休に帰省して実家近くの山での山菜取り。
 子供の頃からトド山と言っていたが、正式名称は知らない。
 地図にも記載がなかったのでとりあえず自分で書き込んでみた。

地図
 登山のコンパスより(山名は追記)

 

◎ 山菜取り

 かつては外部からの山菜取りの人も排除していなかったが、農道に車を止めて山に入る迷惑な人が出てきて
農作業の支障となっていた。そのため最近は農道入口にチェーンをして外部者の山菜取り禁止の看板が出ている。

 


・フキノトウ,ツクシ
 これは大抵の人がわかると思う。
 今年は雪溶けが早かったので、フキノトウは成長しすぎて、ちょうどいいのはほとんどなし。
フキノトウはテンプラ・フキ味噌などで食す。ツクシはおひたしくらいだが、手間がかかる割に
食べ応えがないのでパス。

  

 

・ウド
 山のウドは緑が濃くにおいも強い。あまり大きくならないものの根元を少し掘り込み、カマ
などで切断。”ウドの大木”と言うように、大きくなり過ぎたものは固くなって食えない。
 採りたてなら皮をむいて味噌付けて食べてもよし。酢味噌和えでもよし、いためてもよし、
テンプラにしてもよし、用途の広い山菜である。

  

・ワラビ
 雪溶けが早かったため、ワラビが最盛期。あちこちに食べごろワラビが顔を出してる。葉先
があまり広がっていない状態のものが柔らかい。指先でひねって折れるところから採取する。
重曹(3g/ℓ)か灰であく抜きをする。今回は藁灰を使用。ワラビに灰を振りかけて、全体が
浸る量のお湯を注ぐ。そのまま一晩放置。翌朝水洗いすれば、おひたしなどで食べられる。
ワラビは煮込むと溶けるのでご注意を。

  

・キノメ
 わが田舎ではミツバアケビの新芽を”キノメ”と称して食用にする。指先でひねって折れる
所から採取する。時期が良ければ結構いたるところに出ているので、太いものを選んで採る。
ゆでるだけで食べられてほろ苦い。個人的には卵(黄身のみ)醤油で食べるのがうまい。

  

 

・タラノメ
 早すぎたり遅すぎたりでちょうどいいサイズが見つけられず。枝のトゲが目印

  

・ゼンマイ
 先っぽがくるくる巻いて綿がかぶっていたりもする。まとまって生えている中に何本か
葉っぱ部分が丸くなっているものが混じっていることがある。地元ではこれをその形から、
”きんた〇ゼンマイ”と呼んで採らずに残す。この球形の部分は胞子葉であり、ゼンマイ
が繁殖するための胞子を持っている。
 通常はゆでて天日干しにしながらもんで乾燥ゼンマイにし、それを水でもどして食す。
重曹であく抜きして食べられるとのことでやり始めたが、時間切れで今回は食すにいたらず。

  

・コゴミ
 ゆでるだけで食べられるくせのない山菜。からし醤油でもマヨネーズでもうまい。雪が
溶けてすぐの湿地に出るものが太くておいしい。成長するとシダのように広がる。

  

 


春山の注意

※ 雪渓
 豪雪地帯は連休でも日陰では結構雪が残っている。山菜取りで移動している時に、雪渓を
歩きたくなることがあるが、やめておいたほうがいい。雪の下が空洞で川が隠れていることが
よくある。

  

※ ヘビ
 春になるとヘビも動き出す。山菜取りで藪の中を歩いたり、不用意に藪に手を突っ込むと
へびにかまれることがある。マムシは頭が三角形ですぐわかると思うが、ヤマカガシは一見
毒蛇には見えない。ヤマカガシは臆病なヘビですぐ逃げるので、わざわざ捕まえていじらな
ければ大丈夫だとは思うが、その毒性はマムシの3倍といわれる。
 ”やぶへび”という言葉があるが、ヘビを見つけてもそっとしておくように。

 

※ クマ
 わが故郷でクマを見たことはないが、近くの山で山菜取りの人がクマに襲われたという話
を聞いた。
 今回、一人で山菜取りをしていたら、山の畑のはじを横切る黒い影発見!ドキドキしながら
見ていると、相手も立ち止まってじっとこちらを見ている。よくよく見るとカモシカのようで
ゆっくり近づいたが逃げるでもなく平然としていた。

  



(48)高水山~(49)岩茸石山~(50)惣岳山

2018-04-15 17:33:29 | 日記
2018年4月14日(土)

 高水三山
 【高水山】  東京都 759m
 【岩茸石山】 東京都 793m
 【惣岳山】  東京都 756m
 
◎ 参加者 山の会のメンバー9人と(S氏の復活山行)

◎ アクセス
 行き JR青梅線・軍畑
 帰り JR青梅線・沢井

◎ 地図
 1/25000 武蔵御岳 / 山と高原地図 奥多摩

  

◎ ルート
 軍畑駅~0°37’~登山道入り口~1°02’~高水山~0°27’
 ~岩茸石山~0°29’~惣岳山~0°37’~車道出会い~0°21’~澤乃井園

◎ 山登り
 4/14 くもり時々晴れ。ほぼシャツ。

 09:20 軍畑駅出発
     しばらく車道を歩く。

 09:57 登山道入り口
     斜面をジグザグに登る。常福院通過。ツツジが満開。緩やかな登山道となる。

  

 10:59 高水山 11:13
     展望なし。

 

 11:40 岩茸石山 11:48
     少しかすんでいるが、新緑と花の名残がいい感じ。

  

 12:17 惣岳山 12:27
     登山者多し。列をなして歩く時も。先行していたH氏を追い越す。

 

 13:04 車道出会い
     集落を抜けて川沿いの道を歩く。向こう岸の巨石でボルダリング。

 13:25 澤乃井園
     川沿いの澤乃井酒造の施設。賑わっている。少し遅れてH氏が合流。
 

◎ 下山後
 ① 澤乃井酒造
 ビールと日本酒。利き酒コーナーですでにほろ酔い。

 

 ② 河辺温泉梅の湯
 汗を流してさっぱり。

 ③ 立川駅居酒屋玉河
 仕切り直しで再び宴。10人全員参加。

 


◎ 感想・反省
 S氏は約5か月ぶりの山行。多少息が上がってはいたようだが、歩きは問題なさそう。復活おめでとうございます!

 自分の足も大丈夫。

 アフター下山が充実しすぎ。大満足。



(45)ナットウ箱山~(46)達沢山~(47)大積寺山

2018-04-15 14:38:15 | 日記
 2018年4月7日(土)

 【ナットウ箱山】 山梨県 1423m
 【達沢山】    山梨県 1358m
 【大積寺山】   山梨県  911m

◎ 参加者 山の会メンバー9人と(体験山行3人)

◎ アクセス 
 行き JR中央本線・笹子
 帰り JR中央本線・勝沼ぶどう郷

◎ 地図
 1/25000 笹子・石和 / 山と高原地図 大菩薩嶺







◎ ルート
 笹子駅~0°46’~登山開始(車道脇斜面)~0°38’~鉄塔下~2°00’~カヤノキビラの頭 ~0°58’
 ~ナットウ箱山~0°19’ ~達沢山~1°19’~大積寺山~0°35’~車道合流~0°18’~ 桃の里

◎ 山登り
 4/7 晴れ。フリース~シャツ~Tシャツ。途中汗ばむくらい。風が吹くと寒い。

 08:44 笹子駅出発
     しばらく車道を歩く。ゆっくり目のペース。途中からペースアップ。

 

 09:30 車道脇の勾配の緩そうなところから鉄塔を目指して登山開始
     伐採した木や枝が放置してあり、それをよけながらのジグザグ登山。

 

 10:08 鉄塔 10:12
     小休止。たまにツツジが咲いている。

  

 12:12 カヤノキビラの頭
     ようやく普通の登山道に入る。

 

 12:30 崩落地通過
     砂質系の地山が崩れてきていている。両側は急傾斜地。
     数年後には通行困難になるかも。

 

 13:18 ナットウ箱山 13:58
     展望はあまりない。この変な名前の由来は不明。

 

 13:54 達沢山
     そういえば、本日はわがチーム以外は誰も見かけていない。

 

 13:58 大積寺山
     再び登山道を離れて道なき道を。時々道らしいところも歩いた。

 

     体験山行のメンバーは落ち葉の積もった下り斜面で苦戦。親分の指導で歩き方の練習。
     ・・・・でもやっぱりすべる・・・

 


 15:52 車道合流
     道端にヤマブキ。

 

 16:10 桃の里
     一面の桃畑。展望台もあり女性陣大喜び。

  

  

 16:50 ももの里温泉


◎ 下山後
 ももの里温泉で入浴。風呂場からも桃の花が眺められる。
 風呂上がりのビールはじっと我慢して勝沼ぶどう郷へタクシーで移動。

 

 勝沼ぶどう郷駅前の「銀月」にて宴。
 コンニャクがうまいらしいが売り切れ!。それでも、ほかのつまみもうまかった。

◎ 感想・反省
 今回も左足裏・両膝にテーピング。8時間ほどの山行だったが足の痛みなし。
 
 ナットウ箱山まで先頭で登る。
 カヤノキビラの頭から尾根道を進み、1487m地点を過ぎた先で北北西に進む場所を見つけられずに南西の尾根に入りかけた。途中で引き返し北北西尾根を発見。分岐までの距離感を持つことが必要。
 下りは地図を用意しておらず、T氏に先頭をお願いした。お手数かけました。


 
 

(42) 伊豆ヶ岳 ~ (43) 古御岳 ~ (44) 高畑山

2018-03-18 14:00:35 | 日記

2018年3月17日(土)

 【伊豆ヶ岳】 埼玉県 851m
 【古御岳】  埼玉県 830m
 【高畑山】  埼玉県 695m



◎ 参加者 山の会メンバー3人と


◎ アクセス
 行き 西部秩父線・正丸
 帰り 西武秩父線・西吾野

◎ 地図
 1/25000 正丸峠・原市場 / 山と高原地図 奥武蔵・秩父

◎ ルート
 正丸駅~1°49’~伊豆ヶ岳~0°22’~古御岳~0°31’~高畑山
 ~1°25’~子の権現~1°00’~西吾野駅


◎ 山登り
 3/17 快晴。フリース。着たり脱いだり。朝晩はウィンドブレーカーがあった方が良かった。

 8:47 正丸駅出発
    メンバーの一人が駅前広場前の店でおにぎり握ってもらってた。
    駅を出て右側の階段を降りて、線路の下をくぐって登山口へ向かう。

 9:10 正丸峠分岐
    正丸峠を経由しないで伊豆ヶ岳へ向かうルートを選択。

 

 9:59 ルート分岐
    男坂と女坂の分岐点。男坂には落石危険の看板。

 

 10:24 伊豆ヶ岳 11:34
    岩場の頂上

  

 10:56 古御岳 11:00
    下って登って。

 

 11:31 高畑山 11:42
    下って登って下って登って。

 

 12:23 天目指峠
    下って登って下って登って下って登って。
    アセビが咲き始めている。

 

 13:07 子の権現 13:22
    いきなり開けた場所に出た。梅が咲いてた。

 

    不思議なオブジェが・・・白い手・金属わらじ・巨大下駄・派手な仁王像・・・

  

  

 14:22 西吾野駅
    駅前の店でビール購入。慌てて 14:32 の飯能行きに飛び乗る。


◎ 下山後
 飯能駅北口から少し歩いたところの蕎麦屋・長寿庵にて会食。

 

 つまみもお酒(地酒・天覧山)もそばも美味しかった。オムライスは食べなかったがビックサイズ。


◎ 感想
 仲間と賑やかに登る山は楽しい。山登りダイエットは無理だが・・・

 本日は足裏・足首・膝(内外)にテーピング(キネシオロジーテープ)をして登った。そのおかげで、長い下り坂でストックも使わなかったが膝・足首の痛みは出なかった。思った以上に効果あり。

 

 
  

(41)宝登山

2018-03-11 10:41:57 | 日記

2018年3月3日(土)

 【宝登山】 埼玉県 497m

◎ 参加者 ソロ

◎ アクセス
 行き 秩父鉄道・野上駅
 帰り 秩父鉄道・長瀞駅

◎ 地図
 1/25000 鬼石 / 山と高原地図 奥武蔵・秩父

◎ ルート
 野上駅~0°42'~天狗山~1°03’~宝登山~0°44’~長瀞駅


◎ 山登り
 3/3 晴れ。フリース。着たり脱いだり。

 9:20 野上駅出発。車道を歩く。

 9:29 登山道入り口。トイレあり。



    木立の中を登っていく。この道は山と高原地図には記載されているが、国土地理院地図には記載されていない。



 10:02 天狗山山頂?
    天狗山も国土地理院地図には記載されていない。行ってみたが看板も見つけられずよくわからなかった。
    とりあえず、ピークらしき所を撮影。

 

 10:40 車道に合流



 10:49 再び登山道へ



 11:05 宝登山山頂
    周辺の山々展望。今年はこのあたりの山を登っていく予定。

  

    頂上周辺にはロウバイが咲いていて良い香り。ロープウエイの駅近くは白梅・紅梅も咲いていた。

  

  

    ロウバイを眺めながら昼食。インスタントラーメン+もち2個。
    丸い鍋がロウバイ園の斜面を転がり落ち、通りがかったカメラマンに拾ってもらい助かった。



 12:16 下山開始。
    宝登山神社奥宮に立ち寄り。ここの狛犬はオオカミなんだとか。

  

 12:42 ロープウエイ山麓駅
    ロープウエイには乗らず、歩いて下山。
    ショートカットをしたら、整備を放棄されたような道を下った。

 13:00 長瀞駅


◎ 下山後
 長瀞駅から御花畑駅に移動し、西武秩父駅の祭りの湯へ。
 何種類もの湯舟があり、露天風呂も気持ちいい。
 施設内の食堂で生ビールで一杯。つまみは”みそぽてと”がお勧め。

◎ 感想
 今回は3時間程度の緩い山行で、花見と温泉がメイン。
 いつも痛む膝も、テーピング+サポーターの効果もあってか全く痛まず。
 次は少し長い距離を歩く予定。