おっちゃんの山登り日記

うまいビールを飲むための中年おっちゃんの山登りの記録

(122)千枚岳~(123)丸山~(124)悪沢岳~(125)中岳~(126)小赤石岳~(127)赤石岳

2022-08-15 11:09:23 | 山登り・ハイキング
2022年8月11(木)~8月14日(日)

 【千枚岳】  2,880m 静岡県 
 【丸山】   3,032m 静岡県
 【悪沢岳】  3,141m 静岡県
 【中岳】   3,083m 静岡県
 【小赤石岳】 3,081m 静岡県
 【赤石岳】  3,120m 静岡県


◎参加者 山の仲間(バンベー)と2人

◎アクセス
 行き 自家用車~畑薙ダム夏季臨時駐車場~送迎バス~椹島ロッジ
 帰り 畑薙ダム夏季臨時駐車場~自家用車

◎地図
 1/25000 赤石岳 / 山と高原地図 塩見・赤石・聖岳





◎ルート
8/11 椹島ロッジ~千枚小屋
8/12 千枚小屋~千枚岳~丸山~悪沢岳~中岳~小赤石岳~赤石岳~赤石岳避難小屋
8/13 赤石岳避難小屋~椹島ロッジ
8/14 椹島ロッジ~畑薙ダム夏季臨時駐車場

◎山登り
8/10 晴れ
自家用車で畑薙ダムの夏季臨時駐車場に入る。

15:00 東海フォレスト運行の送迎バスで椹島ロッジへ。
結構悪路。16時過ぎに到着。周辺散策。立派なレストラン風施設あり。
部屋は民宿風。食事は普通の食堂風。

 

 

 


8/11 晴れ。シャツ。サポートタイツ+ハーフパンツ

6:30 椹島ロッジ出発。
 1/25000 赤石岳(H18)では滝見橋の手前で山に入る地図となっていた。
 実際は旧道は崩落のため通行不能で、現在は滝見橋の先の吊り橋より入山。

 



 鉄塔の下や脇を通過して登っていく。二つ目の鉄塔は下を通らず、東側に登山道がある。
 この周辺の尾根道は広く、また踏跡も明確ではないため、登山道の目印のピンクテープを見失わないように気を付けて歩く必要あり。

 林道を横切り再び登山道へ。時々道標あり。

 

 清水平の水場でのどを潤す。ちっとも平ではなかったが。
 この辺りは木材を運び出した場所で木馬(きんば)道の解説看板あり。馬ではなく人力で運んだと書いてあるが、その方法が思い浮かばない。

 

 シラビソの林の中を登り続ける。登山道脇に駒鳥池あり。標柱の奥に少し入る。

 

 

13:00 千枚小屋到着
 ほぼ予定通りに千枚小屋に到着。登山客ぽつぽつ。追い越してきた20人ほどのツアー客が来ると結構いっぱいになった。



 雲が多く周辺の山々はよくわからないが、富士山の頭はちょっと見えた。



 千枚小屋は1泊2食で13000円。食事はまあまあ。ビールは500で800円、350で600円!
 寝る場所はパネルで仕切ってあったが、お粗末な造りで夜中に倒れてきた。

 台風8号が静岡に向かってきているとの情報。翌日の情報で判断することにする。
 夜中目が覚めると、しっかり雨が降っていいた。


8/12 くもり~雨 シャツ~雨具
 朝はまだ雨が降っていたが、出かける頃にはくもりに、そのあとまた雨が降り出すといった状況。
 予定通り進むこととする。

5:50 千枚小屋出発
 出発時点では小雨程度で雨具なしで歩き始める。少し晴れ間も見えており期待したが、ほどなく降り出して雨具のお世話に。



6:35 千枚岳登頂
 今回の登山で最初の山頂。残念ながら雲しか見えない。



 尾根道を進む。



7:30 丸山登頂
 ほどなく丸山に到着。時々荒々しい岩場あり。

 

8:15 悪沢岳登頂
 日本で6番目に高い山に到達。



 霧が出てきて視界悪し。

 

9:45 中岳登頂
 中岳避難小屋を通過し、10分ほどで中岳到着。

 

12:00 大聖寺平
 トラバース道を黙々と進み、ようやく大聖寺平を通過。



13:15 小赤石岳登頂
 続く登りに息を切らしながらようやく小赤石岳に到着。



14:00 赤石岳登頂
 日本で7番目に高い赤石岳に到着。

 

 視界なし。すぐ先の避難小屋へ進む。
 赤石岳避難小屋ではストーブを焚いて待っていたくれた。先客6人ほど。食事は基本ないため自炊。

 台風が静岡に向かっているとの情報。翌日の状況で判断。

 こんな天候の中、トランスジャパンアルプスレースが実施されており、ゼッケン20番の選手が通過していった。

 


8/13 雨~時々くもり 雨具
 朝の段階では風雨は強くない。山小屋のオヤジサンの話では午後は風雨が強くなる見込み。
 今夜はこの避難小屋でも外に出ることが危険な状況となるとの予想。雨が強くなる前に下りたほうがいいかもしれないとのことだった。
 ただし、椹島に降りても送迎バスは運休しており、本日は畑薙ダムへは出れない状況。
 本日の帰宅はあきらめて、ひとまず椹島ロッジまで下り、そこで停滞することとした。

5:00 赤石岳避難小屋出発
 オヤジサンと避難小屋停滞者に見送られて出発。尾根道はやや風が強かったが危険というほどではなかった。

5:30 椹島下降点
 尾根道から椹島へ向かう分岐点通過。ここから急な岩場を下る。

 

6:55 富士見平
 晴れていれば360°の展望らしいが、何にも見えない。



7:35 赤石小屋
 小屋の管理の人と思われる人を一人見かけただけで、外部に登山者の姿はなし。一息だけ入れて先を急ぐ。



8:25 歩荷返し
 小休止で先へ進む。



11:45 椹島ロッジ到着
 最後に鋼製階段を下って椹島ロッジへ到着。
 やはり送迎バスは動かず。宿泊手続き、素泊まり10000円。
 



8/14 雨~くもり
 朝7時の段階で雨。天候回復後に林道の点検を行って、落石の処理などをしてから運行開始とのこと。
 いつ運行開始となるか不明。何人かは歩いて駐車場に向かっている。
 私は歩いて駐車場へ向かうことを選択。バンベーは運行再開を待つことを選択。

8:00 椹島ロッジ出発
 歩き始めは雨、少し歩くと雨が上がった。運行再開が思ったより早く、バスに追い越される可能性もあったが、そのまま先へ進む。
 林道は数か所で落石が転がっており、落石処理が必要な状況ではあった。
 林道に距離程の看板が設置してあり、それで測ると5km/hのペースで歩けていた。

12:00 畑薙ダム夏季臨時駐車場到着
 思ったより早く駐車場に到着。椹島に入りたい登山者がたむろしていた。
 結局その後送迎バスは運行を始めたようで、バンベーも13時過ぎには駐車場に到着したとのこと。

 


◎感想・反省
 今回は4日間で25時間以上歩いている。今までの山行で一番長時間歩いている。小屋泊りではあったが、自炊のための荷物があり、16kg程度の荷物を背負っての山行だった。
 アップダウンも多く結構ハードだったが、特に問題なく歩きとおせた。事前のトレーニングのおかげと思われる。

 今回の山行で、日本の高い山の1位~7位まで登ったことになる。
 来年は8位~10位まで登る・・・かもしれない。

◎おまけ(花の写真)
 今回はくもりか雨で、いい景色はほとんど見れていない。しかし、登山道脇に様々な花が咲いており、立ち止まっては写真を撮れたので良しとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 



 

 

 








 
 



コメント
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