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おっちゃんの山登り日記

うまいビールを飲むための中年おっちゃんの山登りの記録

(61)草戸山~(75)泰光山~(76)大洞山~(77)高尾山

2018-12-24 19:49:17 | 日記

2018年12月23日(日)

 【草戸山】  364m 東京都・神奈川県
 【泰光寺山】 475m 東京都・神奈川県
 【大洞山】  536m 東京都・神奈川県
 【高尾山】  599m 東京都


◎参加者 ソロ

◎アクセス
 行き 高尾山口駅
 帰り 高尾山口駅

◎地図
 1/25000 与瀬・八王子 / 山と高原地図 高尾・陣馬



◎ルート
 高尾山口駅~1°25’~草戸山~0°40’~泰光寺山~1°15’~大洞山~1°15’~
 高尾山~1°15’~高尾山口駅

◎山登り
 曇り 初めだけウインドブレーカー。フリース着たり脱いだり。少し汗ばむ。

 今回のルートは今年8月に、暑さのあまり途中で引き返したルートの再挑戦。

 8:55 高尾山口駅
    相変わらず登山客が多い。

 

    川沿いにR20を山に向かって進み、道路を横断して峯尾商店の脇の道を少し登り右折して
    民家の脇の細い道から登山道に入る。

  

 9:07 分岐-1
    分岐点を南に進んで南嶺ルートに入る。今回は地図読みの練習をしようと
    頻繁に地図を見ながら進む。そのおかげで登山道をちゃんと見ていないで、右に曲がるべきところを
    左に入って行ってしまった。しばらく歩いて倒木で進めなくなり引き返し、正規ルートに戻る。

  

 9:58 鉄塔
    鉄塔脇を通過。立木にマウンテントレイルのレースのポスター。
    明日この周辺をランナーが走り回るらしい。明日登山する人はまともに歩けなさそう。

  

 10:20 草戸山
    8月以来2回目の草戸山。夏よりも人が少ない。高尾山口駅から南嶺を回る人は少ないようだ。

 

 10:44 榎窪山
    ベンチの足に山名表記。残念!
    登山道脇に根こそぎ倒れている杉の木が数本。最近の倒木のようだ。

  

 11:03 泰光寺山
    やや残念な看板だが、字がかっこよかったので良しとした。
    登山道脇の展望休憩所に手作りのベンチとリュック掛け。いい仕事してます!

  

 11:51 コンピラ山
    コンピラ山への案内板に、作業道(通行止め)の看板。何の作業をしてるのか?
    コンピラ山の看板は立木に番線で縛ってあった。幹が太ったら食い込んでしまう。残念!

  

 11:59 大洞山
    予定通り12時に大洞山。ここでモチ入りラーメンを作る予定だったが・・・・・
    ガスヘッドは持ってきていたが、ガスを持ってきていない!行動食のカロリーメイトで我慢。

 

 12:32 大垂水陸橋
    R20を超える。
 
 

    細い登山道を進む。途中林道のような道を渡る。1/25000 の地図にはない道。
    山と高原地図でも現在地はよくわからない。ひとまず標識を信じて進む。

  

 13:11 分岐-2
    高尾山と城山を結ぶルートに合流。山と高原地図の方が確からしい。

 

 13:30 高尾山
    道が3本に分かれたが真ん中の道を進んで高尾山に到着。登山客多数。
    サンタの帽子をかぶった集団が食事の支度で盛り上がっていた。

 

    下山の途中で薬王院に立ち寄り。多くの建物があり、彫刻が見事。

  

    登山道の脇には「タコ杉」を始め、変な根の木がたくさん。
    人間が道を作ったせいなのだが、文句も言わずに頑張って生きてる。

  

  

 14:29 琵琶滝
    少し遠回りして修行場の琵琶滝経由で下山。途中、割れ目に石を挟んだ立ち木あり。
    石を引っ張っても抜けない。5年もしたらこの石は木に飲み込まれてしまうのだろう。
    修行場の滝の前では修行僧らしき人が塩をまいていたが、時間がかかりそうなので
    修行は見ないで下山。

  

 14:49 高尾山口駅


◎下山後
 高尾山口駅の下をくぐって極楽湯へ。温泉で汗を流して食堂で一杯。
 夏に飲み損ねた生ビール特大とカラミソキュウリ。

  

◎感想・反省
 それなりのアップダウンと15kmほどの山行で、冬季の足慣らしにはまずまず。ストックなしでも
問題なし。
 
 道迷いに関しては、ちゃんと登山道を見ていれば間違わなかった。実際、夏には問題なく通過し
ている。中途半端に地図を見ていて何となく広くて開けている方向へ進んでしまった。チコちゃん
に「ボーっと歩いてんじゃネーヨ‼」と叱られる。しばらく進んでコンパスで確認しているのだが
現在地を誤認して、方向は間違っていないと解釈してしまっていた。
 歩いている時は道と周囲をしっかりと見ること。分岐や勾配変化点などのポイントでは立ち止まって
自分の現在地を確認すること。1/25000の地図に距離情報を入れておけば、現在地の確認に役立つかも。

 昼飯は大洞山でラーメンともちを煮込んで食べる予定だった。ガスヘッドもラーメンももちも
水も持っていた。ガスだけなかった。前日の夜、平標山一緒に行った仲間たちと飲んでいて、ばた
ばたと荷造りしたため、チェックもせずに出発してしまった。チェックリストでのチェックが必要。

 今年の山行は本日で終了。色々なことがあったが、無事故で終了できてなにより。



 
    

 


 

 




     

(74)日の出山~(8)御岳山

2018-12-16 11:49:43 | 日記

2018年12月8日(土)

 【日の出山】 902m 東京都
 【御岳山】  929m 東京都


◎参加者 ソロ

◎アクセス 
 行き 日向和田駅
 帰り つるつる温泉~路線バス~武蔵五日市駅

◎地図
 1/25000 武蔵御岳 / 山と高原地図 奥多摩 御岳山・大岳山



◎ルート
 日向和田駅~0°30’~登山道入り口~0°50’~三宝山~1°10’~日の出山~0°40’~御岳山
 ~1°40’~つるつる温泉

◎山登り
 曇り フリース時々ウィンドブレーカー

 8:40 日向和田駅出発
    新しい駅できれいだった。



 9:07 登山道入り口
    しばらく車道を歩き、梅の公園を通り過ぎて登山道に入る。道はよく整備されている。

 

 9:59 三宝山
    残念な看板の三宝山。残念過ぎて今回の山登りのカウント外とした。



    山の斜面を削り取った登山道。色々な岩の様子が見えて面白い。
    枯れてはいたが、岩の隙間に根を伸ばそうと頑張った木もあった。

 

 11:02 日の出山
    石垣に囲まれた頂上に日の出山。大勢の登山客がおり、鍋を作り出すグループもちらほら。
    元旦の初日の出を見に来る人もいるそうだ。

 

    日の出山の少し下ると東雲山荘があり、となりに立派なトイレがあった。ここまで車が入れる。



    岩に張り付いた桜の木。どこまでが幹でどこからが根なのかよくわからない。



 11:39 御嶽神社鳥居
    鳥居をくぐり、しばらくすると神社周辺の店が出てくる。神社に向かう急坂に天然記念物の神代欅。

 

 12:07 御岳神社
    2年前の8月以来の御嶽神社。これまでの無事故登山を感謝。



 12:11 御岳山
    少し奥に入り、御岳山山頂へ。境内はあまり展望は望めない。

 

    下山開始。少し日差しが出てきた。
    下る途中、不思議な形の木が。一旦分かれたのにまた合体している木や
    いったいこの木に何があったのかと思わせる変な形の木、どこまでも水平に根を伸ばしている木。

 

 

 12:58 つるつる温泉分岐
    日の出山の手前よりつるつる温泉に向かう。



 13:44 車道出合い
    それほど急な道もなく、車道に合流。



 14:00 つるつる温泉
    立派な建物。観光客多し。1時間に1回程度は機関車バスになるようだ。

 


◎下山後
 つるつる温泉で汗を流し、武蔵五日市駅に移動。飲み屋らしき店が見つけられず、そのまま帰宅。
 自宅最寄り駅の”鳥貴族”で一杯。思ったより美味かった。

◎感想・反省
 今回は距離も短くアップダウンも緩く荷物も軽かったため、ストックなしでも膝に問題なし。
 のんびりと自然観察するのにいいルート。


   


 
 


(27)七ツ石山~(26)雲取山~(27)七ツ石山~(70)高丸山~(71)日陰名栗山~(72)鷹ノ巣山~(73)六ツ石山

2018-11-25 17:05:57 | 日記

2018年11月23日(金)~24日(土)

 【雲取山】   2,017m 東京都・埼玉県・山梨県
 【七ツ石山】  1,757m 東京都・山梨県
 【高丸山】   1,773m 東京都
 【日陰名栗山】 1,725m 東京都
 【鷹ノ巣山】  1,737m 東京都
 【六ツ石山】  1,479m 東京都


◎参加者 ソロ

◎アクセス
 行き 奥多摩駅~西東京バス~鴨沢バス停
 帰り 奥多摩駅

◎地図
 1/2500 雲取山・丹波・奥多摩湖 / 山と高原地図 奥多摩湖







◎ルート
 11/23:鴨沢~0°35’~登山者駐車場~2°25’~七ツ石小屋~0°45’~七ツ石山~0°45’~奥多摩小屋テント場
    ~0°40’~雲取山~0°30’~奥多摩小屋テント場(泊まり)
 11/24:奥多摩小屋テント場~0°45’~七ツ石山~1°00’~高丸山~0°30’~日陰名栗山~1°00’鷹ノ巣山
    ~0°40’~六ツ石山~3°15’~奥多摩駅

◎山登り
 11/23 晴れ フリース~シャツで登る。荷物が重いため、最初からストック使用

 8:35 奥多摩駅発
    奥多摩駅は登山客であふれていた。鴨沢方面のバスに乗ろうとしたが満員で乗れず。
    その後の臨時便の2台めのバスに乗って鴨沢へ向かった。5月の連休より人が多かったらしい。

 9:22 鴨沢バス停出発
    ビルの脇に登山道入り口の看板。警察官が入口に立っていた。
    看板のところから階段を登るとしばらく車道歩き。案内板はしっかり出ており、登山道に入る。

 

 9:56 登山者駐車場
    登山者用駐車場の脇に出て再び車道に出る。このルートを下山で使うとき、駐車場の入口の鴨沢近道の看板を
    見落とすと、車道を遠回りすることとなる。
    車道を少し歩くと再び登山道へ。派手な看板が出ている。

 

    山の紅葉はもう終わっている感じ。よく整備された登山道を進む。

 

 12:20 七ツ石小屋
    小屋の奥の広場で昼食。展望良し。富士山が見える。
    ここでもテン泊できるらしいが、休憩の人間がいなくなってからテントを張るのだろうか?

 

 13:10 七ツ石山
    昨年に一度登っている山。尾根道が見える。

 

 13:50 奥多摩小屋テント場
    ブナ坂を経由してテント場へ到着。私のテントはオレンジジ色。奥多摩小屋で受付け(500円)。
    老朽化が進んで、来年取り壊されるらしい。テント場も3月31で閉鎖されるとのこと。

 

 

 14:50 雲取山
    テン場に荷物を置いて雲取山に登る。3回目の登山。天気が悪くなってきており、富士山は見えない。
    すぐにテン場へ下る。えらい数のテントが張られている。水場へ水汲みに行ったら、10人以上が並んでいた。
    水がちょろちょろしか出ておらず、1人5分以上かかっていた。1時間以上かかりそうなので水汲み断念。
    手持ちの水を使い切り夕食。今夜は鳥鍋+うどんに燗酒。

 



    夕陽を眺めながら燗酒。



    18:00前には夕食終了。隣のテントからはすでにイビキが聞こえている。
    こちらも目いっぱい着こんでシュラフにもぐりこんだ。
    22時頃パラパラと雪がテントにあたる音。夜中に何度か目が覚めて寒くて体をさすった。

    4時に灯りを持って水場へ水汲みに。さすがに誰もいなかった。雲の切れ間から月。
    昨夜の鍋にうどん入れて煮込んで朝食。昼飯用の牛丼も準備。
    うっすらと白くなった山が朝日に照らされて美しい。



 6:50 奥多摩小屋テン場
    日の出と共に出発。他のテン泊の人も続々撤収。

 

 7:35 七ツ石山
    再び七ツ石山。確かに近くにでかい石が転がっている。

 

 7:45 鴨沢分岐
    雪が積もっていたら鴨沢へ下るつもりだったが、大丈夫と判断。鷹ノ巣山へ向かう。

 

    天候回復。今日も富士山が美しい。



 8:35 高丸山
    残念な看板。山を越えると急な下り坂。

 

 9:05 日陰名栗山
    残念な看板。石尾根が続く。

 

 9:30 鷹ノ巣山避難小屋
    立派な避難小屋。十分泊まれる施設。トイレもあり。一息入れて山頂へ。

 

 10:05 鷹ノ巣山
    ここでも富士山が美しい。



 11:46 六ツ石山
    鷹ノ巣山から六ツ石山へは巻き道選択。案内板をちゃんと見ないと迷いそう。



    長い下りをひたすら進む。一旦車道に出てまた登山道を下る。

 

 15:00 奥多摩駅
    結構へろへろになって奥多摩駅へ到着。
    奥多摩イワナを焼いていたので、思わずビールと共に買ってしまった。




◎下山後
 奥多摩駅で別ルートで雲取山に登っていた山の会の仲間4人と合流。駅前の天益で餃子・焼きそば・ビール
日本酒などなどガッツリと。私は温泉に入っている時間がなくて残念。

◎感想・反省
 先週は那須岳テン泊予定だったが、雨で氷点下予報で中止した。今回も直前の天気予報で雪予報が出ていたが
登ったことのある山で、いざとなれば鴨沢エスケープという選択肢があるので予定通り決行した。
 寒いことは予想していたので、シュラフカバーも用意して、目いっぱい防寒対策はしていたつもりだったが
夜中に目が覚めた時は少し震えた。ただ、着替えは余計に用意しすぎたようだ。

 奥多摩小屋のテン場は星がきれいと書いてあったが、今回は雪。来年閉鎖で残念。

 今回は荷物が多くて膝に不安があったが、テーピング+タイツ+サポーターでストック使用で乗り切った。
ただ、まだ余計な荷物があったので、さらなる軽量化が必要。
    




  


    

 

(67)武川岳~(68)焼山~(69)二子岳

2018-11-11 21:33:50 | 日記

2018年11月10日(土)

 【武川岳】 1052m 埼玉県
 【焼山】   850m 埼玉県
 【二子山】  883m 埼玉県


◎参加者 山の会の仲間2人と

◎アクセス
 行き 飯能駅~国際航業バス~名郷バス停
 帰り 芦ヶ久保駅

◎地図
 1/25000 正丸峠  山と高原地図 奥武蔵・秩父





◎山登り
 11/10 晴れ~くもり 長袖シャツ+フリース着たり脱いだり

 9:00 名郷バス停
 飯能駅出発の時は座りきれないほどの登山客。途中でだいぶ降りたが、名郷バス停までの登山客も多し。
 トイレを借りて出発。



 9:20 登山道
 曲がりくねった車道を進み、石の階段より登山道に入る。一旦車道に出てまたすぐに登山道へ。

  

 登り始めて間もなく迂回路の看板。西側に巻いてから登り始める。所々に落石注意の看板。立木に石が当たったような傷あり。
斜面には今にも落ちそうな石多数。

 

 ところどころにイノシシ(?)の糞。色々な種が混じっている。
 少し緩い尾根に来ると立ち入り禁止のフェンス。その先の東側斜面が工事か何かで削られている。迂回措置はこのためか?

 

 長年の風化で奇妙な形になった石あり。石に食い込みながらも生きている立木あり。

 

 3本の杉が根元で1本になった3本杉。その先に男坂と女坂の分岐。

 

 男坂へ進むと結構急な岩場の登り。周りの木々は紅葉。

 

 10:13 天狗岩
 なぜ天狗岩というのだろう?



 岩場を過ぎると緩やかな道となった。時々道の脇にアセビの下生え。落葉樹の中の道はいい雰囲気。

 

 10:55 前武川岳
 見落としそうな看板。



 天狗のいたずらか。桜の木が2本、途中からポッキリ折れている。
 その先の道。左側は針葉樹のみ、右側は落葉樹のみ。

 

 11:10 武川岳
 到着時は我々以外誰もいない。そいえば今日はあまり人に会っていない。バス停の登山客はどこへ行ったのだろう?
 別ルートから犬をつれたおじさんが登ってきた。

 

 昨日の雨のおかげか、遠くの山まで良く見える。
 道の脇には時々毒々しい実が生っている。

 

 11:53 蔦岩山
 見落としそうで消えそうな看板。


 
 時々視界が開けると紅葉の山。
 落ち葉の積もった急な下り坂を、立木につかまりながらゆっくり下る。
 たまに林道への迂回あり。

 

 

 12:34 焼山
 看板の奥に斜面を削られた武甲山が見える。北東にはこれから向う二子山が見える。

 

 13:21 二子山(雄岳) 13:38 雌岳
 ややきつい登りで息を切らしながら二子山到着。

 

 二子山から道は二つに分かれるが、沢沿いを進む道を選択。
 落ち葉の積もった急な下り坂。落ち葉の下は粘土で滑る滑る。ロープを使って下ったが、1回こけた。
 沢沿いの道に出たが、増水時に流されたためか道が良くわからない。
 人里が近づいてきたのか、太い根を持つ不思議な形の木の裏に祠。ご神木か?
 時々壊れそうな橋で沢を渡る。

 

 

 14:52 芦ヶ久保駅
 駅のすぐ下の道の駅は結構賑わっていた。タイミングよく来た列車に乗りこんだ。



◎下山後
 西武秩父駅に移動して祭りの湯入浴。汗を流して食堂でビール~日本酒。うまし!
 

◎感想・反省
 思っていたよりもアップダウンが多く、急な岩の登りもあり、ロープが必要な急な下りもあり、なかなか面白いコースだった。日中は暖かく結構汗をかいていたので、ビールが旨いうまい。
 膝は昨日まで少し痛みを感じていたが、今日はテーピングとサポーターで登り、問題なし。ストックは使わなかった。日帰りのため、荷物が軽いこともあるだろう。来週はテントを担いでの山行の予定のため、やや厳しいかもしれない。
 




 
 
 
 


茅刈り~(65)会津駒ヶ岳~(66)中門岳

2018-11-04 11:49:02 | 日記

2018年10月27日(土)~28日(日)

 【会津駒ヶ岳】 2133m 福島県
 【中門岳】   2060m 福島県

◎参加者 山の会の仲間13人と

◎アクセス
 行き 鬼怒川温泉駅~レンタカー~登山口
 帰り 登山口~レンタカー~鬼怒川温泉駅

◎地図
 1/25000 会津駒ヶ岳

 

◎ルート
 10/27:鬼怒川温泉~民宿~茅刈り~民宿(泊まり)
 10/28:民宿~登山口駐車場~3°00’~駒ノ小屋~0°30’~会津駒ヶ岳~1°10’~中門岳~1°10’~駒ノ小屋~2°20’~登山口駐車場

 今回は山の会の恒例行事の旧知の茅葺民宿に泊まって山登りに参加。初日は山に登らず、茅葺屋根の葺き替えの材料となる茅を刈り取る作業のお手伝い。民宿の近くの茅場に行き、手鎌で茅を刈り取り、束ねて組み上げるまでの作業を行った。その後は当然民宿で宴会。
 翌日は民宿より車で登山口手前の駐車場まで移動。日が昇る前から登山開始となった。

◎茅刈り
 10/27 くもり時々雨 カッパ着たり脱いだり。少し肌寒く、民宿では薪ストーブに火が入っていた。

 

 11:30 宴の支度
 今夜は20人ほど宿泊のため、民宿のお母さんは早くも焼き魚の準備を開始。お酒は持ち込みのため、近くの湧き水の水場で冷やす。

  

 12:00 茅場到着茅刈り開始
 民宿のある村にはいくつかの茅場があったが、刈り取る場所の取り決めがあるようで、今回の茅場の半分は刈ってはいけない場所とのこと。
 刈り取る人、不要な葉っぱを取る人、束ねる人と別れて作業開始。今年の茅はまだ細くて刈り取るのは楽だったが、茅葺屋根の材料として使えるかどうかという感じ。私は農家出身のため、草刈・稲刈りは得意。草刈と束ね作業を担当した。

  

 

 17:30 宴
 いわゆる田舎料理ばかりではなく、こじゃれた料理も出てきた。どれも大変美味しい。持ち込んだお酒もどんどんなくなった。お酒が飲めない人以外は、日本酒大好きなようで、勧めたらだれ一人断らずにぐいぐい飲んでた。
 頂き物の白ワインが美味しかったと盛り上がったところで、同じく頂き物の赤ワインを飲もうとしたら行方不明。水場まで探しに行ったが結局見つからず。代わりに買った記憶のない日本酒が1本あることが分かった。・・・謎である。

 

◎山登り
 10/28 晴れ フリース着たり脱いだり

 5:40 登山口手前駐車場
 登山口少し手前で車道は通行止めとなっており、そこの広場に車4台を駐車。それでその場所はもういっぱいで、後から来た車は引き返して道路脇の広い場所に駐車。
 今回の山登りはいくつかの山の合同登山。わが山の会の11人に他の会の3人を加え、計14人で薄暗い中を登山開始。他の会ではもう一班がゆっくりペースで登山ということで、別行動。

 

 登り始めてしばらくして日が昇ってきた。天候も紅葉も素晴らしい!
 標高が上がってくると気温がかなり低いようで、階段に霜が降りていて滑って危険。

  
 
  

 8:40 駒ノ小屋
 駒ヶ岳手前の駒ノ小屋で休憩。日の当たっていないベンチは凍っている。山小屋は閉鎖の作業中。
 山小屋から駒ヶ岳に向かう途中で振り返ると、山小屋が良く見える。

 

 9:10 駒ヶ岳
 木道は滑って危ないので、木道と木道の間の地面の部分を登って山頂へ。藪の中でやや狭い。

 

 駒ヶ岳から中門岳に向かう。木道は相変わらず滑り、脇の立木には霧氷が・・・・
 日が当たっている場所の木道は霜も溶け、安全に歩ける。

  

 湿原の泥炭層にできる池沼のことを池塘(ちとう)と言うそうである。駒ヶ岳・中門岳周辺には多くの池塘がある。山頂付近で流れ込む川もないのに水が枯れない不思議な池である。

 

 10:20 中門岳
 ゴルフ場のグリーンのようななだらかな草原という感じの場所。どこが山頂だかよくわからない。大きな池塘の前に看板はあるが、さらに奥まで進めて展望のいい場所にベンチが設置してある。山々の紅葉が美しい。

  

 一休みして、きた道を下山。膝に不安があるため、下りはストック使用。
 下りは駒ヶ岳は通過せず、巻き道を使用。

 11:30 駒ノ小屋
 ベンチで休憩。山小屋は冬季閉鎖の雪囲い完成。トイレを借りたがすでに電気が止まっていた。山小屋のスタッフは我々と前後して下山。

 下りもさわやかな風の中下山。紅葉・黄葉が素晴らしい。

  

 

 13:50 駐車場
 膝が痛くなってきていたが、何とか無事下山。下りでは時々こけそうになった。

 


◎下山後
 温泉~蕎麦屋。そばがギリギリで間に合ったが、大盛はできず。大変美味いそばっだったのでもう少し食べたかった。
 そば粉で作るお菓子?"はっとう"も甘くておいしかった。

 

 レンタカーで鬼怒川駅に到着後、指定が取れた電車の出発時間まで1時間ほどあったため、駅前広場で小宴会。電車に乗っても席がバラバラで静かに乾杯。本来乗り換えるべき春日部駅を通過して北千住駅まで行って、ホルモンの店で打ち上げ。明日は会社だというのに・・・・。
 

◎感想・反省
 相変わらず、山の会の山行は下山後まで充実して実に楽しい。しかし、よくこれだけ酒好きが集まったものだ。

 下山時の膝の痛みあり。前回の山行同様右ひざが痛かったのだが、下山後半は右ひざをかばったせいか左ひざにも痛みが出た。そのせいか何度かスリップして転びそうになった。何とかストックで持ちこたえたが、あまりいい状態ではない。
 膝痛対策トレーニングの本は持っているので、まじめにトレーニングすることとする。